ドテン、ドル売りで
107.85のロールリバーサルは、結局、失敗し、107.80をドル円は割り込んだ。
がゆえに損切りし、ドル売りに切り替えた。
しかし、ドル円は107.80を割れず、またターンし、107.85へと吸い寄せられる。
ふたたび、ドテンでドル買い。
しかし、また割れる、で、またドテン、ドル売り。
今日は値動きに翻弄されまくっている。
昨日までさんざんバカみたいに上げていた米債利回りは本日完全にピークアウトしており、下落トレンドを鮮明化させている。
やはり108.20はレジスタンスとして硬く、ここから売りをしかけるべきだったのか…。
すべてが後の祭りで、いまおドル円の売りなど日通し最安値圏ではあるが、プルバックに失敗したドル円は
短期上昇トレンドを消滅させ、再び、ダウントレンドにほぼ転換した。
ダウントレンドの完成は、本日の日通し安値107.65あたりの更新だが、この流れならば、それも通過点なのではないだろうか。
しかし、本日の値動きは緩慢で、細かな上下動でドテンを繰り返してしまったがゆえに
どんどん損失を積み重ねてしまった。
そもそも今夜ドル買いすることには抵抗感がかなりあった。
さすがにブレイクアウトの教科書ディール♪ とはいえ、
ここ2日であまりにも戻りすぎたドル円に続伸を期待することには不安しかなく、いまの下落の方が全然、自然に見ていられる。
ドル円はNY勢の突如の売り浴びせによって
107.80より下にふたたび沈み込んだ。
このまま下落が進めば、また下方チャネルラインのなかに入ることになる。
この下方チャネルがまだワークするというなら、ドル円は東京勢がつっこんだ安値106.80を更新するのはもちろんのこと
106円割れも視野に入るが、やはり、いちど破られたチャネルに戻ることは、そうそう簡単なことではない。
破ったチャネルにまた戻るとすれば、その破った方向がオーバーシュートのダマシ、である場合だ。
まあ、その可能性は高い。
ここのところのドル円の安値更新はすべて東京勢が行っており、これらショートを食いつくすタイミングとしては、ここ数日がいい時間だったのだろう。
ここ数日の担ぎ上げによって
東京勢のショートはあらかた殲滅されているはずである。
NY様を信じて追随でショートを深堀りしまくっただけだが、それはロンアニとNYのエサとして肥え太らせるためだけの、愚かな突っ込みだった、のかもしれない。
ここから下げのターンに入れば、
もはやショートを切られつくした東京勢に一切の利益を与えることなく
NYだけでショートをむさぼることができるだろう。
ここまできれいなアップトレンドを作られてしまうと、いまさら目線も変えずらく、いま持っているロングポジションをそうそう投げることもできないだろう。
東京勢がショートだと気付くころには、自身のロングはあらかた切り刻まれたのち、かなりのド安めからの追随売りとなるのかもしれない。
1時間足レベル、11波というふざけた超エリオット波動(もはやエリオット波動でもなんでもない…)も、さすがにやりすぎのように思う。
今夜の住宅指標の発表が予想比上振れしておきながら、ドル買いにいっさい反応せず、指標発表が終えた瞬間から、むしろ、怒涛のドル売りに転じてきた。
指標の好結果に買いで反応しないなら、売り、ということで、一気に売り込んで安値を更新させようと進んできた感じである。
いったんは、107.80の安値でブロックされたがそこからの戻りで再度の売り。
これで、107.80が切り崩された。
このドル売りの流れからユーロドルも息を吹きかえし、ふたたび、1.1370を超えるような動きになってきた。
ここ数日のドル買い地合いにあっても、円売り相場の後押しを受け、踏ん張り続けてきた甲斐があった、という感じか。
ユーロドルは1.14抜けを失敗して以降
1時間足レベルで50本以上も間レンジのかにいる。
これは単純計算で50時間以上、営業日にしたら3日近くもの間、ずっとレンジ状態ということである。
トレンド転換は、たとえばアップトレンドなら、トレンドからレンジに移行した後、ダウントレンドに移行するが
トレンドからのレンジ以降で逆方向に進まない場合、トレンドに回帰することになる。
となれば、いまのレンジ以前、ユーロドルはアップトレンドであったことから
ユーロドルはレンジを上抜けする公算が高い。
なんだかんだあって、現状はドル売り
ポジション
USD/JPY S 107.794
EUR/USD L 1.13642