ドル円損切り。買いの極点にあると思うドルカナダは売り増ししたが、結局、下げを伸ばさず利食いでスクエアに。ドルカナダはもう落ちないのかもしれない…ユーロドル売り

ドル円は108.80も割れ、損切りした。

 

ポジション

USD/JPY  L  108.826  108.843  108.860  108.888 108.890  108.891 → 108.79 損切り

 

その後、何度か買い下がったが、108.70すら割れ、現状、さしたるサポートが、108.50アッパーあたりまでなくなったような状況となった。

 

そして案の定、そのサポートを狙って、その後、0時になった瞬間に108.60を割れてきた。

しかし、108.50には届かず、再度買い。

 

108.58あたりでロングを取ったが、

 やはり上値が重く、結局、108.60アッパーで利食いしスクエアにした。

 

ドル円のロング戦略は失敗に終わり、最終的にはドル円ロングの収支はマイナスである。

 

ドル円は、いったんは、108.90アッパーまで戻したもののの、戻り売りを浴び

買い豚はこの売り圧力に屈してしまった形である。

 

こんなにきれいに戻り売りが決まるときに限って、買い下がっているのだから、どうしようもない。

 

ドル円は、まだ下値は掘りそうに見えるがだが、ここからドル円が明確なダウントレンドに転換していくイメージが、まだいまいちわかない。

 

しかし、昨日今日のモメンタムはドル売りに傾斜しており、どうしようもできない。

 

短期足レベルでも、完全にトレンド転換した状態である。

 

ドル円については、自分はいまだ上目線から変わりきれていないが、

 

こういう上目線というのも、先月までの上昇相場に毒されたものである可能性もあり、12月はこのまま下値追いをしていくのかもしれない。

 

チャートを見る限り

中長期の豚はまだ買いを保有しているように見える。

 

昨日今日の下落は、現状はまだ短期の買い豚のポジションの投げと、短期の投機的な売り豚の売り崩しのレベルではある。

 

しかし、この投機的な売り崩しがどんどん下まで迫り、中長期の買い豚もポジションを投げていけば、いよいよドル円の戻り相場も完全に終わるのかもしれない。

 

そうなったら、10月のばかみたいなドル円買いはほんとなんだったんだよ…という感じである。

 

あの108円割れから109.50までものドル円の上昇相場で自分はえらい損失を被った。

 

それが12月に入った途端、とんだ腰折れで、このまま下落トレンドに転換したらと思うと、脱力感しかわかない。

 

とはいえ、現状、ドル円については予断を持てない状況である。

 

11月下旬の上げ幅をすべて失い、200日移動平均線も明確に下回ってきた。

 

しかも、昨夜のNYの突っ込み売りも突っ込み売りにならないところまで下値を追われてしまっているようだと短中期的には、戻り売りを狙わねばならないような形になってしまっているかもしれない。

 

ただ、ドル円は下落時にはほとんどまともな戻りを作ることもないため、ドル円の戻り売りは奏功しない可能性も高い。

 

戻り売り、と思ったらそれがトレンド転換で上昇に変化していることも多いのである。

 

その意味で、本日、109.20まで買いあがった東京勢を叩くのは、絶好の戻り売りの好機だったのだろう。

 

いずれにしても、現状はドル円についてはいつ反騰するとも知れず、もう売りでも買いでも手出しはできにくい状況である。

 

ドル円は4時間足の200SMAがサポートして機能し続けていたが、本日、ついにこのラインも明確に下抜けた。

このラインは、現在、108.80アッパーに位置しており、そこも下抜けし、短期レベルのターゲットは、最大、108.20アッパーあたりまで見なければならないような状況になってしまっている。

 

その中間のサポートが108.50アッパーとなるが、ここもどうも守り切れるかどうかもわからず、とにかくよくわからない状況である。

 

とにかく、東京安値が突破された段階で

ドル円は短期的には完全にダウントレンドを完成させてしまったわけで

ここに買い向かうことは失敗だった。

 

本日のドル売りの仕掛けは、ロンアニのみで行われていたが、NY参入後もそれが継続し、戻りはとにかく弱いことから、モメンタムうじ虫らも、本日は昨夜に続いてドル売り継続といったムードである。

 

ドル円はちょっとしばらくほっておくしかない感じだが、

 

なぜ、ドル円を上目線から変えられないか、という最大の理由は

その他、ドルストレートの動きである。

 

ドル円が下げているなか

ポンドドルやユーロドルなどのドルストレート通貨は上げている流れは

いわゆるドル売りで

 

ポンドドルは言うに及ばず

キウイドルも上げ展開している現状。

 

もっとも典型的なのが豪ドルドルで

先月初めから、暗闇に包まれたように下値を追い続けていた豪ドルドルは、

昨日、ISMのドル安圧力もあり、

その流れのままに、ついに中期下方チャネルを上抜いた。

 

このドル安の流れは、ロンドン時間においても潰えてはおらず

トランプ発言によって、リスクオフから、いったん下押されはしているものの

短期上昇波形に変化した豪ドルドルの相場をふたたび切り崩すことは現状、即座に、というわけにはいかないであろう。

 

それはポンドドルはもちろん、ユーロドルにも言えていて、

 

この徐々に示現しつつあるドル安相場は、ドル円の下値追いを困難にする。

 

再三述べていることであるが、ドル円はドル安相場では下がり切れず、むしろ、ドル高相場であるほど、むしろ下がりやすくなる。

 

こうしたドル安相場にあって、またも上値を追っているのがドルカナダであった…。

 

結局、ドルカナダは売り増ししたが、最終的には以下決済した。

 

 

USD/CAD S 1.33176 1.3315 1.33082 1.33073 1.33057 1.33056  → 1.3294 利食い

 

本日、ロンドン午前まで利益が伸びていたドルカナダが、まさかいきなり含み損にさらされるとは思わなかった。

 

ドルカナダは朝方述べたように

ドル高相場でもドル安相場でも上がるという異様な状況がいまもなお続いいている。

 

そして本日のドルカナダは

安値更新をダマシとして、戻り高値を更新するような上げを見せた。

 

しかし、自分は、ドルカナダは本日の下げをダマシとして上昇したものの

その上昇こそもダマシであるとみていた。

 

ドルカナダは買いの極点にすでに達していると考えている。

 

この買いの極点をさらに沸騰させ、尋常でない買い玉の増加を生み出した、ロンアニである。

 

正確に言えば、ロンアニのみ、であった。

 

ドル円の突如の109円割れの下げ同様、

ドルカナダの狂信的なまでの買い上げもまた、ロンドン時間だけで行われた所業で、

 

この期に及んで、なおも買われていくドルカナダはもはや常軌を逸しているレベルである。

 

1.3315は週足の強力なレジスタンスであり

ここを単独試すロンアニの強欲にはただただ恐れ入るが、

 

個人的な見立てでは、ドルカナダはすでに相場のねじれを3回以上繰り返しており、自分の見立てが誤っていないとすれば、

ドルカナダはこんどこそ落ちるように思っていた。

 

しかし、それなのに、結局、1.33割れの水準で利食いスクエアとしてしまったのは

 

やはりドル円の弱さにある。

 

ドルカナダは、本日のようなドル安相場で下値を追うというのにはやはり違和感があり、

継続的な下値追いを期待できなくなってきた。

 

ドル円とドルカナダは逆相関するところがあり、

ドルカナダの下落が進むと、ドル円は上値を追うところがある。

 

これが10月のドルカナダの下値追い相場で、このときのドル円は堅調地合いであった。

 

つまり、ドルカナダにトレンドが出ているときは、

ドル円とドルカナダには乖離が広がっていくのが通常で

 

先月から続くように、ドル円上昇とともにドルカナダも上昇したり、ドル円下落とともにドルカナダも下落する、という相場は、やはり個人的には異常な状況であるように思う。

 

このドル円とドルカナダの相関状態によって、いつのまにかドル円とドルカナダの乖離はどんどん縮んでいくこととなり、

 

いまやこの両通貨ペアの乖離はほぼなくなっているような状況である。

 

やがてこの乖離は広がっていくとは思うが、

 

現在のドル円の下値追いを見ていると

ドル円の減少とともに、ドルカナダはより上値を追っていく可能性すらある、と思えてきた。

 

現状、ドルカナダは、今年8月より一貫して守ってきた1.3330のレジスタンスを抜けられていないが、

これだけ1.3300アッパーでの下値の堅さを考えると、この強固と思われるレジスタンスをやがて抜けていく可能性も考えていかなければならないかもしれない。

 

これまでのドルカナダは200日移動平均線の上に停滞していたのは、長くても6営業日ほど、最短では2営業日ほどで、

それ以外は、すべて上ヒゲで200日移動平均線を超えることなく終値をつけている。

 

しかし、今回の場合は11月20日に200日移動平均線を上抜けて以降、およそ10営業日にわたって終値ベースで200日移動平均線を上回っている。

 

先週末陰線でひけ、

昨日の月曜、いよいよ、終値ベースで200日移動平均線を下回るチャンスも

ISMの悪化による強烈なドル売りにより、ドルカナダは上昇し、大陽線をつけた。

 

ドル売り地合いがゆえに、ユーロドル、ポンドドル、豪ドルドルなどは上昇したにもかかわらず

 

ドル売りならば下落となりそうな、ドルカナダは上昇して終えたのである。

 

ここでまたもドルカナダは現在の日足レンジからみて買い超過領域に突入することとなったため、自分は本日売りを仕掛けたが

これも、1.3280アッパーで阻まれ

一時は、1.3320にまで上昇する事態となって、元の木阿弥である。

 

ちなみに、このときもドル安相場でドル円は大きく下落した流れでドルカナダは上昇である。

 

いまの流れはドル円とドルカナダの逆相関がドル円下落でドルカナダ上昇の方向で進みそうな気配とも見て取れる。

 

ドルカナダは現在、中期上昇チャネルは下回り短期下方チャネルは上回る、という完全に膠着した状況になってしまっている。

 

ちょっとドルカナダはしばらく手が出せないかもしれない。

 

予想外の動きを取りすぎており、売りでも買いでも優位性を感じられなくなってきた。

 

そんななか、いまある程度の動きができそうなのは、ユーロドルかもしれない。

 

ということで、すべてをスクエアにしたのち、ユーロドルに売りを入れることにした。

 

米中貿易交渉ネタがちゃぶ台返しのようになってきており、いったいどこを手掛かりに相場を見ればいいのかよくわからなくなってきたが、現状はやはりリスクオフ方向がムードである。

 

ドル安相場ということは、そのドル売りの受け皿としてユーロドルがワークするように思えるが、リスクオフが進みすぎれば

ドル買い円買い相場に派生しドル円は下値を追いながら、ユーロドルも下値を掘る可能性が高まる。

 

なにより、ドル売り相場でありながら、ドルカナダでドル買いが起こっている段階で

リスクオフのドル買い相場が起こりそうなシグナルのようにも思える。

 

ということで、本日はユーロドルの売りを仕込んだままで終えることにする。

 

本日はドルカナダのショートでなんとか勝てたものの、ドル円ロングの負けのおかげで、結果は微益の収支となった。

 

ユーロドルはドル安相場とポンド高の欧州通貨連れ高のよって、本日上値を伸ばしたが、買われすぎ状況となってきており、売りの仕込み時の様にも見える。

 

ユーロドルは日またぎしてもマイナススワップのうざさもなく、むしろ、わずかながらスワップが入る。

 

ということで、本日はユーロドルの売りを仕込んで終わりとしたい。

 

ポジション

EUR/USD  S  1.10900 .10886  1.10878  1.10869  1.10858