ユーロ豪ドル、利食いでスクエア またもドルカナダのショートのみ

ユーロドルの下押しで、ユーロ豪ドルは下値を追えているものの

豪ドルドルも連れ安でまた0.6770を割り込んできたため、

 

ユーロ豪ドルの継続的な下落がちょっと見込みにくいため、いったん利食いでスクエアにした。

 

 

EUR/AUD  S 1.62814 → 1.6255 利食い

 

やめたとたん、豪ドルドルは、またも0.6770に回帰し、そのぶんユーロ豪ドルは下げ幅を更新。1.6250を割れてきた。

 

やめてからさらに伸びる、というのばかりで、いつもながら、げんなりだが…

いまだ4時間足200SMAで下支えされているユーロ豪ドルについては、

豪ドル安相場でいつハシゴをはずされるかもわからないため、もう今日はこれでよしとする。

 

結局、またも残るはドルカナダのみ。

 

ドルカナダは、1.3300のラウンドナンバーがいったんはレジスタンスとなってきたことから、ピークアウトはより近づいてきていると考えているが、

なかなか落ちてこない。

 

結局、ロンアニどもは序盤でドルカナダを東京高値以上にまで買っていったので、

NY様に追随したのみの、東京勢のドルカナダ買いは、

 

大・成・功♪

 

という感じであろうか。

 

これがあるから、NY様の背中を追うのはやめられない…といった感じか。

 

NYでの野獣どもが殺し合う死闘の決着を眺めてから、その勝ち馬に乗ったつもりかもしれないが、

その追随が、しばしばど高めど安めの天井大底つかみになることのほうが圧倒的に多いという現実を、東京勢はまずは冷静に計算してみるといい。

 

本日のドルカナダはもちろん、高値は更新したものの、ドル円が昨日の109.60までの強烈な仕掛け買いつられ買われ続けただけのドルカナダで、ドル買い圧力がが収まってもなお慣性で買われるかのような買いは、さすがに無茶であろうと思う。

 

もちろん、そんな無茶そのものの買いがあってこと、レートは高値を更新したのではあろうとは思う。

 

無茶ゆえに戻り売りも多くいたはずで、その戻り売りがそうした無茶に焼かれてしまったのである。

 

ただ、それで焼かれた豚は、本日の戻り売り勢のみで、一昨日のNYの売り豚を焼き尽くすまでには至っていない。

 

この大豚たちを焼くには1.3320を超えるほどの上昇を見せないと焼くことはできない。

 

NYが悪質なのは、一昨日、ドルカナダを売っておきながら、

翌東京がついてきた売りについては、踏みあげて焼き払うところである。

 

この昨夜の所業によって、昨日の東京勢の追随売りは根こそぎ焼かれ(追随はこちらの方が多いのだ)、そして本日は、逆に東京勢の追随買いを多く呼び込んだ。

 

そして今夜、今度はこの買い豚が焼かれるとなれば、

結局、追随売りも追随買いもどちらも焼かれるだけだった、というオチとなる。

 

現在、ドルカナダは大きめの中期上昇チャネルに緩やかな短期下方チャネルが重なっている。

 

角度が緩やかなほど、そのトレンドは強い、と自分は考えているが

 

現在の中期上昇チャネルと、短期下方チャネル、角度の緩やかな方は下方チャネルのほうである。

 

しかも、この中期上方チャネルは、もともと鋭角な角度を、いったん壊した後、緩やかな角度となってふたたびチャネルを形成したのである。

 

では、角度が鈍角なだけアップトレンドが強いのか、となると、もちろん、その場合もあるが、この鋭角から鈍角に角度が緩んでいくことは、トレンドの強さよりも、むしろトレンドの弱まりをより示すことも多い、と自分は思っている。

 

それに対して、現在作られている緩やかな短期下方チャネルは、相場転換を急角度で作った鋭角の下落チャネルを鈍角に修正したものではなく、はじめから緩やかな角度をもって生まれてきたチャネルで

これは、ここからさき、より鋭角なチャネルに転換する可能性すら秘めている。

 

昨日は、中期上方チャネルの下方を守る強めの買い上げがドルカナダに生じたため

短期の豚がいっせいに逃げ出し、そのぶん上値を追ってしまったと思っているが、

今夜、ふたたび下を試した時、そのチャネルの下限は昨日以上にせり上がっており

昨日と同値レベルに下落しただけで、現在の中期上方チャネルはついに崩壊し、下方ブレイクする状況となっている。

 

昨日のドルカナダの戻りには、カナダドルとしての材料は皆無で

ドル買い圧力の連れ高でのみ上昇したことは明らかで、

本来のレートを逸脱する上方乖離を推し進めた結果となっている。

 

本日はドル円が小動きで、これ以上、強烈なドル買い圧力が加わる可能性は低い、となれば、ドルカナダにこれ以上のドル買い圧力がかかるとは思えず、カナダドル単体で買い材料さえ生じれば、昨日の値がさぶんも合わせて、一気に下を追う可能性は高い。

 

ちょうど、今夜はカナダの経済指標を控えており、この結果を市場がどう判断するかである。

 

ここで好調な結果が出てくれば、カナダドルの利下げ期待は遠のき、カナダドルに買い戻しが生じるように思うが、

もしも結果が悪いか、もしくは結果がどうあれ、市場がその結果に失望感を感じた場合、

カナダドルは売られる結果となるだろう。

 

ただ、売られるにしても昨日のドル買いですでにカナダドルは多く売られているため

 

 

 

いいかげんに崩れてくれ…。

 

ポジション

USD/CAD  S  1.32972 1.32936  1.32886  1.32862  1.32861  1.432842  1.32815  1.32809  1.32 728