ドル円がハイロットで強制ロスカットで全損

自分が108.90あたりからドル円を買ったところから、たった2時間あまりで50PIPSもアゲインストにとられてしまった。

ドル円のボラからすれば、そこまで短期間に落とすとは思ってもなく、レバレッジを最大にしていたことが裏目に出てしまった。

 

ドル円は、108.95のサポートを割れてから、下落が突き進み、最後は、108.30すらも割れる下落。

 

米株はそれほど下落していないし、NY市場においては、反騰しているなか、米債利回りの急低下のみに影響を受けてしまった形だ。

 

今月はドル高と考え、損切りを置かず、買い下がり続けたら、いつのまにかレバレッジが最大まで膨ませてしまっていて

 

23時の指標発表のさらなる売り加速で、マージンコールにかかり、全決裁されてしまった。

 

おかげで、1.6220でもっていたユーロ豪ドルも巻き添えをくい、すべてのポジションが月初早々失われてしまった。

 

ユーロ豪ドルのショートは即座に持ちしショートを持ったが、反射的にドル円ロングも再度もってまたロングで入ったことにはテクニカル的な根拠はほぼない。

 

108.30を下回った段階で、テクニカル的にはもう買いの目はないのである。

 

ただ、109を超えて、テクニカル的に売りの目がないところをここまで急激に押されたのだから、今のドル円はテクニカルを根拠に売ったところでしょうがない、と思ってしまっている。

 

はい、やけくそです。

 

月初早々、為替相場のお約束がこうもうまくいってしまうとは思わなかった。

 

為替相場のお約束…東京勢が欧米たち共有の養分である、ということである。

 

先月のドル円相場で、東京是はことごとく養分になることを回避したスマートなトレードしていたので、東京勢を最近は信じ始いた。

 

ただ、昨日の、ユーロ豪ドルの、バカとしか思えない高値追いからの天井掴みを見て、やはり東京勢か…と大失望してしまっていたので

その直近の失望感を信じていれば、東京勢の買いに押し買いをしようなどという考えは、

テクニカル的に買いシグナルが出ていたとしての、結果だけをみれば、愚の愚の策であった。

 

8月に入っても、NY様に追随することしか脳のない東京勢が、単独で高値更新を行って、間抜けな天井を掴み、そこからそれがロンアニにすべて刈り取られる、という十年一日のごとく、為替相場で起こっている出来事が再現された。

 

東京勢が本日買い上げた109.30アッパーという単独高値は、買い豚からすれば、これ以上にない利食い場で、そもそもこの東京勢のロングが、無傷のまま上値がさらに追われる、ということは、東京勢を1ミリも信じていなければ、想像もしない戦術となっていたことだろう。

 

8月はドル高相場になる、昨夜のFOMCの結果を受けて自分は考えるようになっていたが

であるとしても、買いのポイントは、東京勢が助かる節目などではなく、東京勢がすべて刈りつくされた後の、さらに先を見据えなければならなかった。

 

本日は、東京刈りに参加した連中は、数時間あまりで50PIPS以上のバジェットとなったわけで、ドル円の1日の値幅を考えれば、こんなおいしい相場はなかったといえるだろう。

 

月初は各ファンド勢が月のポートフォリオを組み押す最初で、ロンアニにおいても成績稼ぎか、かなりがんばってポジションを張ってくる。

 

で、本日は、そのエネルギーを

全力で東京刈りに向けてきた。

 

まさか、ドル円でこんなことになるとは思わなかった…。

 

月初スタートだからか、本日のロンアニは張り切りまくり、ドル円の1日のボラティリティを考えればそれを逸脱するほどのドル売り攻勢をかけ続けてきた。

 

結果として、東京勢のロングをすべて切り刻み終えたのだから

月初のロンアニの東京刈りは、教科書に「東京刈り」という項目があれば、もうその典型的なパターンとなるほどに、見事な東京勢の養分っぷり示すままにNY市場に戻ってきた。

 

東京時間18時ごろから開始された本格的なドル円の切り崩しは、

 

まず、ドル円の東京時間20時の1時間足を、陰線で終わらせた。

ロンアニのごりごりの売りは、21時になる間際まで続けられ

1時間足の終値は、

きっちり1時間足でのボリンジャーバンドのミドルバンドの下で引けるという迷彩が完成されてしまったわけだ。

 

この段階で、ドル円は、まだまだ108.90アッパーにあり、ここでショートドテンも一瞬考えたが、ミドルバンド割れからの追っかけショートは、最近失敗することがあまりにも多かったため、ドテンすることができず、

むしろ、買い増ししてしまった。

 

同時にドル円の上昇の大きな根拠となる米10年債利回りがすさまじい急降下をはじていて

前営業日安値更新した。

 

この米債利回りの極端までの動きの、月初名ではののだったかもしれない、

 

この段階で、ドル円の買いはかなり危ない状況ではあったが、

昨夜の継続的利下げ期待の後退からのドル買いでの109突破は、5月からのドル売り相場をテクニカル的に転換するには十分な上昇で

ドル円を売り目線とすることは最後までできなかった。

 

しかし、ロンドン市場に急に発生した米債利回りの急激な下落は、

これは東京時間の上げをすべて打ち消すに十分な下げで

 

これにより新規の売り豚を勢いづかせ

既存の買い豚(主に東京勢)のヒステリックな投げを誘発させてしまったのだと思う。

 

ロンアニの思惑通りに売りが売りを呼ぶ状況になったことで、ドルはさらに売り進められ

東京勢が買いの起点とした、108.80を割り込み、ここにさらなる東京勢の投げが加わり、下げが加速。

東京時間の全時間で、ドル円を買っていた者は、すべて大幅な含み損となるような状況となり、

哀れ東京勢は完全敗北のロンアニの養分となったのである。

自分もその一人である。

 

7月はロンアニは東京刈りにことごとく失敗し、東京勢にさんざん煮え湯を飲まされていたが、8月しょぱなから、早くもそのリベンジを果たされてしまった格好である。

 

ロンドン時間のたった2時間でドル円が50PIPSあまりも下落することなど、通常ならかなりまれなケースで、それだけロンアニ執念の売り玉の多さと、それに押された東京勢の買い玉の損切りが多かった、ということだろう。

 

東京勢についていった自分は、完敗である。

 

あらためて、東京勢など信じるに値しない、という基本原則に今後は立ち返らねばならないと思っている。

 

昨夜のNY勢の戻り売りを否定した東京勢をロンアニはきっちり否定された。

 

東京勢の売りを、ロンアニやNYが否定して買い上げた時は、ロンアニ、NYが手を取り合って、そのトレンド方向へどんどん突き進むが、東京勢がNYの売りを否定したときは、ロンアニはまずそれに賛同しない。

 

結果的に、本日東京が破った109は、レジサポ転換の意味をほとんどなさず、豆腐の様に突き抜けられ、108.30あたりで下げ止まる。

 

やはり真の新高値は、ロンアニやNY様が作らないと、為替市場は納得しない。

 

結局、ドル円は、108.20も割れたが、ここから下が底堅い

 

この108.20というのは、FOMCの前、ECBの日に、NY勢が東京勢の売りを否定して突破したレジスタンスで、

東京の突破したラインは誰も尊重してくれないのに対して、NY勢が突破したラインは、ロンアニ、NYとも強烈に意識するわけである。

 

東京勢の突破する節目や、レジスタンス、サポートなどなどは、為替相場において、なんら意味をなさない、ラインであり

そんな東京勢が更新する高値や安値など、利食い場であり、新規の逆張りのスウィートスポットである。

 

最近、その傾向が弱まりつつありと思っていたが、なんら弱まってなどいなかった。

 

109.30アッパーから108.30までの下落など、1円もの下落である。

 

東京でもない、NYでもない

ドルと円とも関係ないロンアニが

ロンドンタイムに、ここまでドル円の値幅を削てくるのは、完全に東京刈り以外のなにものでもなく

米債利回りの低下を口実にしたとしても、その下げ幅は大きすぎる。

米債利回りの低下を口実にして、東京勢のロングを全滅の損切りにさせようと、ロンアニが過剰なまでのドル売りを仕掛けてきたのは明らかである。

 

結果として、ドル円は、108.95の東京勢のサポートにはならないどころか、自分が最も重要な分岐点として見ている108.71のサポートも突破。

さらなるサポート108.40まで一気に下押しする結果となった。

 

東京時間の戻りを信じて買い下がった自分の方は、もちろん、損切りを怠ったばかりに、素質はどんどん拡大し、23時の指標結果の予想比マイナスによるさらなる売り加速で、強制ロスカットの全損となってしまった。

 

この一方的な売りは、この経済指標の結果を事前に知っているクズたちの自信満々の売りもあったことから、それを通過するまでは、まともな調整が全くなかったのだろうと思う。

 

月初早々、イージー相場と楽観していたら、一気にぼろ負けなので、為替市場は、本当に一瞬たりとも油断してはならないと骨身にしみた。

 

ロンアニの仕掛けは、豪ドルドルにもおよび

またいつものようり、ユーロドルを動かさず、豪ドルドルのみを不当な投機売りにさらしはじめることで、ユーロ豪ドルを1.61割れ寸前で、1.6160アンダーまで戻してきた。

 

これは戻り売りの絶好の機会で、

実際、このあたりで、いまユーロ豪ドルの売りを持っているが、そのさらに上、1.6220からもっていた売りは、この戻しとともに発生したドル円のさらなる下落での強制ロスカットによって失われてしまった。

 

いまユーロ豪ドルは、終値で、30分足1時間足ともに、ボリンジャーバンドのミドルバンドを下回っている。

 

ただ、そこからなかなか下に崩れない。

ここで押し目買いをしてくる連中も多いだろうかである。

 

そう、ミドルバンドの攻防は、このように拮抗するものなのだ。

 

その意味で、1時間足でミドルバンド108.90あたりにいたドル円が、次の始値から拮抗もなく一気に下に押していく、というのが、いかにアブノーマルな状況だったかがわかろうというものである。

 

 

ドル円は、ロンアニの売り崩しによって、

東京勢の買い値幅をすべて失った。

そして前日比のプラスマイナスでのみ、トレーディングを増幅させるNY勢が売りを選びやすいように、ロンアニはNY市場にきっちり、前日比マイナスでドル円相場を回してきた。

 

そうなると、NY勢も売ってくる。

 

しかし…東京時間に前日比50PIPSもあろうかというプラス圏にあったドル円が、NY市場に戻った時には、30PIPS近くも前日比マイナスで戻ってくるなどとは、想像もしていなかった。

 

だからこそ、自分は、ドル円を最後まで売ることができなかったのである。

 

東京勢が天井掴みさせ、その上げ幅を全部奪ったロンアニどもは、またしてもしてやったり、というところか。

 

しかもFOMCで109から売っていて、東京勢に踏まれていたはずのNY勢に逃げ場どころか、大きな含み益すら提供する働きをしているのだからNY勢にとっては、ロンアニはかわいい子分である。

 

NYにやさしく、東京勢にとことん厳しい、ロンアニトレーディングの真骨頂である。

 

109円を突破した段階で、テクニカル的に下げにくくなっていたはずのどるえんであるから、109円アンダーから売っていた豚にとっては、ふたたびの109円割れをお祈りして待つしかなかったところが

 

ロンアニのパワープレイで、見事戻ってきたわけである。

 

結果的にドル円は107.20からの鋭角な戻り基調を、本日、いきなり否定されてしまったわけだが、

 

107.20からの戻り過程で突破した5月からの中期ダウントレンドの否定の否定までには至っておらず

 

いまドル円がダウントレンドに転換したというよりは、これまでの鋭角な上昇トレンドから、鈍角な上昇トレンドに回帰する余地はまだ残っている。

 

それすらも否定されるとすれば、

NY勢が108.30を突破したときに買い上げた起点、108.05あたりも割られるときである。

 

 

 

しかし、本日はユーロ豪ドルだけをウォッチしていれば、安全な取引が行えていた。

 

ポジション

EUR/AUD  S 1.61499

USD/JPY    L 108.183 108.399  108.234