ほんとお前ら、祝日円高狙い好きだね…

自分が為替相場をはじめて、

なんどこういうパターンを見てきたことだろうか。

 

NYクローズ間際で、ドル円相場を見てみると、

レートは107.50あたり

 

この一週間がなんだったんだと思わせるほど、

今週開けのレートにほぼ逆戻りである。

 

NYグリードどもは、日本の祝日を円高に持って行くのが大好きである。

 

年初のフラッシュクラッシュも三が日の祝日だったし、この例だけでなく

 

これまで何十回レベルでこういうやり方を目にしてきた。

 

欧米グリードにとっては、

日本の祝日を円高に追い込む、というのは、

完全に聖杯レベルである。

 

しっかり統計を取ったことはないが、

祝日の前日はその始値から、とりあえず円買いやドル売りしておけば、翌日の祝日は、はいドル円暴落、クロス円暴落…みたいな感じで、かなりの勝率なのではないかと思えてくる。

 

今年ゴールデンウィークあたりからのドル売り相場もそうだが、トランプ大統領も、普段の週末はあまり発言しないのに、日本の祝日がからんだ日柄では、やたら発言しているようにも思える。なんだか、トランプすらもこのアノマリー?の共犯者なのではないかと思えてくる。

 

この手のグリードどもの狙いは、やはり円売りをしている本邦個人投資家の金融資産か。

 

というか、このご時世、いまだにドル円買いとか豪ドル円買いとかでホールドしてる個人投資家がどれほどいるのだろうか。

 

あ、そういや、トルコリラはメキシコペソあたりなら、トルコ円やペソ円買いで、スワップ狙いのホールド勢がまだまだ幅を利かせているかもしれない。また、南アランド円なども、根強い信者がいるかもしれない。

 

いずれにしても強烈な円高に持ち込み本邦の円売り勢を祝日に喰らいにくるグリードどもは、

強盗みたいなものである。

 

まあ、ポジションをみすみすホールドし、食われてしまう投資家も自業自得とは言えるけれど…。

 

別に円売りホールドは義務でも強制でもなく、各投資家が自ら選んだものではある。

 

自分は、投資は自己責任、という言葉は大嫌いだけど、無防備に損切りせず、食われてしまう投資家には同情できない。

 

というか、自分もしばしばそういうのでやられることもあるので、同情する、などと言える立場ではないのだ。

自分もまあ同じようなところはある。

 

とりあえず、自分はノーポジで週をまたぐので、週明け何が起こっても実害はないが、

やはり来週の月曜はトレードを控えようと思う。