ドル買いに転向

エリオット波動は、まじであてにならない。

 

1時間足でドル円を見た時に、5波どころか

11波の波を描いている。

調整波のようなものはなく

推進波は3波どころか、7波である。

 

このめちゃくちゃな上昇を考えれば

エリオット波動とか関係なく上昇している流れだけみれば

もうドル売り相場はいったんは終了した、と考えざるをえない。

 

5月から1か月にわたっていた、

下方チャネルラインを本日、ついに上抜いてしまったのもあり

今後、またドル円がが下がるとしても

5月からの下落トレンドは本日否定された。

 

こうなってくると、俄然、危なくなってくるのはユーロドルで

日足200日線を超えたとはいっても

これはすべてドル安相場における棚ぼたで

ユーロ自体の自律的な強さによるものではない。

 

ユーロドルはテクニカル的にみても、下げリスクを感じる状況にある。

 

20、50、75、あたりの短期移動平均線ベースはすべて下方向に動き始めており

短期足ではパーフェクトオーダーを形成しつつある。

 

ADXについても、先週末から今週前半の上昇時には

ADXは上向いていたが、現在は、下落時に上向き、

上昇時には下向くといった、状況で

 

あらゆるテクニカル的なフィルターが下落トレンドを示している。

 

最もむかつくのが、ユーロ豪ドルで

ユーロ豪ドルは、やはり1.64アッパーでピークアウトし

目下、方向は下向き。

 

自分がショートしたときはさんざん担ぎ上げられ、

もうかかわることをやめたいまは、下落推進状況である。

 

これは豪ドルの強さが起因しているが、ここからもユーロ買いの後押しは起こりずらいことはたしかで

 

ユーロポンドのみが高値持ち合いでユーロ売りに引きずられてはいないものの

これはポンドドルとユーロドルどちらかが逆相関する状況ではなく

ともに下落する可能性の高い安定状況を示しているように思える。

 

ユーロドルの上昇トレンドを守る最後の砦は1.1340であり

これが割れると、ユーロドルの上昇トレンドもテクニカル的には否定される。

 

ユーロドルはいまだ1.1350のラインを守ってはいるものの

ドル円が先行してトレンド転換を鮮明化しているいま

時間差でユーロドルもドル買い転換、つまり下落へ転換していくように思える。

 

ドル円は本日ロンドン、おとといから今日までで

はじめて調整らしい調整がおこり20pips以上下押しはしたが、

 

これは米国債利回りがダブルトップをつけて、また垂れてきたからであろうと思う。

 

このまま米債利回りがまた下値を模索すれば

米債・円、に等しい、ドル円は、また下値を模索する可能性はほぼ鉄板だが

テクニカル的には、ドル円はいま下落トレンドにない。

 

ということで、ドル円買い、ユーロドル売り。

 

しかし、こんなところまできて、

ドル円のアップトレンドについていくとか、ほんと遅すぎる…。

 

ポジション

USD/JPY  L 107.930

EUR/USD  S  1.13722