ロンアニはトレンドに完全に逆らった投機できた。ドルカナダ半分損切り。ドル円利食い、ドルカナダ買い増し、ユーロドル売り

 

USD/JPY  S  110.196 → 109.98 利食い

 

ドル円はまだまだ下値を追っていたが、

ドルカナダを買い増しすべく、いったんドル円のショートは利食いでスクエアとして、ドルカナダを買い増しした。

 

ロンアニは、ドル売りで参入してきており

ユーロドルが上値を追うなかで

ユーロカナダも上昇しているにもかかわらず

 

ドル売りの圧力に押されて、ドルカナダの上値が重い。

 

この流れに合わせて、ロンアニすらもドルカナダの売り状態にシフトし、日通し安値を更新してくる1.3330アンダーまでドルカナダは下押ししたが、

このゾーンこそ、自分が本来狙っていた、ドルカナダの押し目である。

 

しかし、ここで投機をやめないのがロンアニ。

 

自らが突っ込み売りの安値掴みをしたくないのか。

 

いや、ただただ本日のロンアニは

ユーロ買いの投機にかまけたいだけなのだろう。

 

ここでのドル売り投機、いやユーロ買い投機にカナダドルは振り回され

 

ドルカナダは、ドル主体ではなく

ユーロカナダの動きに翻弄されるかのように、ユーロ主体の動きに振り回されて続けている。

 

つまり、ユーロドルが上昇すれば

ユーロカナダの上昇に合わせてドルカナダも上昇。

 

ユーロドルが下落すれば、ユーロカナダも下落し、ドルカナダも連れ安、といった感じである。

 

結果的、ドルカナダは明らかに突っ込んだ売りのゾーンに差し掛かっているにもかかわらず、

ドルカナダに大きな買いが入らない。

 

ロンドン時間にドルカナダを取引する豚はゼロであるかのように、

 

ドル円、ユーロドル、ドルカナダの各相関を考えた時に、

不自然極まるレートでドルカナダはとどまったままになっている。

 

原油相場は下げ足を強めており

昨日安値すら更新している感じである。

 

でありながら、カナダドルに売りが入らなのは

 

相場を歪めても戻り相場を継続させるユーロの買いによって

カナダドルの売りが進めようとしているがゆえに

 

ユーロドルにおいてはドル売り圧力がかかり

 

ドルカナダの上値をやたら重くしているのである。

 

今週はこのように一貫して、

ユーロの戻り相場が

各通貨の動きを阻害し

ドル相場に転換することを阻んでいる。

 

素直にドル買いに反応しているのは、ロンドン序盤においてはポンドドルだけだといっていい。

 

いずれにしても、ユーロに翻弄されたカナダドルは、ドルカナダの下押しへと波及し1.3320アンダーまで突っ込んできて、

この下落過程の途中で、ドルカナダのロングは半分損切り

 

USD/CAD  L 1.33401  → 1.3327 損切り

 

ほんと…こいつらだけは………。

 

世界最強の力に任せれば、

中長期の上昇圧力でも下にねじ伏せられるとでも思っているのか…。

 

ドルカナダは、1.3330ゾーンはこれまで何度も上値を押さえてきたレジスタンスで、これを上に抜いたいま

 

このゾーンに界隈では、捕まっている売り方のやれやれの逃げの損切りの逃げが誘発されるのみならず

中長期テクニカル上の押し目買いの新規買いも入ってくる。

 

さらには本日東京時間に逆張り売りしていた東京勢の利食いのポイントともされるゾーンがここで、

 

ユーロにかまけてその他通貨の値動きをゆがめた結果

 

ドルカナダにおいては、ロンアニどもは、東京勢の逆張りショートには絶好の利食い場を与え

 

下で捕まっている売り豚たちには

含み損の減少と、

最小限の損失に抑えられる逃げの損切りの場を与えることとなった。

 

本日のロンアニは、ドルカナダについていえば、東京勢を刈るどころか

東京勢の新規スケベ逆張りショートポジションの多くに利益をもたらす間抜けな突っ込み売りをしているような感じである。

 

ただ、こいつらは本日のロンアニはユーロの投機買いを進めすぎたことで、それにともなう過剰なドル売りを誘発し、結果、ドルカナダを絶好の押し目水準まで引き下げることとなった。

 

ロンアニは本日もユーロドルの仕掛け買い繰り返したいようだが、

 

テクニカル的に見て、

ユーロドルのこれ以上の戻りはさすがに限界であるように思う。

 

ロンドン序盤のユーロドルは、連続的なショートカバーか、あまたの損切りか、

それとも新規の仕掛け買いか、

 

いずれにしても

ロンアニ参入から30分余りで50PIPS近い上昇を見せてきた。

 

はい、やりすぎ。

 

そもそも本日のロンアニは、

昨日のユーロドルの上昇のトレンドフォローを計っているつもりだろうが、これはドルカナダよりもより強固な長期下落トレンドにあるユーロドルに向かって、なおも抗った買いをかまし続けているということになる。

 

ここでのユーロ買いとそれにともなうドル売りに注力した結果、

ドルカナダはドル売り圧力を受けて、格好の押し目ゾーンにまで突っ込んできた。

 

やはり、東京時間にポジションを構築することは無意味だった…としか思えない展開をロンアニに作らされてしまっている感じである。

 

ユーロドルは今週は取引を見送っていたが

ここまでくるとさすがにやりすぎである。

 

リスクオフに乗じたドル売りで、ユーロドルの戻りをここまで正当化してきたのかもしれないが、

 

そもそもリスクオフでドル売りということ自体が通常の為替市場においては真逆の動きであり、

 

リスクオフでユーロが買われることほど不自然なことはなく、

 

ユーロはむしろ、リスクオンオフ関係なく、売られてしかるべき通貨である。

 

そもそもリスクオフでドルを売るということこそ

株、債権、商品など

 

あらゆる金融市場における相場の要諦から完全に逆行するものであり

 

ユーロドルの自律反発が

すでに5営業日続いてはいるものの

 

この不自然さに、市場もいい加減気づくべきである。

 

本来的にはリスクオン時にはドルが買われてしかるべきで

 

でありながら、ユーロを投機的に買いあげたい投機どもは、

今週のリスクオン局面において

ことごとくドルを売ってきた、というかユーロを買ってきた。

 

普段はリスクオフ時にドル高が語られて当然なものを

 

後講釈しかしない世のアナライザーどもは

株安でドル安が続くというねじれた構図を、様々な屁理屈を並べて正当化してきたが、

 

これは、単に、売られすぎたユーロに買い戻しのショートカバーが入るとともに

そこに乗じて、ユーロ買いに群がってきた投機の豚たちがリスクオンにおいても、ユーロ買いとドル売りを繰り返すことで、相場を歪め続けてきたにすぎない、と思っている。

 

その無茶なユーロ買いドル売りの投機も

ドルカナダに中長期的なロールリバーサルが顕在し始め、今後よりドル買い需要が大きく生じそうなドルカナダを、これら買い需要が大きく増加していくだろうゾーンまで売り込んだことで、限界に達してきたように思う。

 

もはやユーロドルにこれ以上買いを正当化する理由はない。

 

原油安が進み、カナダドル売りが堅調になる動きに乗じて

 

対カナダでの買いということでの、ユーロカナダの上昇によって、

ユーロ買いはなおも正当化されている節があるが、

 

カナダドルが対ユーロに対して弱く、ユーロカナダが上昇するからといって

 

ユーロが強く、

ユーロは対ドルにも勝り、ユーロドルでも上値を追っていくという流れもそろそろ限界である。

 

コロナウイルスの拡大懸念は

いま世界に飛び火し

あらゆる通貨が弱含んでいる。

 

このウイルス問題から派生する中国経済の減速懸念を一手に引き受けさせられているのが目下豪ドルであるが、

 

そうした危機的な状況において、欧州圏のみは安泰で、対ドルにおいて、トップレベルの強さを誇り続けているという状況がいかに異常かということに市場が気づいたとき、ユーロの戻り相場も限界を迎えることとなろう。

 

そのときにユーロの下落からユーロカナダの下落も伴い、ドルカナダが下落する、という構図は楽観が過ぎるとしか思えない。

 

ここからカナダドル売りがより強まり

結果、ユーロカナダも上値を追ったとしても

ここからユーロが買われているのだからと

便乗してユーロドルまで上がるというユーフォリアは、長続きしない。

 

カナダドルがあらゆる通貨に対して売られ倒し、結果、ユーロカナダが大きく上昇しようともユーロドルがともに上昇するとはかぎらない。

 

これはカナダドルが弱いのであって

ユーロが強いわけではないからである。

 

自分からすれば

カナダドル安でユーロカナダが上昇しているだけの流れで、ユーロドルもともに上昇そるという流れは、

屁理屈に近いバカげた相関であるとしか考えられないが

 

このバカげた相関が続いていたのが、昨日までの相場である。

 

いや、本日ロンドン市場においても

序盤、ロンアニどもはそのバカげた相関を繰り返してきた。

 

そのバカげた相関に引導を渡す日が、

本日であってほしいものである。

 

ポジション

USD/CAD  L 1.33192  1.33216  133326

EUR/USD  S 1.09461 1.09460