案の定、さらなる安値を追う東京。デイトレポジションを利食い。
東京勢は、今回もまた、NY勢の売りに対して、いい利食い場を提供してくれた。
相も変わらず、NY勢にとっては、どこまでも忠実なしもべである。
ドル円は案の定、先週安値である106ミドルを割れ、105円代に向けての準備が整った。
ただ、106円を割れたとしても105円代からはちとサポートがきつくなってくるため、104円代へのアタックは、状況次第では失敗する可能性もある。
無論、106円を割れることもなく反転上昇し、底打ちする可能性もなくはない。
特に東京勢のヒステリックな売りを踏みあげて刈りに来るのはロンアニどもの大好物なので、本日のロンドン時間は、ドル売りからの反転攻勢に要注意である。
ユーロドルはといえば、この東京のドル投げ売りによって、1.1115あたりを抵抗帯としていた中期のダウンチャネルを突破し、ここまでの下落トレンドはこれによりテクニカル的には消滅した。
ユーロは、ユーロポンドのポンド売りと、ユーロ豪ドルの豪ドル売りの後押しがあるため、円とスイスフラン以外では消去法的に売られにくくなっている。
ここにドル売りという地合いも合わされば、ユーロドルはここから大きく下げる弱さはないといえるだろう。
ユーロドルが上にあく抜けしたことで、ここから上は1.13あたりまで強めのレジスタンスはほぼ見当たらず、今後、さらなる続伸の期待が高まるところである。
以上は中期ベースの見立てだが、朝方に積み増したドルショートポジションはこの東京序盤の下落を見越してのかなりハイロットなものであったため、デイトレハイロットポジションをサポート割れの投げ売りタイミングで一気に利食いし、ポジションを軽くした。
ポジション
USD/JPY S 06.604 106.575 106.566 → 106.30 利食い
これで残りのポジションはスイングベースの軽いものとなったため、
残りのポジションは、ホールド。
ドル円が下落し続ける限り、ピラミッティングでスイングホールドを増やしていく。
一応のメドは、105円ミドルだが、ここも底割れした場合、104は十分射程である。
ドル円の全損切ラインを106.75に引き下げ、
ユーロドルの全損切ラインを、1.1000に引き上げて、あとはスイングポジションとしてホールド。
これにて現ポジションは、損切りにかかってももうマイナスはない。
ポジション
USD/JPY S 107.071 106.645 LC 106.75
EUR/USD L 1.19885 1.1107 LC 1.1075