雇用統計の本日となんとか勝ち…しかし!

本日の雇用統計は、というか、最近の雇用統計は、ほとんど値が動かない。

 

最近、こんなのばかりで、そもそも、今の時代、世界にとって雇用統計が重要な指標となっているのか、疑問がわくほどである。

 

本日はドル売り目線で、

雇用統計前からドル円は106.70あたりで売りを小さく持って待ったが、指標発表後、上に跳ねられたので、107.10越えの戻り高値まで売り上がり続け、その後の押しで雇用統計前のポジションが含み損のままだったが、上で売り持ちしたポジションと合わせて決済することでプラスとなった。

 

ドル売り目線とはいえ、リスクオフ相場を想定していたため、ドルカナダは買いで考えていた。

 

1.33を上回ってる段階で、もはや高値圏のレンジは上抜けしていると判断し、

これまた雇用統計の前から小口で1.3310アッパーで買いを持ったが、雇用統計のあとドル売り圧力が強く、ドルカナダは最初下に踏まれた。

 

これも下に買い下がり続けた後、これはテクニカル要因であろう、そこから1.3330あたりまで戻したところで、利食いをはじめ、伸びが悪いところで、1.3320割れのあたりで、すべて利食いでスクエアにした。

 

ドル円にしてもドルカナダにしても、闇雲に売り上がり買い下がりを続けたわけではなく、自分の中でそれぞれレジスタンス、サポートを想定しており、それな抜かれたらすべて損切りするつもりだったが、幸い、そのレジサポはドル円、ドルカナダともに守る形となり、なんとか勝てたわけである。

 

この2つのみなら、本日は完勝でかなりの利益を取れていた。

 

問題は別の通貨ペアである。

 

それは、忌々しい自分にとっての天敵、ユーロ豪ドルである。

 

ユーロ豪ドルは基本、死ぬまで買いたくないと思うほどの売り目線ながら、

本日はなんと買いで入ってしまった。

 

その理由は本日延々東京勢がユーロ豪ドルを売っていたからである。

 

これまでさんざん豪ドルをいたぶり、NYの豪ドル売り受け取りさんざん豪ドルを売ってきた、東京。豪州雇用統計や、豪中銀金融政策発表では、自らで率先して豪ドル売りを増幅させ、

豪ドルドルを売り倒し、ユーロ豪ドルを買い倒してきた。

 

それが前営業日からのロンドン NYからの豪ドル買いを引き継いだ途端、延々、豪ドルドル買いでユーロ豪ドル売りである。

 

この現金な様には胸糞が悪く、ロンアニどもがこの風見鶏どもを刈ることを想定して、あえての買いを入れてしまった。

 

ロンアニ参入前から買いを入れてしまったので、15時代に自分のロングポジションはメタメタにされた。

 

ロンアニ参入後ようやく戻りが少し出てきて、そこで損失をある程度減らしたものの

 

ロンアニの初動の勢いが収まると、またずるずるとユーロ豪ドルは下落。

 

雇用統計後も自分はユーロ豪ドルを買い向かい続け、小幅な戻しでいくらか利益を取ったものの、下げ幅の方が明らかに大きな分の悪さに、結局、最後の最後まで、ユーロ豪ドルのトレードについてはプラス収支をあげることができなかった。

 

このユーロ豪ドルの負けが足を引っ張り、本日の収益は微益という結果に終わった。

 

現在はすべてのポジションを決済し、スクエアである。

 

今日のような動きのない相場で、週をまたいだ持ち越しのポジションは何も持ちたくない。

 

来週以降もドル売り地合いは続くようにおもっているが、そのドル売りがドル売り相場なのか、リスクオフ相場なのかによって、その他通貨ペアの方向は時に真逆なものとなる。

 

その意味で、来週はドル円をメインにやるのが無難なのかもしれない。

 

しかし、ユーロ豪ドル、売ってもダメで、買ってもダメ…ここまで勝たせてくれないか。

 

ユーロ豪ドルについては、もはや殺意しかわかない。