もうドル円ショートとドルカナダロングはスイングでほっておくことにする

昨日の強制ロスカットは、完全にポジション管理ミスだった。

 

昨夜、ポジションが全損したあと、ドル円を売り直し、ドルカナダを買いなおした。

そのご、NY勢が執拗にドル円を買ってくるところに売りあがり続けて、最終108.20あたりまでドル円のショートを作った。

 

108.20というのは最近のレンジのほぼ最高値のレートであり、これがお宝ポジションとなるかどうかは自分の運次第である。

 

しかし、先週から自分は運にかなり見放されてはいる…。

 

本日は、先週今週でかなり疲弊してしまい、

デイトレする気力がない。

 

現状のポジション切られない限りは当分ホールドのスイングにしておこうと思う。

 

利食いを考えるのは、

ドル円が108割れあたりから。ドルカナダは1.3260超えたあたりである。

 

ドル円についていえば、ここから下落する確証はない。しかし、上昇する優位性も感じない。

 

日足で見た時にボリンジャーバンドが収縮しており、どちらの方向にも優位性がないのだ。

 

本来ならいまのドル円は様子見すべき状況にもある。

 

ただ、週足で見た時は、レンジのほぼ上限に位置しており、少なくとも買い場ではない。

 

ドル円の現在の均衡が上に崩れるのは109.30あたりであり、ここを抜けない限り、現在のドル円は上昇トレンドとはいえず、レンジである。

 

となれば、いまのレートはかなりの高値圏にあり、絶好の売り場、ということになる。

 

もしドル円が109.30を抜ければ、200日移動平均線を完全に越えるとともに、週足日足どちらにも逆三尊が完成するという、きわめてレアなテクニカルパターンが完成するにもなる。

 

これは強烈な上昇シグナルとなる。

 

しかし、そんなものが完成するのか…という疑問がある。

 

これが完成すれば、ドル円はテクニカル的に見て112くらいまで上値余地が出ることになる。

 

もちろん、これがないとはいえない。

今年の前半はドル円も112円を試す局面があった。

 

それが下に崩れたのが、米中貿易懸念の悪化であって、いまドル円が戻しているのは、その改善や解決が期待されているからである。

 

いまのドル円の主要材料はこの米中問題で、

この問題が完全に解決すれば、ドル円も112円を追う可能性は高い。

 

しかし、ここまでこじれている問題が完全解決などするのか、という疑問がある。

 

いまの市場の楽観は、米中部分合意の第一フェーズの合意の署名がどうのこうの、という話だが、

自分ももちろんだが、市場そのものが、そのフェーズたやらがなんなのか、がよくわかっていない。

 

観測的なニュースばかりがでてきて、各国の公式見解での詳細はなにも示されてないからだ。

 

しかし、市場はそれでも期待で動くものなのな、フェーズというわけのわからない株を買うかのように、よくわからなくても、とりあえずリスク資産を買いまくる。

 

そういう動きがあらゆる金融市場に派生し、

全世界がこのよくわからないフェーズをバリュー株かのような、株を買い、債券を売り、ドルを買っている。

 

とはいえ、自分としては、現在世界経済の減速懸念があるなかで、ドル円が112まで上値を追うイメージはわかない。

 

短期足で今後のドル相場を眺めた時

 

4時間足レベルでみたとき、ややドル売りの上昇気配を感じるのが唯一感じるのがユーロドルで、

 

ここでのドル売りの優位性が、ドル円の反落に少し優位性を与えているように見える。

 

ドルカナダについては、今週からもう買い目線に変えているが、

ドルカナダは、まずはもう一段の上値を試さない限り下落の目はもうない、と言わざるをえない。

 

まず、週足は完全に200SMAをうわ抜いてしまっており、

日足はボリンジャーバンドの下バンドからの上昇途中の形でミドルバンドにからまって、まだ上バンドを試していない。

 

1.3200が強固なレジスタンスにはなっているが、ここが破られると

4時間足の200SMAを超えることとなり、買いも加速することとなるだろう。

 

昨夜おとといとドル買い相場のドル円の執拗な上昇により、リスクオンでは下に押されるドルカナダも、1.31すら割れず、カナダの経済指標が悪かったことで、カナダドル売りが起こり、ドルカナダの下押しを終え、

その後のISMの予想日プラスのドル買いの漁夫の利を受けて、前日比高値すら超えた。

 

ドル円の異様な底堅さが、ドルカナダの上昇を抑えているはいるものの、この圧力が緩和するだけで、ドルカナダは上値をより追いやすい状況にあるように思う。

 

ということで、現在のドル円の売りとドルカナダの買いには、それほどヤケクソなつもりはないない。

 

違いは、これまではデイトレスタンスで、20-30pipsで利食いして回転していたが、

今回は100pipsクラスを狙うまでポジションを食わない、ということである。

 

先週の火曜から、あまりにも負け続けだ結果、ちょっとデイトレする気力が出ない。

 

別にターゲット届くなら今日中にでもポジションは利食いするつもりだが、

 

今日一日でドル円が108を割れて、ドルカナダが1.32を超えるまでいくのは難しい感じがする。

 

本日のトレードはスイングのつもりにつき、ほとんどなにもエントリーしていないが、

ドルカナダのみ保有ポジション量が少なかったため、買い増ししている。

 

とりあえず、本日は勝つにせよ負けるにせよ、結果が出ない限り、以下のポジションは動かさないし、これ以上エントリーする気もない。

 

ポジション

USD/JPY  S 109.212 109.207 109.157 108.991 108.957 108.956 108.955 108.947 108.936 108.935

USD/CAD   L 1.31362 1.31569 1.31671 1.31673