朝方にユーロ豪ドルは下げていた逆指値にあたりスクエア。しばらく様子見

ポジション

EUR/AUD  S 1.61993 1.61992  → 1.6194 逆指値決済

 

ユーロ豪ドルショートは朝方引き下げておいた逆指値にヒットしポジションがスクエアになっていた。

 

いまドルストレート通貨のほとんどが、上昇シグナル寸前で調整を強いられている。

 

この調整が調整とならなければ、あらゆるドルストレート通貨は戻り天井ということとなるが、売り買いが拮抗しており、その方向がはっきりしない。

 

ひとついえることは、東京勢はいまを天井圏とみて逆張りをしている感じで、欧州勢は順張りでさらなる高値追いを狙っているということである。

 

通常なら、この手の勝負で勝つのは順張り勢ということとなるが、

現状の天井圏は中長期的なピーク圏にあり、順張りがここから突き進むには、ここにかなりのエネルギーが必要となる。

 

現在、米中問題やブレグジッドネタはいったん消化された感じがあり、さらなるポジティブニュースには欠けるところがある。

 

となると材料出尽くしで、リスクオフ方向、つまり現状での逆張りが優位ということになるのではないか、と思う。

 

では、ドル買いリスクオフ方向で、自分で言うなら、ドルカナダやユーロ豪ドル、ユーロポンドを買ったり、ユーロドルを売ったりするのがいいか、というと、そのようにも思っていない。

 

順張りのエネルギーは材料のみで続くわけではない。

順張りのエネルギーは、そこに逆張りしてくる損切りによっても増幅される。

 

以上から現状の自分の見立てとしては、もう少しリスクオフで進みそうにも思いながら、これらがピークに達したところからの再びリスクオン方向で乗ろうと思っている。

 

要するに戻り売り、押し目買いである。

 

現状の自分の目線はユーロ豪ドル、ドルカナダともに下である。

 

しかし、ポンドがやや調整的に振れていることや、ドル円などの上値の重さなどを見ると、

もうしばらく調整が続く可能性は低くない。

 

ドルカナダを見ると、ドルカナダは調整となると61.8%戻しまで続くことが多く、現状の戻りめは1.3210あたり。

 

ユーロ豪ドルにおいては、すでに戻り水準を大きく超えているため、現状をレンジとみなし、その高値限界まで待つとすれば、1.6280ごえあたりまで。

 

このあたりに来るまでは、売りでは入りたくない、という感じである。

 

ということで、しばらく様子見しておこうと思う。