ドル円さらに買い増し
まさかドル円の買いでこれだけやられ
NY市場の中盤において
ナンピン買いをせねばならないとは、思いもしなかった。
108.05あたりは、
NYが、107.20から109.30まで進むことになった
トレンド中期にその起点を作ったラインである。
ここが崩れない限り、ドルの戻り相場は否定されない。
自分がもしノーポジションだったとして
いまドル円を売るか買うかと問われたら
まず、買うにしても反転シグナルを待ちたいところだが
少なくとも売りはしない。
東京勢の起点は、ロンアニの草刈り場とされるガラス板のようなもろいラインとなることがほとんどだが(そう、本日の、108.80のように)、NY勢の起点は、為替相場全体が、箱入り娘の様に大切にする。
しかも、108.05を起点として、108.30を上抜いた時間は、東京時間22時ごろ。
つまり、ここにいたのはNY勢だけではない。
NYはまだ午前9時ごろの朝が始まったばかりで
その起点を主導したのは、むしろロンアニである。
ロンアニとNYがタッグを組んで買い上げた起点を割ることは
本日のような極端な債券利回りの低下、という相関性のみでは、困難であろうと思う。
しかし、本日はドル円にさんざんいたぶられているのに対して
あのにっくきユーロ豪ドルには、救われている。
ユーロ豪ドルが戻りを困難にしているのは
東京勢が、ユーロ豪ドルのド天井を掴んでくれたからだろう。
相場は東京勢が利する方向にトレンドは走らない。
東京勢でユーロ豪ドルをどれけのものがトレードしているかわからないが、ゼロでなかろう。
でなければ、昨日、あんなド天井を作るほどの買いが起こるわけがない。
この間抜けな東京勢が真に絶望するまでユーロ豪ドルはじり安を続けるだろう。
まずは前回安値である1.59割れ。
ここが割られれば、昨日ユーロ豪ドルを東京時間にNY追随買いで買ってきたバカのほとんどは、ポジションを投げざるを得ない。
では、前回の1.59割れの安値圏が反発した時間はいつごろか。
16時ごろであり20時ごろである。
つまり、ロンアニどもが底値買いした位置である。
では、1.59を割れたが、こいつらも困るかといえば、困らない。
こいつらの目先の利く連中は、昨日の東京勢の間抜けな天井買いのところですでに利食い場としているだろうからである。
ポジション
EUR/AUD S 1.61499
USD/JPY L 108.183 108.399 108.234 108.078