ドル円売り

ドルカナダのロングに加えて

110.20アンダーからドル円の売りを入れた。

 

昨夜のエントリー、ドル円買い、ドルカナダ売りと真逆のシフトとなった。

 

ドル円は110円から下に実需の買いがあるようで

 

実際、110円を一瞬割れたあと、14時になった途端、投信か年金かわからないが強い買い上げが来た。

 

ただ、これら買い切り玉が一巡すれば、ドル円をさらに買い上げる玉はもうないように思われる。

 

昨日までは、ドル円が110.10、110.30のロールリバーサルラインを守ったことから

 

先週の2円上げからの前値戻しの下げはダマシであるように思えたが、

 

110.30を再び下抜き、110.10もさしたるサポートになっていないことを確認するにつけ、先週の2円上げこそがダマシであったように思えてきた。

 

先週のドル円のすさまじい買い上げは

あらゆる投機の豚どもが買いに買いを重ねたがゆえに実現できたのであることは間違いないが、

 

いまの下落から振り返れば

あのときの買いは、本当になんだんだろうか、と思う。

 

いよいよ日本売りが始まっただの

悪い円安がこれからはじまるだなどと

世のアナライザーは、ドル円の上昇を煽り、

多くの個人投資家ドル円買いに走らせたように思うが、

 

それを信じて(?)買い上げた子豚たちは

112円はおろか、111円で買っていたとしても、現下、大幅な含み損にさらされている。

 

オアンダのポジション比率を見てみると

現下、悲惨なほどにドル円の買いが上に捕まりまくっており、

 

109.80あたりには、大量の損切り指値も用意されていることがわかる。

 

ここまでの下落で、高値掴みのロングをしたドル円の買いたちの多くが損切されたことと思うが、

 

もし、ドル円が109.80を割れれば、現下踏ん張っている買い玉がさらに損切されていくことは間違いなく、

 

109.60すら割れるようなこととなれば

先週足の安値すら割り込むこととなり、

そうなれば、ドル円は奈落である。

 

後出しじゃんけんのようになってしまうが

 

自分としてはそもそも先週のドル円の急騰は

日本売りによる円売り、という解釈には懐疑的である。

 

日本売りが起こっているにしては、日本株の下落が下落と言えども暴落級とまではいっておらず、ある意味で限定的、と言ってもよく、

 

これは円建てで海外マネーがあまり入っていないからなのかもしれないが、日本国債の利回りが急騰してもいない。

 

そもそもファンダメンタルズ的にみて

我が国のGDPの大幅な減少はあったとはいえ

我が国の経済的な基礎基盤が、欧米のそれに比べて圧倒的に劣っているとは、そもそも思えない。

 

ついに日本売りが始まった。

悪い円安。

日本円はもはや安全通貨ではない。

 

などなどという言説は、金融市場にかかわる者にとっては、センセーショナルな発想だとは思うが、

 

長年蓄積された世界各国の経済的な関係性のなかで

 

ドル円が2円急騰したという事実のみをもって、

日本売りに世界が変わった、とパラダイムシフトを叫ぶのは、やはり時期尚早の様に思える。

 

もちろん、テクニカル的に見て、

中期ダウントレンドチャネルをドル円は上抜いており、

 

そこからみれば、ドル円は中長期トレンドとして上昇波形を刻む公算が高くなっているが、

 

その上昇やはたまた下落の繰り返しが生じる内部メカニズムは、

いまだ大きく変わっていないのではないか、と思う。

 

いずれにしても、先週の2円上げは現状ダマシとなった可能性が高く、ドル円の下落はもう一段二段は続くように思える。

 

ポジション

USD/CAD  L 1.33395 1.33398 1.33401 

USD/JPY  S  110.196