106.70の呪い、その裏でユーロがぶっ壊れる。ユーロドル売り。
昨夜深夜3時まで高値を更新し続けたドル円は
戻り高値の重要ライン、106.70を守り、106.68でトップアウト、
そこからの利食いと売りに東京勢は追随し、106.50アッパーからの売り、そこからロンアニが意地で106.50アッパーに面合わせしたものの、結局、NY様の最高値を恐れ、東京勢と同じく戻り売り。
東京ロンドン連合という、普通ならあり得ないタッグによって、ドル円は下落幅を広げ、NYタイムまで
トレンド増幅が大好きなNY勢ももちろん売りで
東京、ロンドン、NYのオールショート状態にさらされたドル円は、押し安値の限界の限界、106.10アッパーまで押し付けられという、モメンタムショート全開の展開となてしまった。
その裏で、ドル売り円高か、ドル売りユーロ売りか圧倒的弱さを見せるユーロドルが、月末の今日の今日になって、ついに、1.100を割り込むというぶっ壊れ状態になってしまう。
ここで話が飛んで、ドルカナダは
結局、1.3330に届くこともなく、カナダの経済指標の両結果から1.32ミドルまで押し込んでいたが
そこから一気に45PIPSも値を戻し再び1.3300まで。
カナダドルはやはり売られる…。
カナダドル安、ユーロ安、ドル安、ポンド安
あらゆる通貨が安値を争う、滅茶苦茶な状況で進む波乱の月末であり週末である…。
ユーロドルがこれだけ売られるのならドルが買われてもいいものを、ドルも売られるという状況により
ドル安えユーロ安、つまり円高状況で
ユーロ円が最も安値を追うという状況。
ここでのユーロ売り円買いの圧力から
ドル円も下落。
円がとにかくどの通貨においても買われているため
ドル円の上値の重さは変わらない。
堅調を保っていた米株は、現物市場が開いたとたん、いきなり垂直落下で前日比マイナス。
それまでは株高でだったのに、
どれだけ株高でも上がらずむしろ下げていたドル円は、まるで、この現物株の急落を予言していたかのようである…。
いや、そんなことはない。
本日のドル円の下落は、現在の株安を予言したものなどではない。
実際、米株安が鮮明化するにつれて、ドル円は底打ち気味になっている。
要は、本日のドル円は株価とまったく逆相関で動いているのである。
なぜそんなことになっているのかは、自分にはさっぱりわからないが、
いずれにしても、ユーロドルが新たな領域に突入したことは間違いない。
ということで、ユーロドル売り。
ロンドン時間にロングしたドル円は、なぜか(?)、含み損にさらされている状況である。
ロンドン序盤、106.30アンダーを守って106.50アッパーまで伸びたドル円は、そこから叩かれ、NY勢参入とともに、106.10アッパーまで叩かれて沈んだ。
昨夜の106.70アンダーまでの執拗な買いは何だったんだ、と虫唾が走る思いである。
NYに巣くう、ウジ虫モメンタムトレーダー
モメンタムに沿った動きしかしない、単細胞動物のような、為替市場における細菌である。
こいつらは、昨夜、どれだけ下値を追っても、ゴキブリのように買いのカバーが入り、延々と高値を更新していった。
こいつらに、ゴキブリなどという名称自体生易しい
ウジ虫同然のダニどもが、モメンタムのみで
延々とトレードを続ける、為替市場におけるウジ虫どもである。
このウジ虫どもの買いによって
昨夜の自分の106.40からのショートはことごとく損切され
その高値追いは東京時間午前3時まで続き
106.70アンダーからの売り玉によって
このウジ虫どもの買いはいったんはチリジリに散っていったわけだが
このクソ連中が昨夜そこまで買い進めたとき
株式、債券他、特にそのそこまでのドル買いを説明する意味はなかった。
しかし、昨夜は、気取った売り豚どもは、ただただモメンタウジ虫どもの買いを許し、
その本能の買いを、ある一定の水準に達するまで、ただただ静観してていたわけである。
昨夜のドル円の買い戻しに
最も罪深いのは
モメンタムだけで買い進めたウジ虫同然の買い豚どもではなく、
それを買うがままにさせていた売り豚どもである。
こいつらは、106.70アンダーからようやく売りとして現れ、
現時点までの106.10アッパーの下落におけるいいところ取りをする戻り頂点となった。
自分がいま最も憎らしいのは
買いのウジ虫どもに買うがままにさせておいて
その中途の売り豚が次々に殺されることを
殺させるままにして、
106.70を超えそうになると、
やおら必死に防戦売りをして、
ドル円の相場の売り継続であるかのように
昨夜のNYで迷彩を完成させた売り豚どもである。
現下の為替相場において
個人的には、買いのうじ虫どもではなく、
この気取った売り豚こそ、八つ裂きにして殺さねばならないクズどもの筆頭だと思っており
その意味では、今夜、こいつらを切り裂き、ドル円は107円をのぞくことすらありえる、と自分は思っている。
そもそも為替相場においてはモメンタムだけをたよりに動くウジ虫は逃げ足が速く
売り方でも買い方でも豹変する。
わかりやすい転換ポイントが現れれば
そのモメンタムただただ本能でついていくのみなのである。
昨夜までのモメンタムでしか説明できない方向は、ドル買いであり
がゆえに、モメンタムのみで動く買いウジ虫どもは買っていたわけで
今夜NY序盤に向けてドル売りが加速したときは、こいつらはモメンタムを売りとみて売り方についていたはずで
だから、このウジ虫どもは、買いでもあり売りでもあるため、どんな買い状況であっても売り状況だっても、それをもってこいつらを恨むことができないのである。
それに対して、106.68から売ってきた豚どもは、ドル売りという明確な意思があり、だからこそ、106.70手前まで引き付けて売りに参入してきた。
こいつらに買いという選択はなく、ファンダメンタルズ的テクニカル的総合的な判断によって売り一択で攻めてきているわけなので
こいつらを損切りさせた方が、はるかに腰の座った値飛びが起こると思っているわけである。
現在、106.30アンダーにあるドル円をさらに上に伸ばすためには、モメンタムトレーダーであるうじ虫どもの力も必要で、
これらうじ虫を誘引するためには、今夜中にドル円が106.50あたりは超えねばならない。
それまでのドル円は、ウジ虫とは違う
ドル買いの思惑を持ったドル買い一択のトレーダーか、106~106.50あたりのレンジディールをなりわいとするレンジトレーダーが主力となるはずで、いかにも心もとない。
モメンタムのみで狂ったようにその方向にポジションを積む、ウジ虫どもを呼び寄せるためには
少なくとも、106.55を超えるくらいにまでレートまで持ち上げねばならない。
でなければ、このウジ虫連中は
むしろ売り方にまわり、バカみたいに売りを繰り返していくだろう。
このウジ虫どもの好きなのは売りでも買いでもなく
あくまでも相場の勢い、モメンタムであり
こいつらにとっては、別に買い売り、どちらでもいいのである
モメンタムの方向にただ群がっていきたいだけなのだ。
ロンドン勢は序盤こそ106.50越えを狙う買い戻しをかけてきたが、
東京高値すら破れず、106.50アッパーの戻り売りに綺麗に叩かれ、その後日通し安値更新した。
やはり106.70アンダーのレジスタンスをロンアニすら恐れ、買いを継続することはできなかった。
結局、106.10アッパーまで本日下落するなら、昨日ドル円106.40あたりからを売りあがり続け、小幅な損切で損失を重ね続けたのは完全に犬死に状態である。
普段なら東京勢の利する形となる戻り売りや押し目買いなどまず決まることはないのに、
本日のロンドン時間にそれがワークしてしていた状況をみると
普段見ている為替相場とはまったく異なる世界の為替相場を眺めているかのようである。
これが月末ってものなのだろうか。
本日ロンドン時間序盤、ロンアニの東京刈りをイメージして、
106.30アッパーから買っていたドル円は
ロンアニのスタートダッシュでは、106.50を超えたため
保険で106.50越えから半分ほど利食いしたのが救われた形となり、
残りのポジションはそこから安値更新されたことで、すべてが含み損に切り替わってしまった。
昨夜、延々とドル円の売りで殺され続け
106.50あたりからドテンロングに切り替えたのも裏目に出ている現状を思うと、その徒労感は半端ない。
21時を過ぎたところで、日通し安値をさらに更新し、短期ダウントレンドの形状を完成。
ただ、昨日までの戻り相場を否定するまでの押しはないため、
106.30を割れたところで買い増しを開始した。
まさか、ロンドン序盤には利益が乗っていたのに
すべての買いポジションが含み損にさらされ
安値更新の位置からナンピン買いをせざるをえなくなるとは思ってもみなかった。
結局、ドル円は106.10アッパーまで落ちていったので
ナンピンはそこまで続き、
ポジション量もいつのまにやらかなりの量になってしまった。
ドル円は本日延々下落ムードでげんなりしてしまうが
ここのところのドル円の戻り相場を否定するには
105.80あたりを明確に割れねばならず
その意味では、現状はまだ押し目買いの範疇ではある。
ただ、東京はおろか、ロンアニさえもが戻り売りをし安値追いをされてしまったのは、想定外だった。
東京勢についでロンアニも売りに便乗したことで、東京・ロンドン連合という普段にはないタッグで、ドル円の下値は試され続け、次いで現れたNYのモメンタムウジ虫が売りに加勢したことで、レートは結局、106.10まで追いかけられてしまった。
もうほんと、がっかりである。
東京刈りどころか、ロンアニが東京勢が利する動きをし
前夜のNY、東京、ロンドンと、オールショートを状態でNY時間に突入したのが
月末、最終最後の為替相場である。
1時間足ベースでみていると
ロンアニの106.50を超えない戻り売り、しかし、106.30を割らないレンジディールとか
東京勢のコピーのような動きである。
お前ら東京かよ…。
結局、NY時間に入ると、107.30も決壊したわけだが、これはロンアニの力ではなく、NY勢の力である。
東京時間はもちろん、ロンドン時間も上値を追わない、という状況は、自分の中では混乱しかなかった。
そして、いまドル円が戻りを試しているさなか、米株は大きく下落している、というのも、実は、その理由がさっぱりわからない。
ひとつだけ、一貫しているところがあるとすれば、米債利回りのみが、ドルの下落の間一貫して下落しており、ドルが戻り始めた時には戻り始めている。
結局、米債利回りかよ…。
まだ自分としては、ドル円の短期アップトレンドの形が壊れていないため、ロングはホールドしてはいる。
そういえば、本日ロンドン時間、中国商務省から、米中関係についてポジティブな発言がなされたが、本日の市場はそれを無視。
昨日は、ドル円のブレイクアウトの口実としたくせに、ロンアニのこのクソ現金さは、死なない限り一生治らないのだろう。
結局、本日のドル円は、米債利回りの代替え通貨のように
下落の口実としては、そればかりを採用し
株高をいっさい無視したじり安に展開してきたといえる。
ロンアニすら106.70アンダーからのNY勢の売りを恐れ
東京勢を叩くという本来の本能を忘れ
ただただ保守的なディールに徹し続けたのも、この米債利回りの頭の重さが原因なのだろう。
こんなことなら、NY勢に乗っかって、昨夜の106.60アッパーからのショートを投げずにNYオープンまでくらいまで、ショートをホールドし続けていた方がはるかにストレスもなくましだったという金曜のトレードである。
買い豚の勢いに賭けて、106.50までしかショートを引っ張らず、ドテンロングに切り替えたことが裏目ってしまった。
昨夜の106.30以降くらいからの買いは、ウジ虫モメンタムロングによって増幅されたもので、そのオーバーシュート幅は、本日削られて当然であったともいえる。
ただし、その下のレートまで、昨日の106.30アンダーまでの買いは、モメンタムだけの無意味な投機的トレードというよりは、ある一定の意図があっての買い上げであったように思っている。
でなければ、今週初め104.50アンダーまで下押したドル円を106オーバーの領域まで買い上げるわけがない。
この買い豚の狙いは、106.70のレジスタンスまでの綾狙いのトレードなどではなく
5月から続くドル売り相場をいったん転換させる野心に満ちたものであるとすら思える。
その一端が、今夜のユーロドルの1.100の下割れではないか、とすら思える。
ユーロドルの下落も、これはすなわちドル買いを意味する。
ドル買い相場を推し進める意図がないならば
わざわざ月末の今夜に、ユーロドルの下割れを起こすほどの下落は必要であると思えない。
今夜のユーロドル売りは、ユーロ売りが主導しているように見えて
実は、ドル買いこそがその真意であないかとすら思える。
今回は、長くなってしまったが
現状としては、ドル円買い、ユーロドル売り。
ポジション
USD/JPY L 106.311 106.323 106.344 106.365 106.375 106.299 106.217 106.161 106.126
EUR/USD S 1.10988