全決裁で、スクエア。

ドルカナダは4時間200SMAを超えてしまったことから

モメンタムが完全に買い側に移ってしまった。

 

本日中に急反転してくれたなら、

本日の上昇がダマシとみなせ、引き続き売り目線で見られるが、NY時間を通じて続く、底堅さをみて、もう完全にあきらめた。

 

下から買っていた楽勝勢が、レンジの上限で余裕の利食いかましているのか、

1.3230あたりで上値を抑えられてはいるものの、

 

上方ブレイクした場合は、ターゲットは1.3260あたりまで広がるとかねてから思っていたことから、

 

越週はさすがにできず、すべて決済した。

 

USD/CAD 1.32356 1.32312 1.32009 1.31982 1.31928 → 1.3225 決済(利食い損切り

 

原油は上昇しており、カナダドルの買い相関が起こってもよさそうなものだが、

 

やはり本日の経済指標は、カナダドルに売りモメンタムを強めており

本日のNY勢は売りに転換する気はなさそうである。

 

ユーロカナダもカナダドル売りのモメンタムが終了するまでは、いくらユーロが弱かろうが底堅く推移しそうなため、ほぼ同値で利食い

 

EUR/CAD  1.45852 → 1.4580 利食い

 

ドル円についても、109.30というレジスタンスを下回って推移しているため、すべて利食いで決済

USD/JPY  L 109.126  109.154 109.174 → 109.20 利食い

 

ユーロ豪ドルについても、全決裁した。

 

EUR/AUD  S  1.60892 1.60689  1.60688 1.60680 1.60676 → 1.6075 決済(利食い  & 損切り

 

 

ドル円とユーロ豪ドルについては、

中期的な方向にあったポジションであることと

マタギでマイナススワップがつかないため(プラススワップはつくが、そこには自分はあまり興味がないため、逆側の言い方をする)、そのままホールドしておこうとも思ったが、

 

やはりドルカナダの動きが気になり、週をまたぐことはやめた。

 

ドルカナダについては、

4時間200SMAを超えてしまったことから

しばらく高値で膠着するように思えてしまい

もう売りでは当面は入れないイメージだが、

 

このドルカナダの動きは、現在のリスクオン地合いと完全に矛盾している。

 

ドルカナダが堅調な時は、リスクオフの流れであり

今週の徹底的なドル円買い、ユーロドル売り、などの

ドル買い相場とは矛盾する。

 

このドルカナダの基準に見ると、

 

今週のリスクオンの流れが、はやくも終わったのか

それとも、ドルカナダの戻りがダマシなのか

 

そのどちらかであると思えてしまう。

 

さらに、本日はユーロ豪ドルが堅調で

これは豪ドルドルが軟調であることを意味する。

 

本日の豪ドルは、前日の安値さえも下回り終わってみれば週足も陰線になっている。

 

ただ、これは前週足の安値を更新するには至っておらず、

前週の足の孕み足のような状況となっている。

 

今週は強烈なリスクオン相場で、ドル買いが強まったとはいえども、

中合意の緩和期待で突っ走った一週間を考えると

豪ドルドルが陰線で終わる、ということにとても違和感を覚える。

 

ドルカナダと豪ドルドル、この値動きと現在のリスクオン相場との違和感がやはりぬぐえず、

 

いまの流れから来週までいかなるポジションもホールドしにくい。

 

昨日は、強烈な株高と債券高で

米株は史上最高値を更新し、買いの過熱感が相当のものだが、

この堅調さが本物なのか、という疑念がいまのところはぬぐい切れない。

 

ブラックマンデーではないが、来週、いきなり暴落相場がはじまらないとも言えないのである。

 

本日の流れが、週末の調整での逆行的な動きなのか

それとも、来週から相場が大転換する予兆なのかは

 

来週、また相場を見て考えたいと思う。

 

もしも、本日が単なる調整で、来週から、また株高、債券安の過熱相場が続くようなら

 

ドルカナダの本日の急騰は、ダマシだったと判断し、いまいちど売りたいと思う。

ユーロ豪ドルについても、全力で売りたい。

 

しかし、もしも、今週の流れが投機どもが大衆を最後に騙すための全世界の金融市場を嵌めたような、バブルの最後の売り上げ花火であるようならば

 

ドル円を全力で売りたい。

 

ただ、大統領選挙も控え、米中合意も進展している中で

そんな極度の暴落が来週から起こるのかは疑問である。

 

もしも、そんなことが来週から起こったとしたら

もはやそれをトランプ大統領他、当局が制御することはできない大惨事となってしまうだろう。

 

ひとつだけ自分が気に点は、

これは都市伝説のたぐいであるが、

もしも世界を、ある特定の勢力が好きに操っている場合、

いつも、10日前後、15日前後、20日前後を狙っているように思う。

 

リーマンショックは9月15日、ブラックマンデーは10月19日、9.11同時多発テロは、もちろん、9月11日に起こっている。

 

その意味で、来週の週明けは11月11日、という嫌な並びだなあ、と思ったりしている。

 

これは単なる妄想でたわごとである。

 

現実、11月はクリスマスを控え、だいたいが、株高、ドル高、債券安に進みやすく、暴落級の事件が起こったことはほとんどない。

 

トランプバブルのど級のドル高の時期も数年前の11月で、

とにかく11月は、金融市場は楽観に支配されやすいのである。

 

その意味で、来週はやはり順当にいって、リスクオン相場の継続。

 

となれば、ユーロ豪ドル売り、ドル円買いが基本路線となり、

ドルカナダは、本日の上昇をダマシとみなし、そのピークアウトを確かめて戻り売りを狙う、というのが、来週のトレードの基本戦略となるだろうと思う。

 

しかし、今週も先週から引き続いた不調が尾を引き、

ほぼ全敗となった。

 

もう取るポジションがすべて逆に走られ、

しかもほぼすべてが値を伸ばされるという状況で

 

ボラティリティがそれほど大きくない中で

その日に最もボラティリティがある通貨ペアを

逆方向で握る、ということばかりを繰り返しまくった。

 

二週間にわたってこんな目に合うと、

さすがにかなり心がかなり折れ曲がっており、

来週もこんな調子なら、

もうしばらくトレードを休養したいと本気で思い始めている。

 

ただ、先週来週は、勝ちを急ぎすぎ、リスク管理もおざなりにハイレバトレードを繰り返しすぎた、という猛省がある。

 

勝ちを急いだところで、これだけ負けると

どんどん勝ちが遠のく。

 

来週は、勝ちを焦らず、リスク管理をしっかりと行い、

こつこつトレードしなければならないと思っている。

 

こんなトレードをしていたら、一生、安定した勝ちは取れない。

 

 

 

 

 

 

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