お前ら、ほんとすげーわ。完敗…

本日はユーロドルで勝てたものの

ドル円で負け、結局、収支はマイナスである。

 

ドル円は、散々膠着したのち

日通し高値更新。

 

107.75を超えられた段階で損切りされた。

 

107.80を超えないように見えたため、107.80アンダーから再度売りをかけたが、

107.80を超えた段階で、もはや望み薄となり、

107.85に損切りを置いておいたら、そこにドンピシャでぶつけられまた損切り

 

高値更新位置に損切りを置き、再度、107.84あたりで売ったら

107.78まで調整したものの

また107.80を超えてきたので、微益で決済しスクエアにした。

 

しかし、深夜4時にこれだけの高値張り付きとなってしまうと、

 

もう希望はかなり薄い。

 

こんな高値追いの翌日の東京は

はしゃいでより高値を追っていきかねない。

 

日中ど高めの位置でも買ってくるNYは、よほど先高観に自信があるのだろう。

 

東京勢にさらに高値を追わせていこうという感じがありありに見える。

 

このドル円のまともな押し目も作らない上昇は、

米債利回りの上昇に完全にシンクロしている。

 

2%を超えて以降の米債利回りは、まったく押しらしい押しも作らず、一直線に上昇している。

 

米債円、といってもいいほど米債利回りに連動するドル円

それに歩調を合わせてオートマチックに上昇しているのである。

 

107.60が一切割れず

そこから107.70を超え、今度は107.70が割れず、そして、107.80越えである。

 

ドル円の短期アップトレンドを見ていると

エリオット波動など、くその役にもたたないことがわかる。

 

1時間足レベルで波を数えると

普通に数えれば9波

エリオット波動擁護的に推進波を固めてみて

ひいき目にみても7波の波動がある。

 

エリオット波動は推進波が1,3,5の3波だといわれるが

昨日からの上昇は、5波

ひいき目にみても、4波の推進波を作り、上昇している。

 

目下、岩盤と思っているレジスタンスライン107.80を上抜き、

下手すれば、5月から続くドル売り相場を月末に向けて全否定しそうな勢いである。

 

ドル円の当面のレジスタんは、108.15あたりにある21日移動平均線あたりだが、

ここも抜けるに至っては、

5月からのドル売り相場はほぼ終了を意味するトレンド転換の可能性が高まる。

 

本日のドル円は、1時間足レベルでみたときボリンジャーバンドの+1σをいちども割り込まず、上昇を続けてしまった。

 

ここまで一方的な相場を見るのも久しぶりで、

いよいよもってドル円は戻っていくのではないかと思えてしまう。

 

どんな状況でも、絶対に日通し高安は試してくるのがNY。

 

安値を掘らない段階で、高値を更新しそうなリスクはあったが

 

やはりしっかり更新された。

 

高値の先、安値の先を

常に確かめたがるのが、このNYどもである。

 

ドル売り相場では円売りで下値を守り

午前3時を過ぎてから、ドル買い攻勢が起こってしまったおかげで、

上値を追っていたドルストレート通貨ペアが、

ほぼすべて下押しされてしまった。

 

 

NY…ほんと、おまえら、まじすげーわ。

 

こんな高値界隈から、さらに買い上げていくパワープレイは、NY以外にできない芸当である。

 

ユーロドル、1.13ミドルからのロングは

1.1380あたりであらかた利食いしたが

 

1.1390アッパーを高値に、ドル買い地合いに押されて、ずるずると下落してきた。

 

1.1370台で、再度ロングしたが、これらは安値更新で損切りされて、ジ・エンド。

 

1.1350あたりから含み益でホールドしておいた残りのロングもすべて利食いした。

 

現在ポジションスクエア。

 

ドル売り地合いという後押しでのみ上昇を担保されているユーロドルは、

ドル買いに振れると、その力はもろい。

 

もとよりユーロは、ドルに次ぐジャンク通貨であると思っているため、

 

ドル売り、という後押しがなければ、いつでも奈落の底である。

 

いまユーロドルは久しぶりに200日移動平均線を上回っているものの

 

ドル買い地合いが続いてしまえば

そんな程度の強さなど、もろくも粉砕され

200日移動平均線をふたたび下に割り込んで、目下の上昇をすべてだましとしてしまうだろう。

 

昨日からのドル買い相場は本日も継続してしまった。

 

昨日のドル買い目線はやはり間違っていなかった、ということである。

 

思えば、ドル円の最近の安値割れは、すべて東京勢にもたらされている。

 

107.80を割っていったのも東京勢

107を割っていったのも東京勢

 

ロンアニやNYは108円から下の節目割れにはほとんど関与しておらず

むしろ、東京勢が突っ込んだ売りを踏みあげてきているのが最近である。

 

もちろん、東京勢が恐れるようなドル売りを誘発させるような仕掛けはNYがやっている。

 

まずFOMCで、しばらく守っていた、108.20をNYは割り込ませた。

 

そこから先、108を割るまで売り込んだのは、恐怖におびえた東京勢である。

 

ついで、東京勢が守っていた107.45あたりも、NYは割り込ませてた。

 

しかし、107円を割るまで売ってはいない。

107円割れまで売り込んだのは

これまた恐怖におびえた東京勢である。

 

ロンアニは東京勢を刈るが

NYは、東京勢を恐怖させ、ド天井やド底を作らせる。

 

どちらが残酷か、といえば、実は、NYのほうがロンアニよりはるかに残酷である。