ドル円ロング利食いし、ドテンショート

USD/JPY L 106.09 106.284 106.386 106.406 → 106.62 利食い

 

 

昨夜の底限界でもう一段106.10アンダーで買い足していたので、それらも合わせて、

ロンドン市場がはじまったあたりで、すべて利食いした。

 

ここからドテンショート。

 

ドル円は106割れをまたも回避し、NY市場、東京市場と戻してきたものの、

 

昨日のドル円が107.20アッパーをダマシとしたときとことなり、その戻りは、

昨日の仕掛け売りに対していかにも弱い。

 

昨日のドル円は上昇しボラティリティが拡張したながれのまま、そのボラティリティの収縮を経ず、そのままボラティリティの高さを利用して真逆に反転した。

 

このボラティリティの等倍の逆流が、

昨夜のドル円がある意味ぶっ壊れたように下落した要因であろうと思う。

 

しかし、本日のドル円戻りは昨日の急速な下げで生じたボラティリティを利用することもできないまま、

ただただ応答的に反発しているのみで、

 

いつしか、そのボラティリティは収縮してしまっている。

 

さらに本日のロンアニのドル円は東京時間の高値は更新させはしたものの、そこからの継続的な買いの力に欠け、

 

昨日のクリティカルなサポートであった106.70に届く手前、106.65あたりからすでに戻り売りに押されている。

 

ドル円の戻りもやはりこの辺りが限界のように思える。

 

とりあえず、昨日の意地の逆張りロングが、

ここまで値を戻せただけで御の字で、

あらためてここからは売りで行こうと思う。

 

昨日の中規模のレンジブレイクによって、

ドル円はその下値ターゲットを105.30あたりまで伸ばしている。

 

とはいえ、106から下のゾーンはGPIFの買い支えも噂され、その警戒から、昨日は106にタッチすることもなく反発したが、

 

それは昨日のあまりにも一方的な売りが、

短期の買い玉をすべて根絶やしにしてしまい、

それ以上の下落の燃料がいったんは失ってしまったことも大きいように思う。

 

しかし、昨夜のNYから本日の東京時間にかけての力はないながらも応答的な戻りにより

再び市場には買い玉が積まれなおしているように思う。

 

さらにドル円上昇を期待するにネガティブな要素は

昨夜から本日にかけてのドル円の戻りには、

時間的にロンドン市場もクローズしていたこともあり、

ロンアニがその戻りにはほとんど関与していないということである。

 

ロンアニは東京時間に作られたモメンタムには基本従う気はないし、むしろ真逆を狙ってくる。

 

しかも、こいつらの現在の狙い方向は明らかにドル売りである。

 

昨夜、ドル円の戻りでロンアニが関与していたとすれば、下げ局面でのほくほくの利食いとなるショートカバーくらいのものだろう。

 

その流れがあるとすれば、ロンアニはそこで短期的なショートをいったん縮小させているということで、

 

本日あらためて売りを増やす余力があるということである。

 

為替市場は、残念ながら、ロンアニどもがおらついた方向に皆が従う。

 

NYがその筆頭なくらいだから、東京他、その他の勢力がそれに逆らえるはずもない。

 

ロンアニがドル円でいま狙っているのは、

短期的なロング勢を根絶やしにすることなのではないかと思っている。

 

そのためにこの連中が狙うために、現時点での最大のサポートゾーンとなるのは、106割れである。

 

ポジション

USD/JPY  S 106.612 106.608