NY参入前に、ドル円、ユーロ円ショートをいったん利食いでスクエアに

20時前にすべてのポジションをいったんスクエアにした。

 

USD/JPY  S 106.565  106.468 → 106.32 利食い

EUR/JPY  S 118.104  117.886  → 117.80 利食い

 

 

ユーロ円は、118.80以下に強めのサポートが密集しており

それ以上落ちてこない。

 

ドル円もまた、106.30アンダーのサポートを守っていることから

 

ロンドン時間でのこれ以上の円高は難しいように思えてきた。

 

また、これはよくあるパターンだが

米債利回りが下落しており

米債利回りの低下は、一般にドル売りを促すが

これがNY時間であればドル円も素直に落ちていくのだが

ロンドン時間でこれが起こると、ドル円は落ちにくくなる。

 

なぜなら、ロンドン時間は基本円ベースで動いておらず

ユーロ、ポンドベースで動くからである。

 

これがどういうことかといえば

米債利回り低下でのドル安となると

 

ユーロドル、ポンドドルなどのドルストレートの欧州通貨でドル売りが起こり、これら通貨ペアが上昇しやすい。

 

となると、ドル売りからのユーロ買い、ポンド買いの圧力が発生し、ユーロ円、ポンド円などでは、ユーロ、ポンド買いがまさり

円が売られやすくなり

ドル売りといえども、ドル円においても円安の圧力がかかり、結果、ドル円が下がりにくくなってくるのである。

 

円ベースの値動きは、基本、ドル円が主導しており

クロス円たるユーロ円、ポンド円が主導することはあまりない。

 

ドル円が下がらないとなれば、円高相場にはなりにくく

結果、ユーロ円、ポンド円なども下がりにくくなってしまうのである。

 

そろそろNY勢も参入しそうなこともあり

NY序盤は乱高下が発生しやすい。

 

ということで、いったん円高狙いのポジションはスクエアとした。

 

次なるトレードは、NYの本格参入を待ちたい。

 

ちなみに、今回の勝ちで

8月初頭のドル円109.30からの米国の追加関税報道の下落加速でのドル円買いに向かってめちゃくちゃにやられた損失分を

ようやくすべて取り戻すことができた。

 

8月1日の大負け分をすべて取り戻すのに8月20日までかかった。

 

無理して一気に返さず、こつこつやっていった結果だが、

営業日にして15営業日近くかかっており、

 

それだけ8月1日の打撃はでかかった、ということである。