みんな騙されていく…

ロンアニがドル円ロングで市場を騙している、という見立ては未だ不変だが、

 

資金力にモノを言わせて、

これだけ断続的に買い続けていると、

市場もその影響を受け始めるのがおそろしい。

 

東京時間18:50頃から、およそ1時間かけて、

108.33あたりから108.47まで買い上げ高値を更新したのを最後に、

仕掛けたロンアニはもう売りに回っていると思うが、

 

22:15に108.33を破る寸前、108.36あたりから買ってきた豚は、もう完全にカモであろうと思う。

 

18:50からの買いにはまだ売りの抵抗があった。それはロンアニの仕掛ける側の買いがあまにも無理がありすぎるがゆえに、それを否定する勢力がいたからである。

 

しかし、22:15からの買いにはほぼ売りの抵抗がない。

短期足の陰線比率が明らかに下がっている。

 

しかし上げ幅はロンアニが仕掛けた?水準と大差ない。

 

単位足的にダイバージェンスをみれば、

移動平均線との乖離率の縮小を伴う同値レベルの上げは、ますます反落のリスクが伴う。

 

しかし、大衆はドル買いに踊らされ、さらに日通し高値を更新し、108.50超えまで。

 

ロンアニの仕掛け買いの際には売りの抵抗があったため、その損切りで値が伸びたが、

 

22時以降の買いは、大衆が皆買いに回り出したことから、上がらりにくくなっており、高値を更新しても、なんら値が跳ねない。

 

それでも大衆?は買い続けている。

 

大衆の買いが買いを生む、バブルというのは、日足のなかでさえみることができる。

 

 

 

それもそのはずで、いま大衆は買い目になってきてしまっていて、値を上げるための燃料たる売りがいなくなってしまったのだ。

 

売方不在の中で、108.40アッパーに買いがたまり続けているので、下落の際の燃料は、大衆が高値と思わず買っていき、日通し安値を更新さえしたドル円を、

高値つかみの買いとみなして、売りで受けているのは誰か。

 

ドル円買いを仕掛けた張本人である、ロンアニであろうと思う。

 

ドル円とドルカナダを比べた時、

各通貨ペアは4時間足上で似たよう場所にある。

 

両者ともそのミドルバンドに位置している。

 

流れ的にはミドルバンドをドル円は上抜け、ドルカナダは下抜け、しようとしている感じだが、大切なぶぶんが見落とされている。

 

それは4時間足の200SMA。

 

ドル円は下抜けを先週末試したが、

ドルカナダは上抜けどころか、そのタッチすらしていない。

 

大衆はドル買い円売りという、通常ではほぼないピンポイントな動きを正当化するようなムードになってきているが、ロンアニに騙されてはいけない。

 

こちらはドル円売り増し、カナダドルも買い増し。

 

ポジション

USD/CAD  L 1.31317 1.31336 1.31436 1.31462  1.31485  1.31513  1.31521

USD/JPY  S  108.492  108.457  108.449  108.448 108.438  108.427 108.403 108401  108.392