全決裁スクエア。明日はもう様子見か…。
もうすべてを決済し、スクエア。
USD/CAD S 1.32972 1.32936 1.32886 1.32862 1.32861 1.432842 1.32815 1.32809 1.32728 → 1.3283 全決裁(利食い&損切り)
結局、昨日から握り続けたポジションは微損となったが、
本日はもうこれ以上続けても仕方ないとおもうので、もうやめた。
明日は月末だが、よほどの相場変動が生じない限りは、もうトレードは休もうと思う。
一部売り上がったぶんで損失は抑えられたがナンピン状況での逃げ切りで、
結局、またも負けである。
昨日、ドルカナダの買いを入れ、やはりと売りにあらためたが
結局、昨日も買いが正解で
いつまで、ドルカナダは買いが奏功する状況が続くのか…。
今夜のカナダの経済指標は、
予想値とほぼ同じか、若干予想比マイナスといったところだった。
こうなると、米市場が休場で流動性がないなかで、本日、カナダドル売りの相場が転換することは難しく
ほとんど無風。
0時前に若干下押ししたものの
1.3280あたりで、すぐにロングで拾われた。
このままいけば、
先月はドルカナダ下落相場が転換したのに対して、
今月はその転換のまま無風、といった形で終わってしまいかねない。
そもそも先月、ドルカナダ売りの相場が転換したのは、米中貿易問題の悪化懸念からだった。
これがリスクオフをうながし、
ドルは買われ、カナダドルは売られたのである。
それまで楽観で進んでいた流れで、売られ続けていたドルカナダが、米中貿易交渉が急に不透明になってきたため、ドルカナダは買い戻されていった。
その後、米中貿易交渉は楽観が支配するムードとなり、
ドルカナダの買い戻しの根拠は失われてきたにもかかわらず
相場はドル相場にのみ転換し
ドルカナダの上値追いが継続する流れとなってしまったまま今月を走り切りそうなのが、現状である。
現在のような楽観が
先月の一方的なまでのドルカナダ売りの原動力となっていたと思うが、
今月は、悲観から楽観にムードがふたたび移って、ドル円など5か月ぶりの高値を付ける状況であるのに、
ドルカナダはリスクオフ展開の上値追いを続けている。
この流れは、自分としてはまったく相場観がつかめない状況で、
ここまでドル買いばかりに偏向している相場は、はたして本当にリスクオン相場なのか…。
と思えてしまう。
もちろん、株価は上値を追っているし、ドル円は高値を追っている。
しかし、ドル円だけを見ると見落としそうになるが、
ここでのドル高はあらゆるドルストレートに派生しており、
やや円買いの勢いが弱いため、ドル買いからドル円が上昇こそしているものの
この状況(ドル買い相場)は、突き詰めればリスクオフ状況である。
しかし、株価は高い。
現在の株高か、ドル高、どちらかが間違っているとしか思えない。
もしも株高が間違っているなら
現在のドル高はさらに続くだろうし
ドル円は結局下落するだろう。
ドル高が続けばなぜドル円が下がるか、といえば、
ドル買いによる、ドルストレート買い
例えば、ユーロドルなどで下落が起こった場合、
ここでのユーロ売りがユーロ円相場における、対円での円買い、つまりは円高を促し、結局、ドル円は下落せざるをえなくなる。
もしも、現在のドル高相場が誤りで、株高がまだ続く本物であるとすれば
このドル高はやがて沈静化し、むしろドル安となって
ドルカナダはもちろん、ユーロドル、豪ドルドルなどはドル安に傾斜していき、
結果、ドル円は続伸する。
ドル安なのにドル円が上昇するのは
ドル高の場合と逆で、
またユーロドルで言えば、ドル売りユーロ買いから生じる、
ユーロ買いが、ユーロ円における、ユーロ買い円売りに派生し、
この円売りによって、ドル円は上に押し上げられる。
ドル円はドル売り相場でこそ上がり、ドル買い相場ではむしろ下がる。
だから、ドル円は幻通貨なのである。
いまのドル円は、ドル買い相場に支えられての上昇で
きわめて異常な上昇の仕方である。
もちろん、1日2日の話では、ドル独歩高でのドル買い相場が示現するときはあるが、
今回のドル高は、今月一貫して生じている根深いもので、かなりアブノーマルな状況である。
ここまでドル高相場が続くなら
その他ドルストレート通貨のかねあいから、円安相場に派生するとは思えず、ドル円の上昇については怪しさ覚えない。
現状は株高もあり、米中合意期待で楽観相場とみられているところがあるが、為替相場だけをみていると、とても楽観的な相場であるとは思えず、むしろ悲観的な状況なのではないかと思えてしまう。
でなければ、ここまであらゆる通貨に対してドルばかりが買われるという状況になりがたい。
米ドルはリスクオフ時の投資引き上げをともなう逃避通貨のようなところもあり、
実際、豪ドルからもユーロからもカナダドルからもドルは引き上げられ続けている。
唯一ドル売りぎみなのは、ポンドドルのみだが、
このポンドドルの上昇もブレグジッド問題の楽観から投機的な買いと売りが繰り返されているまでで、
現状、本当にポンドがドルに勝っているのかどうか、よくわからない、というのが実際である。
今月は、とにかく、完全にドル買い相場でのみ相場が動いているという異常な状況である。
そもそも米中交渉の合意期待の楽観であれば、もう少し買い戻されていいはずの豪ドルさえ、
むしろドル買いから売られまくり
今月一貫して安値を追っている、という流れからして、普通ではない。
現在、市場が主に材料視しているとされる
米中貿易交渉というのは、本当にいまの市場の材料なのか、よくわからなくなってきた。
正直、実は隠されたまったく別の材料にもとづいて、市場参加者が取引しているようにしかみえないところがある。
ということで、本日は米休場でドル買いは継続である。
連休前にNYどもが仕込んだ方向はそう簡単に転換できないか…。
昨日、NYどもが行ったドルカナダの取引は
チャネル下限から強烈な押し目買い、
もしくは、一昨日の下落からの買い戻し、であったろうと思う。
形としては、そのどちらもがあったように思うが、どちらかといえば、買い戻しが主であったように思う。
一昨日と昨日で、1.3310あたりから1.3260あたりまでの下落をしたわけなので
祝日前に利食いを入れても十分おかしくはない。
ここで生じたのは売りポジションの減少で、
本日、東京勢と欧州ロンアニが行ってきたのは、買い持ちの増加が現在のドルカナダの状況であると思う。
となれば、現在のドルカナダは上昇よりも下落の燃料のほうがあきらかに多いと思うのだが、
しかしドルカナダが落ちない。
主体的に売るだけの相場参加者がいないのだから、動きようもないのかもしれない。
とにかく、いったんポジションをスクエアにする。
明日は月末かつ週末。
上記にも述べたが、こんなわかりにくい状況では、もう取引したくなく、チャートの観察は続けようとは思っているが、よほどの相場変動の状況が起こらないかぎり、明日はおそらく取引しないと思う。