NY市場から参戦。売ったり買ったり、で売りで勝ちのところでスクエア。

ロンドン時間、ついに1.1320を割り込んだユーロドルは
下落をより確かなものとした。

NY市場からチャートを確認し

いったんは、1.1305で抑えられたユーロドルを見て

1.1320をふたたび上抜いていたところから1.1323あたりでロング。

ドル円は113.67をバックにショートした。

ユーロドルは、1.1336あたりまで戻したもののそこで頭打ち
そこからの下落で、ユーロドルを決済。
途中、買い上がりをかけた分が含み損となり
微損。

1.1320アッパーでユーロドルをショートに切り替えた。

ドル円はほぼ同値で決済し、ドル円は113.60あたりからロングに切り替え。

そこから、ユーロドルは1.1305の日通し安値を割り込み
1.13をわずかに割れ。

そこで決済し、利益を確保。

ドル円は、このユーロドルの下落からのユーロ売り円買いの流れからか
いきなり、同時に、113円ミドル割れまで落ちたが

これはユーロドルの下落に引きずられたものと思い
ドル円はそのままホールド、
むしろ、ナンピンで、113.55、113.50で買いを入れた。


その後、113.50あたりから急速に買い戻しが入り
113.67の日通し安値を超えて113.80アンダーまで

113.75あたりで、ドル円ロングはすべて決済しスクエア。

その後、ユーロドルは1.1300前後をうろうろしたところから
1.1300割れをバックにロング。

しかし、1.1300が割れ、1.1297からドテンショート。

1.1290アッパーまで下落するも、
1.1290アンダーにはそこそこ強めなサポートがあるため
そこで利食い

この段階でスクエア。

その後ドルはじりじりと上げたところで、突如、113.81あたりまで吹き上がり
高値を更新した瞬間に、一気に陰線を作ったことから
ドル円ショートに切り替え。

ということで、現在は、ドル円のショートポジションのみ。

ドル円は、中期レジスタンス113.70を超え、上昇鉄板
と思われたところで、113.80からの頭打ちでじりじり下落しながらも
いきなりの高値更新で、そこからの急速下落。

こういうときは、バイイングクライマックスの天井になることが多い。

113.70から上はやはりまだまだ売りが厚いように思える。

この下落に反して
ユーロドルは、1.1290アッパーをそこに現状反発、
1.13を再び上抜いてきていることから
ここでも、1.1290アンダーのサポートが現状は効いている形。

ただ、ドル円にせよユーロドルにせよ
現状のドル買いトレンドが消滅できるほどの戻しとはとうていえないため
ユーロドルについては、とりあえず、見送り。

1.1290から1.1310と、戻しが急激すぎるので
ここでの逆張りはちょっとリスクが高い。
ここで下固めされそうなら、ユーロドルも買っていきたいと思う。

ポジション
USD/JPY S 113.768

ドル買いが止まらない。いい加減に学習しよう、自分!

ポジション
USD/JPY S 113.768 → 113.77 損切り

ユーロドルは、1.1310まで大き目に戻しながらも
そこから延々と下落し、安値更新、1.1285まで

1.1287にサポートがあることから、
1.1295あたりから買い下がったが
結局、1.1287を割れて、損切り

もともと無謀なライントレード逆張りなのはわかってはいたが、
本日の終値が1.13を割り込めば、ユーロドルの下落が鉄板となってしまうため、
最後のあがきを試みてみたがだめだった。

東京時間の0時は、欧米勢の利食い場なのか
いつもいつも、これまでのトレンドと逆方向に進みやすい。

かなり強烈な押しや戻しもあったりするが
結局は、それらが落ち着くとトレンド方向である。

今回こそはと期待したものの、結局、今回も同じ。

いい加減、学習しろよ、と自分を殴りたくなる…。

ユーロについては、
ユーロポンドにおいても強烈な売りが午前1時にかけてかけられつづけ、
完全にグリードどもが本腰を入れて切り崩しにかかっていることが見て取れる。

ドル円は、113.75あたりから、一度強烈な買いが入り
113.80を超えたのち、そこが一気に叩かれ
ヘッドフェイクのような天井形成が完成したかに思われたが

そこからの売りもものともせず、
113.65あたりからの切り返し。

このドル円のフェイクではないと判断し、

自分もドル買いに転換した。

ドル円は、113.70あたりにレジスタンスがあったが、
それをクリアに抜け、もはや114円を目指すレベル。

ユーロドルは、1.1287のサポートをこなし、
次なるターゲットは、直近安値の、1.121アッパー。

そこかが切り崩されれば、1.12が割れるのは必至である。

月末を待たずして、勝負はドル買いに、決してしまった感じである。

ユーロドルは売り。
ドル円は…また、買いか…。

嗚呼、うんざいする。


ポジション
EUR/USD S 1.12929
USD/JPY L 113.764

利食いでスクエア

ポジション
EUR/USD S 1.12929 → 1.1279 利食い
USD/JPY L 113.764 → 113.84 利食い

もう夜も遅いので、すべて決済してスクエアにした。


本日は、まあなんとか勝てたが、
やはりまだまだ改善しなければならない点が多い。

やはり、トレンドの方向で動かないと、
結局、含み益があったところで、
長く持てば持つほど、結局、トレンド方向に追いやられ
利益をすべて吐き出すことになる。

本日は、ロンアニどもであろう
1.1320が破られた段階で、勝負ありであった。


ユーロドルはついに、週足レベルの200SMAを下回り
中長期的な戻りを殺すべき
中期下落トレンドの形をより強固なものとした。

もっとも長期的な目では、1.03ミドルあたりを割り込まない限り
下落トレンドは確定しないが、

今のレートから1.03ミドルまでは1000pips近くも差があり
いまからそこを見たところで
デイトレレベルでは意味のない話である。

長期的には、1.03ミドルと、1.15ミドルあたりの大きなレンジを
いったんは上抜いたものの
それがダマシとなって、ふたたびレンジのなかに帰ってきた、という感じである。

まだ週足も月足も確定していないためなんともいえないが、
現在のユーロドルの形は
短中長期、すべてにおいてあまりにも悪すぎる。

それに対して、強すぎるのがドル円

振り返れば、今年の三月あたりに104円ミドルの底値を付けて以来、
中期的には、一度もトレンド転換することなく
8か月あまりも上昇トレンドを続けている。

そりゃ、どこでも買っとけば結局上がる、
お花畑相場なはずである。

ドル円については、数円単位の押しこそあれど
過剰なレバレッジをかけず、
強制ロスカットにさえならなければ、
とにかく握り続けているだけで
結局、最後は勝てる、というのが、
今年3月から現在までの状況である。

もっとも114円アッパーという、現状ではど高め、で買った者はいまだ含み損にさらされているが、これとてもやがてドル円が年初来高値を更新し、抜き去るならば、結局勝ちになるわけで、

年も押し迫った12月に向けて年初来高値をドル円が更新などしたら、

今年はどこで誰がドル円を買っても全員勝ち、という、ドル円ラブ軍全員勝利の、個人的には吐きそうになる…ゴールが待っている。

ちなみに、今年の高値は114円ミドルあたりにあるが
この勢いのままだと、それを抜くのもあながちない話ではない。

もはや狂ってるとしか思えない、ドル円、である。

しかし…ドル円がこんな高くていいのか…
と、つくづく思う。

かねてより60〜80円くらいの価値しかないと思っている自分からしたら、

113円であっても、すでに十分に狂気の沙汰である。

現状はかなりデリケートな位置に差し掛かっている

NYもクローズし、
今日の相場を考えたとき、
ドル円、ユーロドルとも、現状はかなりデリケートな位置に来ている。

ドル円、ユーロドルとも日足レベルの直近の高安を更新するか否かの位置にあり、
こらをそれぞれ更新すれば
ドル買いトレンドは確固たるものとなるだろう。

しかし、それに失敗したとき、ドル円のそれは戻りのど高め、ユーロドルのそれは押しのど安めとなる。

その意味ではポンドドルも同様である。

ドルストレート通貨において、例外的に底打ち感を見せているのは豪ドルドルである。

ただ、豪ドルについては、ユーロ豪ドルが直近安値に迫る、ユーロドルど同様の危ない位置にある。

逆に言えば、ユーロ豪ドルが底打ち気味となれば、豪ドルドルは下落を開始するかもしれない。

個人的には、いま豪ドルドルが最も読みにくい通貨ペアである。

ドルストレート通貨でありながら、
現在のドル買いは欧州、英国の問題も関連しており、すなわち、ユーロ売りでありポンド売りである。

ゆえにユーロドルが下落するときは、ユーロ豪ドルにも売り圧力がかかり、それはひいては豪ドル買いを意味し、
ユーロドルが下落しても豪ドルドルはむしろ上昇ということさえ起こりうる。

豪ドルドルが上昇なら、ドル売りで、ドル円下落か、ともならず、
この場合は、豪ドル円の上昇から円売りが促され、むしろドル円も上昇しがちである。

このややこしさは、要は基軸通貨であるという固定観念から、ドルを中心に見ているから起こる混乱なわけで、

実はいまの相場はユーロやポンドを基軸としてみたほうが、むしろすっきりする。

現在の相場は
ユーロ、ポンド vs その他通貨
といった感じで、

ユーロ、ポンド以外での、その他通貨とは
すなわち、ドルであり、円であり、豪ドルなのである。

その前提で今後を考えてみたとき、

ドルや円は、対ユーロに対しては等価価値のようなもので、
ドル円が上がるか下がるかを見るよりも
ユーロやポンドに連動し、ユーロ円やポンド円が上がるか下がるかを見たほうがわかりやすいところもある。

ここでユーロ円を見ると、
上昇とは見えないまでも、128より下が守られてる感じで、少なくとも下げ目線にはしがたい。

これはユーロも円も売られているということで、

となれば、やはりドル円は上昇する、となってしまう…。

ユーロ豪ドルにおいて、ユーロが売られたら、豪ドルは買われるわけだが

ユーロも円も売られているならば

ドル円も上がる、ということになる。

現在の相場状況が引き続き続くとすれば、

ドル円と豪ドル円が上昇、というのが、現時点での暫定的な見方となる。

ポンド売り

ユーロが相変わらず弱く、あらゆる通貨に対して弱含んでいる。

ただ、ドル円もなんだか上値が重く、
ユーロ円、ドル円ともに頭が重い。

欧州時間ゆえにスイスフランを見ると
ドルもユーロもスイスフランに対して弱い。

なんだか、リスクオフな雰囲気である。

そんななかちょっと異常な動きを見せているのがポンド。

ポンドがユーロに対して強い、というのはわかるが、
ポンドのみ、スイスフランはもちろん、円に対してもドルに対しても強い。

ポンドのみが独歩高であるのに違和感がある。

ポンドが本当に強いのならば
その上昇はもっと強く、ユーロなども連れ高で引っ張られてもおかしくはない。

ということで、本日は、ポンドの売りから入る。

ポンドは基本やりたくはないのだが、

いまから参入して値幅が取れそうに思える通貨がポンドしかない。

ポジション
GBP/JPY S 145.152 S 145.24
GBP/USD S 1.2760 S 145.68

ポンド損切り

ポンドゆえに、普段より多めの損切幅を置いていたにもかかわらず損切りされた。
じり高で推移し、日通し高値も更新である。

しかしながら、その他の主要通貨が軒並み強さを感じないところで
ポンドだけが上値を伸ばし続けるというのには、やはり違和感を感じる。

ということで、いまいちど1.278あたりから売り直し。

しかし、そこからさらに相場が伸びて、1.2790アッパーまで、
ここがいちばん大きな上昇で、
そこでもさらに損切を食らう。

ポンドゆえに、ポジションを軽めに入ったにも関わらず、
ここ2日の利益を吹き飛ばしてしまったのみならず
その数倍の損失を出してしまった。


18:30に現れた陰線が下落再開かと思ったら
そこが上昇過程の格好の押しとなり、
まんまとやられてしまった…。

反転の下落ではなく、上昇の格好の押し目となったところで、
売ってしまった形だ。

セオリーからすれば、そりゃ買いなのだろうけれど

ユーロが弱く、ドルすらも対スイスで弱含んでいる段階で
ポンドのみが買われ続ける必然性が感じられない。

買っていくとすればテクニカルムーブの投機以外にない、
と思っていたが

残念、ポンドはそんな投機通貨のど筆頭格だった。

チームロンアニとして、投機のクズどもが一丸となったかのように

無理目な地合いを一切無視して、
テクニカル的な観点のみで
数時間にもおよびわっしょいわっしょいポンドを買い上げていく。

そして、通常ならば届きようもない
時間足レベルの直近高値に買いをぶつけるためだけ理由で
こんなにまで一方的に駆け上がり、
損切に対して見事に買いをぶつけ火柱を上げていく。

ポンド値動きは、もうここまで上げれば、少しは休むだろう
というとろから、さらに買ってくる。
さらに、というか、こここそが本番であるかのように
最も大きな玉をぶつけてくる、という感じである。

だからこそ、ここで? というところで、平気で買いが入る。
ここで? というところだからこそ、その上に損切りがあり
レートがさらに伸びるのである。

他の通貨ペアに見慣れていると、もう違和感ありまくりな動きである。

しかし、これぞ、投機通貨ポンドなのだろう。

ポンドは実需などの影響などほとんどなく
もうほぼ99%投機でしか動かない。

とはいえ、現在の上昇が本物であるなら、
ポンドの狂気はこんなどころでは済まないだろう。

この上昇が本当の上昇ならば、こんなマイルドな上昇ですむわけがない。
たとえば、ファンダメンタルズ的な材料なども飲み込みだせば
50どころか、100PIPSも200PIPSも平気で踏みあげてくるのがポンドである。

その意味で、今回の戻しは、やはりポンドにしてはマイルドである。

マイルドとはいえ、1時間で40pipsほども上げており
その他通貨からすれば、十分な値幅である。

ドル円ならば、これで、もう1日の値幅を終えているベルだ。

しかし、これがポンドである…。

すでにポンド売りで三度ばかり損切されたが、最後の売りを売れた。

ダウ理論からして、直近高値を抜き去った段階で
短期上昇トレンドを確実なものとしている。

しかし、ポンドほどテクニカルがあてにならない通貨はない。

1.2880あたりの直近高値高値を抜いて、
損切を巻き込み日通し高値を更新したことなど、完全無視で

再再再度の売り。

日通し高値を損切を巻き込んでの上昇で達成したグリードが
ほくほくの体(?)で利食いをかけているところで、
こちらは新規のショートをした。

こんなところでの売りは完全に逆張り状態で
本来ならば、売りも買いもするべきではなく

待ちのところであろう。

短期トレードに限ってみれば
現在の状況は教科書的には、
ここからは押し目買い狙いが狙っていくのがセオリーだろうが、

もっと大き目の足型で見れば、
いまだに戻り売りのステージである。

ポンドは依然述べた下方向の三角持ち合いを下放れしており
そこから算出できる下値のターゲットは

どれだけ甘めにみえても、1.27は下回る水準で
妥当なところで、1.2660あたりである。

下落が始まると、押し目がまったく押し目にならず落ちていくのも
またポンド。

しかし、また売ったはいいが、打ったそばからまだ踏みあげられている。

ほんと、なんなんだ、この通貨は…。

ポンド円については、まったく新たな売り直しだが、

ポンドドルが一部損切をし損なってしまったものが残り
1.2758あたりからの売りポジションだが、
このポジションなど、現在、-35pipsである。

とはいえ、この-35とて、ここからの下落を考えればリワードとしては無茶なものではない。

このあと、下落が加速し、1.27を割れるようなことがあったら、
その段階で、利幅は50PIPSを優に超える。


昨日こそ勝てたものの
基本、ポンドに触ったときは、基本、火傷ばかりである…。

ポジション
GBP/JPY S 145.496
GBP/USD S 1.27909 S 1.2758

こんなものがポンド買いの材料視とされたのか…

ニュースを見ると、今夜のポンドの戻しは

英政府の大臣が、現在のブレグジット案が最善だと語ったことが
材料視された可能性が高い、とのこと。

政府の草案を、現役の閣僚が否定することなど基本、当たり前の話である。

こんな想定内の範囲を一切超えない、気休めのような報道のみを材料にして
ここまでポンドが買いも戻された、ということであれば、
ほんとにばかばかしい思いになる。

テクニカル的に見れば、昨夜のNYで、守られ1.275からの短期レンジを
ロンアニの買い仕掛けによって上に破り、
テクニカル的なアップトレンドを形成した、というのみである。

そこに、無理やり材料をひっぱってくるアナリスト諸氏も
ほんと、ご苦労なことである。

結局のところ、
テクニカル的に買いであれば、グリードどもとしては
もう、雨が降ったとか、猫が跳ねたとか、そんな材料であったといしても
全力で材料視するのだろう…。

こういう報道で買ったり売ったりしているいい大人が、
世界中にいる、ということを考えるだけで

為替相場がいかにくだらないものか、ということを
あらためて思い知らされる…。

とか言ってる間に、ポンドドルはまたも日通し高値を更新。

ポンド円など、短期ベルの押し目145.30アッパーからちょこっと買えば
あっという間に、20PIPS超の利益である。

とはいえ、ユーロは相も変わらず上値が重い。

ポンドが続伸するイメージが自分ではまったくわかない。

ポジション
GBP/JPY S 145.496
GBP/USD S 1.27909 S 1.2758

まだ上げるか…追加の売り

さらに高値を更新していくポンド。

ユーロが下落していくなかで、ひとり戻るポンド。

ユーロの昨今の弱さも、もとをただせば、この外道のせいである。

ドルの強さも、こいつの弱さが遠因となっている。

ほんと、この通貨、最悪だわ…。

ドルもたいがい無価値だと思うが
ポンドはそれ以上である。

ただ、この通貨は、単に投機的な意味だけで買ったり売ったりされているので
現レートが高いか低いかなど考えること自体がナンセンスなのだろう。

ユーロにドルに寄生し

上げるときはどこまでも上げ、下げるときはどこまでも下げる。

ただ、ブレグジット騒動でわかるように
ファンダメンタルズ的な意味が加えられたら
しっかり下がっていく。

この下げこそが、本来のポンドの実力である。

まあ、日ばかりトレードでポンドの実力を語ったところで意味はない。

短期レベルでは数百pips単位で平気で上下動する通貨なのだから

だとしても、本日だけでみても、ポンドはやはり売り。

売り追加。

しかし、このクソ通貨は、やっぱり
高みの見物でバカげた上下動を観戦する通貨であり、
基本、プレイヤーとしてかかわるべきではない通貨である。

ポジション
GBP/JPY S 145.496 S 145.598
GBP/USD S 1.27909 S 1.2758 S 1.28039

チームロンドン

ずいぶん以前にも述べたことがあるが、

ロンドン時間は、チーム結束力が強い。

一度、トレンド方向が出ると、お互い示し合わせたかのように
同方向の売り買いを繰り返し、
トレンドを継続させておく。

この阿吽の呼吸は、もはや名人芸である。

節目に到達するたびに逆張りしたり、ヘタレ利食いをする
といったような、裏切り者が混在する東京や

決着がつくまで切ったはったの売り買いを繰り返すNYなどと違って

ロンドンはいったん発生したトレンドの逆方向にはる「裏切り者」が
本当に少ない。

結果として、トレンドは行き過ぎるほど増幅され
瓢箪から駒でトレンド転換が生じたりする。

このロンドンパーティーは、だいたいNY市場の前に解散するが
さらなる増幅を信じた居残り組が多かったり
トレンドの増幅に便乗した提灯が増えてしまうと

トレンドがそのまま残留し、

NYがアタックを加えても、レジスタンスもサポートも割れず
結果、NYもあきらめ、トレンドがさらに増幅する結果となる。

そうなると、もはやテクニカル的な意味はほぼなくなり
上がるから買うという新規の買い豚
上がるから損切り、というショートを投げた売り豚

この連携が繰り返され

下げたとしても
押し目買いで買ってくる買い豚
そこでついに損切りで逃げることをきめる、ショート保有の売り豚

これらが下値を支えることとなり、トレンドが継続し続ける。

そうなると、そのトレンドが転換するのはかなりの時間が必要となる。

この連動を巻き起こしさえさえすればいいので
最初の仕掛けを行う買い豚は、直近のレジスタンスさえ全力で破ればよい。

それが大きなトレンド転換の意味があろうがなかろうが関係はない。
そこに損切りがありそうならば、それだけでよい。

理由は、世のアナライザーたちが、あとでなんとでも説明してくれる。

そうして
ほんのささいな材料を、無理やり口実として、
サポートやレジスタンスを破ってくる。

ここから起きる反応は2つしかない。

ひとつは、その仕掛けが失敗し、逆方向に叩かれる。
もうひとつが、まかり間違って? その仕掛けが成功してしまう。

後者の場合が、ロンドンパーティーの開催である。

ブレイクが成功すれば、
まず上で売っていた売り豚が損切りしし、レートが跳ねる。
そこからブレイクアウトで買いに入ってくる新規の買い豚もいる。

新規の買い豚が高いところからさらに買うので、値段がさらに上がり
ショートホール握ってた豚がポジションを損切りの買いで投げ、またそれを援護する。

以下、繰り返しである。

この自律的なピストン作用が発生すれば、レートは上に上に押し上げられていく。

さらにそこからはチームロンドン。

こいつらは、トレンドの方向とは逆の新規ポジションはまず取らない。

皆で示し合わせたかのように、同方向でしか新規ポジションを取らない。

時々空気を読まないよそ者が逆方向のポジションを入れてくるとレートが極端に跳ねるときがある。
ロンドンパーティーの安心感からの想定外がゆえに、チームロンドンも驚いての損切りなのだが、
それが落ち着き、レートが跳ねないとわかると、そのよそ者にまた報復のようにチームロンドンが総攻撃をかけてきて
ロンドントレンドは、またもとの方向に戻る。

レンジ抜けの損切、
ブレイクアウト狙いのテクニカル信者の新規ポジション
その方向で結束する、チームロンドン

この三者の圧力が合わさり、相場はどこまでも上に上がっていく。

たとえ、途中で反対の動きが起こったとしても
それはほとんどが利食いであり、

パーティーから降りているだけの参加者のため
チームロンアニもそれを咎めなどしない。

これが転換するためには

主に以下の2点ほどしかない。

まず、ロンドンパーティーが作ったトレンドとは逆方向の
ファンダメンタルズ的な内容が起こる。
これは、要人発言、報道、経済指標もすべてが含まれる。

ロンドンパーティーが、
大きなトレンドとは逆行したトレンドを形成していた場合
その反転効果はかなり絶大である。

これは、ロンドンパーティに参加していたグリードがポジションを投げる最大の理由になる。

もう一つが、大きなレジスタンスやサポートに到達した場合。

もともとトレンドとは逆に向かっていることはハナから承知のお祭りである。

本来のトレンドとはさしたる理由もないまま逆行している段階で

本来のトレンドの要所に等しい、強固なレジスタンスやサポートに差し掛かれば
利食いがでてきて、相場は上げ止まる。

ときにトレンドフォローワーの過剰なトレンドフォローによって
それが破られることもあるが、それらは往々にしてダマシとなる場合が多い。

こういうパーティー冷や水を浴びせるようなことがおこらないかぎり
パーティーは収まらず、ささいな材料くらいならば
それがパーティーに都合が悪い内容ならば全力で無視され
さらにもっともっとささいな内容であっても
パーティーに都合がいい内容なら、全力で採用される。

今回のロンドンパーティーの格好のターゲットにされたのはポンド。

1.276あたりのレジスタンスを抜いてから、パーティーがはじまった。

では、そこから自分も乗ればいいじゃない、
という考えもあるだろうが、

そもそも大きな流れとして、ポンドに買いたい要素はなく
ユーロも弱く、その他通貨も弱含む中で
ポンドだけが異常に高い、という違和感が勝り

モメンタムのみで、ロンドンパーティーに参加することなどしたくなかった。

それで毎度毎度、
ポジションがかなりの時間踏まれ続けるのだからうんざりするが、

結局、最後にはたいてい自分が見立てていた方向に戻っていく。

要するに、売り時も買い時も早すぎるのである。

大きな流れに沿った売り買いでロンアニが参入してくれるなら
まだそちらに乗るのだが

最近は、どうもロンアニどもは、大きな流れに反したストリームばかりを作りたがる。

ロンアニの好物はトレンドフォローだが、
もっと好物は、東京勢である。

ロンアニが、毎回毎回全力で狙ってくるのが東京勢の損切である。そこにトレンド的な根拠はかなり薄い。そこに東京がいる。それだけの理由で、こいつらは相当のリスクを張って、大玉を東京勢にぶつけてくる。

この一点でもって、自分がこいつらを今後もこれからもクズだと名指しし続けているといっても過言ではない。

ここで整理。

最近のロンアニが大きな流れから逆のトレンドばかり作りたがる。
大好物は東京勢。

この二つを掛け合わせると、
最近の東京勢はトレンドフォローできていて、巧みになったのか。

半分当たっているが、半分は違う。

たしかに東京勢は、本日、ポンド売りの方向で動いていた。
その意味でトレンドフォローはできている。

しかし、そこから現れたヘタレの逆張り勢か
途中で利食いするヘタレか

まあどちらにせよ、ヘタレな裏切り者が
下値を割らせることをしなかった。

それが見透かされ、ロンドン勢に買い上げられ
トレンドフォローをしっかりしていたごくわずかのまっとうな?東京勢が
結果的に踏みあげられることとなった。

彼らの損切が上昇を後押しし、結果、NY勢の戻り高値さえも破り
レートが伸びてしまった、というのが
ロンドン時間のポンドであったと思う。

ただ、現在、1.28より上が重く、現在は垂れ始めている。

見ると、現在のポンドドルの下落させた起点がこのあたりになる。

このあたりの起点を作ったのもまた、前日のロンドンども。

身内はきっちりと守り、
NYと東京のショートだけを刈り取って身だけを取っていったのが現在である。

東京勢はいつものことだからよいとして、
ショートを刈られたNY勢にしてみれば恨み骨髄のことだろう。

では、NYはどうするか。

1.28より上で高みの見物のポンド売りのロンアニを刈りにいくか。

それはないだろう。

ここから買い上げるとなると、ロンドンパーティーのロング勢を喜ばせるだけである。

ではポンドを売るか、となると

これも結果的にはそうだろうが、少し違うと思う。

NY勢の主戦場はドルである。

今夜のポンド上げで、ポンドが買われた見返りに売られたのがドルである。

結果、ロンドン時間は、ドル円も押したような形となってしまっている。

これを全力で刈るべくドルを買うのではないか。

結果的にドルが買われるとなれば、ポンドは売られるということだが、

狙いはドル円

この高値を追うことで、ロンアニどものドル円ショートのポジションを刈っていく。

前置きが長くなったが、
結局、今宵もドル円は、上昇お花畑相場となる公算が高い、ということである。

さんざん、駄文を連ねて、自分のいいたかった結論は、実はこれである。

あーあ、またかよ…。

ポジション
GBP/JPY S 145.496
GBP/USD S 1.27909 S 1.2758