NYの置きみやげ 朝のユーロドルのポジション以外はすべて利食いで終了
ドルカナダのショートを微損で全て逃げおいてよかった。
ドルカナダは1.3340を超えてから買いが加速し、1.3360アンダーまで吹っ飛んだ。
NY休場のなか、やたら元気なのがドルカナダである。
この高値更新により、ドルカナダの戻りは前週足および前月足の高値も更新したことになり、もう当分売ることはできなくなった。
一時、1.3020まで追い詰め、年初来安値も更新させたにもかかわらず、ここまで戻られてしまってはお手上げである。
今月は、とりあえず、よほどの急展開が見られなきかぎり、もうドルカナダの取引はしないと思う。
本日、NYが休みとはいえ、先週末にNYが仕掛けた置きみやげに沿った動きを、ロンアニどもは行っている。
NYの仕掛けとは、自分がトレードしている通貨ペアについては、以下3つ
1 ドルカナダがNY市場後半になって不自然なほどの買いで高値を更新して、クローズ間際に高値圏で終えたこと
2 ドル円の戻りを106.40アッパーにとどめ、そこから売ってきたこと
3 ユーロドルが底割れしたあと、戻りが弱かったこと
この流れに沿って見れば、本日は
1 NYがドルカナダを高値張り付きまで買うということは、このあたりにはNY勢の買いがおおく滞留していることになり、本日もそれより上をまだ買えるということ(ロンアニが刈るのは東京勢のみで、NY勢にはほぼ逆らわない)
2 NYがドル円を106.40から叩いたということは、その上に売りが固まり、上値が重いということ(1 と同じく、ロンアニはこうしたNY勢の売りをなかなか潰さない。こいつらはほぼ、グルなので、殺し合いを避ける馴れ合いをこのむのだ)
3 ユーロドルが底割れしたあと戻りが弱いということは、いまいちど安値を更新できるということ
NYが休場してるとはいえ、上記3点の流れをNY勢が置きみやげとし、ロンアニはそれをあたかも汲み取ったかのように、上記の流れを逸脱せず、むしろそれを補完するような流れを推進しているのが、本日のロンアニである。
本日、NYの置きみやげに沿った動きとして、
ロンアニは1と3を汲み取り、ユーロドルの安値とドルカナダの高値を更新させた。
1と3については、ある意味で、NYの置きみやげをロンアニはしっかり忖度し、そこから生じる結果をたしかに実現させたような感じである。
残るは2の置きみやげ
2 ドル円の戻りを106.40アッパーにとどめ、そこから売ってきたこと
これも、いまのところはロンアニはほぼ忠実に守った動きに終始している。
さらに前週のNYは押したところで、105.80を割るどころか、106すら割らないというレンジ気味に市場を終えた。
その流れも本日のロンアニはしっかりと踏襲している。
このNYの置きみやげがドル円においてもワークするなら、本日のドル円は高値を追えず、とはいえ安値も追わない、ということになるか…。
数時間待ったが、全然動きもないため、
USD/JPY L 106.350 106.34 106.329 106.322 → 106.38 利食い
ドル円のレンジに巻き込まれて、下手な戻しを食らっても嫌なので、ユーロドルも、売り増した値の悪いポジションは決済し、朝方のポジションも一部利食い。
EUR/USD S 1.09724 1.09731 → 1.0964 利食い
残ったポジションは、朝方に作った値のいいショートのみ。
これの損切りを引き下げて、そのまま放置で今日のトレードはもう終了にする。
本日はNY休場のため、やはり値動きがしょっぱい。
本格的な動きは、やはり明日からであろう。
こんなしょっぱい相場でも、なんとか微益を積み重ねて勝ててよかった。
このまま、ドル円が106.40を吹っ飛んだら、それはそれで仕方ない。
もう本日はやめ。
ポジション
EUR/USD S 1.09938 (LC 1.0989)