月曜早朝はドルカナダ買いから

本日はトレード時間が取れないかもしれないので、

朝からのトレードチャンスを見ていたら、

ドルカナダに好機を見出した。

 

本日は朝がまた米中問題のリスクオフ気味の報道で、為替相場は全体的に小幅にリスク方向で窓開け。

 

もういい加減、この手の話は食傷ぎみだが、

これにより、ドルカナダは上窓を開け、そこからすぐに窓を埋める下落をした。

 

窓開けたり埋めたりはどうでもいいとして

ドルカナダは、1.3305を超えた段階で、高値圏レンジを買い豚が勝ち、上の伸びる方向になってしまっていると思っている。

 

雑に見ると、ドルカナダは1.3350アンダーでトップアウトし、4時間足ベースではラウンドトップ気味に下落しているように見えるが、先週末、1.3290あたりでのレジサポ転換を試すような動きをNY時間には示しており、つまり、1.33前半あたりの下押しは、個人的には現状すべて買い場と見ている。

 

つまり、いま4時間足で発生しつつあるラウンドトップは、下落のシグナルではなく、どこかで起こる上昇圧力を放出するための充電の時期で、

この下落シグナルは、早晩ダマシになるようにら思っている。

 

朝の窓開けとそれを埋める窓埋めの流れの中、窓埋めでの下押しがちょっと走ったことが、レート的には安すぎのオーバーシュートのような状況になったとみて、この辺りで買いを入れた。

 

リスクオフ方向といえば、ユーロ豪ドルも、先週末の押しはなんだったんだ…というような戻りを見せつつあるため、買い場のようにも思えるが、

 

やはり、このクソ通貨ペアに関しては、どれだけここから暴騰しようが、やはり買うのはやめることにした。

もうこの殺意以外の印象を持てないユーロ豪ドルは、売り一択で考えようと思う。

 

今年のドル売り基調は米中貿易問題を下落の主要因と見立て、中国に関連の深い豪ドルが売られることで、ユーロ豪ドルの上げを演出しているが、

 

自分としては、これからも続くであろうドル安相場と異なり、豪ドル売り相場はいつか終了すると思っている。

 

現在のドル安があたかも米中問題でのみ発生しているように見えるが、現実のドルよ弱さはより根源的な問題で、米中問題が解決したところで解消されるものではないと思っている。

 

いまはメインテーマを米中問題に据えたドル安が生じているが、このテーマが別の問題にシフトし、それでもドル安が継続する時、

ドル安とともに豪ドル安も生じる、という相関は反転し、ドル安に対し豪ドル高い、という逆相関が発生する時が来るように思っている。

 

その時がユーロ豪ドル売りの好機であり、

それまでは、豪ドルがまだまだいたぶられる可能性はあろうし、そのぶんユーロ豪ドルが上値を追うとは思うが、やがて、ゴミとはいえない豪ドルが売られるながら、ゴミに等しいユーロが買われれという狂った組み合わせも終了するように思う。

 

では、それまではユーロ豪ドルを買えば良いという考えもあろうが、とにかく、ドル円買いはともかく(これもかなり苦痛だが)、ユーロ豪ドルの売りだけはどうしてもやりたくない。

 

ユーロ豪ドルを買うことを、一時的に資産価値があるからと、水や食料を売り、その代わりに購入した大小便を後生大事に金庫の中にしまっておく、というような狂った行為にしか思えない自分としては、やはり、ユーロ豪ドルを買うことは苦痛だし、先週のように買って損切りされるとかあると、もう発狂しそうなほどストレスが溜まる。

 

こんな自分がいつかユーロ豪ドルを買いたい、と思う日が来るのだろうか、と思うと、もしかしたら一生来ないのではないか、とすら思っている。

 

それはユーロというまやかしめいた通貨は、いつか解体すらするんじゃないか、とすら思っているからである。

 

もしユーロが解体されるとなれば、ユーロはデノミばりにその解体の日まで何段も根を崩すことは必至で、その後、欧州各国が各国で独自通貨を採用することとなり、ユーロの代替えがかつてのようなドイツマルクなどに戻ったとしたら、マルク豪ドルとして買いたいと思うかもしれない。

 

それほど、ユーロを信用しておらず、だからユーロ豪ドルに対して、その上昇を自分は全く信用していないのである。

 

いま世界に流通する通貨のうち、新興国通貨を除けば、ユーロに劣る通貨はドル以外にはないと思っている。まあ、それほどドルは終わっている、と自分は考えているわけだが、その根源的な価値を無視できるだけの、基軸通貨の信任がドルにはまだありそうで、ドルはユーロよりはしぶとく生き残る可能性も低くはない。

 

現在のテーに基づき、ユーロ豪ドルがおかしな上昇を続けるという意味では、ドルカナダについても似たところがあり、長期的にはドルカナダも下落するとは思っているが、

 

ドルカナダは米ドルと一蓮托生なところとあるため、まだドルカナダの買いについては、ユーロ豪ドルの買いよりはるかに許容できる。

 

ユーロ豪ドルが狂気じみた高値安定を終えた時は、ドルカナダも本来の方向(と自分が考えている)下げに転じるとは思っているが、

米中問題が市場のテーマであり続ける限り、ユーロ豪ドルの代替え的な位置付けとして、ユーロ豪ドルを買わないなら、ドルカナダは買ってみてもいいのではないか、と思っている。

 

ということで、今週の初トレードは、ドルカナダ買いである。

 

ポジション

USD/CAD  L 1.33090 1.33094 1.33095