どんだけ裏目引けば気が済むんだよ…
18時発表の英小売売上高は、事前予想を下回り、予想以上の落ち込み。
ユーロポンドはふたたび0.85を上抜け、
突っ込んで売る必要もない戻りを作った。
救いは経済指標の悪さに比してポンド売りが限定的なことか。
経済指標に準じた値動きをしないときは、
逆方向のシグナルであることが多いが、
にしても、ポンド豪ドル買いと豪ドル売り方向に賭けた時の豪州の経済指標は予想比大幅プラスで
ポンドを買い持ちすれば、英指標は予想比悪。
ただし、昨日は英経済指標がことごとく予想を上振れたにもかかわらずポンドは売られ倒した。
ポンドについての本番は今夜21時からの政策金利発表である。
現状は据え置きが予想されており、結果もおそらく据え置きであろうと思うが
その結果に市場がどう反応するかである。
たいてい、当該通貨について政策金利が据え置かれた場合、当該通貨は買われることが多い。
政策金利が据え置かれたということは、買われる理由はもちろんないが、売られる理由もないからであろう。
今夜の英国の金融政策発表でポンドがさらに底割れするようなら、
ポンドの買い目線はいよいよ撤回する。