ドルカナダ売り増し…ドルカナダはもう終わりだ

ドルカナダは、もう絶対に買わない。

 

ドルカナダは底値割れをしたことで、多くの買い方が損切されたが

 

10月24日から強引に売りを続けてきた豚どもが

本日の戻り相場によって

同時にほぼ焼き尽くされた。

 

なぜ、10月25日からかといえば、

10月24日の20時過ぎ、

健全な戻りを作りえた、下ヒゲ陽線の買いを

強引なまでに切り崩そうとしてきた豚どもがわいてきたのが、このあとの時間足25日0時から現れた豚どもだと考えているからである。

 

本来はここでの戻りが健全な相場の流れを生んでいたと思うが

不運だったのが、このあとの時間帯で

ここで現れるのは、NY名物モメンタムうじ虫ども

こいつらが、相場の健全な値動きを破壊し

それに続く、豚たちもその流れに追随せざるをえない状況を生み出した。

 

こいつらは1.3098の戻り高値あたりから売りを開始したが、

 

この手の豚が、その戻り高値の極点のみで売りをやめるわけがない。

 

であれば、ドルカナダは下押すことはなかったはずだからだ。

 

このモメンタムうじ虫どもはそれからも

1.3080、103070、1.3060、1.3050と

どんどん安値更新からも次に売りを重ねていたはずで、

 

かなりの下値位置での売りを積んでいたのだと思う。

 

それが本日、担がれたという結果は

このモメンタムうじ虫どもが、ふざけた売り玉をほぼすべてを損切りで閉じた、ということで

 

1.03100アンダーあたりで、ほぼニュートラルな状況になっていると考える。

 

10月24日の20時での陽線が高値転換の底であったなら、上値はもっと追えたとも思うが、

 

ここでの買い豚が買いを仕掛けた底は、1.3054あたりであり、

 

その買い持ちは、本日の安値更新によって、すでに刈られてしまったはずである。

 

そうなると、ドルカナダを本来支えるべきはずだった、買いはすでにおらず、

ドルカナダは、1.3090アッパーから1.3050割れの安値にかけて、ほぼ売りのみが残存したことになり

 

それらの売りが損切され続けたのが、本日の相場であろうと考えている。

 

となれば、もはや担ぎ上げるべき売りは、相場に残存しておらず、

残るは、本日、短期売り豚を損切りにかかり続ける間に、調子に乗ってその流れに乗って買い上げてきた買い豚のみである。

 

こいつらは、ある意味で、10月25日から売ってきたモメンタムうじ虫と同じ穴のムジナだが、こいつらとは少し違う。

 

まあ、本日の相場の戻りは、新規の買い豚というよりも、むしろ、このモメンタムうじ虫自体が利食い損切りの後に、途中からドテンして、別のモメンタムうじ虫の損切りを誘発する買いに回ったともいえ、こいつらをひとつの群れとみなせば、この群衆が、自らで下値を下げて、自らで上値を上げてというマッチポンプで、相場に蠢いていただけともいえる。

 

10月25日から3営業日下げてきた値幅を

本日だけですべて戻したとはいえ、

 

その値幅は、日数こそ違えども、モメンタムうじ虫どもが相場を歪めたのとほぼ同じ幅で、

 

このモメンタムうじ虫がこの4日間やらかしてきたことは、結局は、プラスマイナスゼロで、相場の趨勢にはなんら影響を与えていなかった、ということになる。

 

いや、なにも与えてないわけではない。

 

そのモメンタムうじ虫の下げに影響を受けた

ある意味で為替相場でもっとも罪深い

にわか、という勢力が、

 

順張りのにわか売りを加えてしまった結果、

本来ならば戻り調整の起点となっていたかもしれない、10月24日の安値を割り込ませてしまったことで

中期の売り圧力に対抗しえたかもしれない買い勢力を惨殺してしまったことで、

 

もはやドルカナダに買いで抵抗する白馬の騎士はいなくなったともいえる。

 

寓話の世界ならば、白馬に乗った正義の騎士が、邪悪な勢力から民衆を守ってくれたりするものだが

 

現実の世界では、白馬の騎士は殺されており、またその白馬の騎士が向かおうとしていた勢力は、むしろ邪悪ではなく、そちらこそが正しい、ということもある。

 

自分は、ドルカナダの売り買いの勢力のうち、

売り勢力が正しい、と思っている。

 

短期的には相場はその通りには向かわないがゆえ、その正しさはしばしばぼやけてしまうものだが、

 

本質的には、ドルカナダが米ドルに劣るとはまったく思っていないからだ。

 

国力が米国の方がカナダよりもはるかにある、という問題ではない。

 

その通貨的価値において、米国の軍事力のみに裏付けられた米ドルは、実はまやかしに近い価値を創出されており、その実像は虚偽のペーパーマネーに大差ないとしか思えないが、カナダドルは、ひとつの国家が普通に発行し、適正に運用され、通貨としての最低限以上の価値を有していると自分は考えている。

 

その根源的な価値に照らした時

本質的に、ドルカナダが米ドルに対して売られるという状況は、アブノーマルである。

 

もちろん、それでもドルカナダが上がるのが相場であり、短期的にはドルカナダが明日上がるか下がるかは誰にもわからない。

 

ただ、いまのドルカナダの中期的な下落状況は、ドルカナダの本来的な価値に見合ったものである、ということはいえる。

 

そして、そのカナダドルの現在の位置であるが、

 本日の、1.3040アッパーから、1.3100(ここまで戻したのかよ…)の戻りは、

モメンタムうじ虫のショートカバーによってもたらされたものであり、

そこににわか豚の新規買いポジションはあったにせよ、

中期の買いの顔は見えない。

 

中期以上の売り豚がもしも買い戻しをかけてくるとすれば、ドルカナダの現在の下げ相場を否定するという判断を下したということで

つまりは、米ドルはドルカナダに勝るという価値を認めるということである。

 

となれば、その戻りは、本日どころの値幅ではすまされないだろう。

 

おそらく、その上昇幅は、1.3100どころではすまされず、1.32をも超えていた可能性もあり

明日あさって以降は、1.33も超え、1.34も越え、と

もはや青天井の上昇になっていたと思う。

 

では、本日、なぜそうならなかったか。

 

それは、本日の戻りは、モメンタムうじ虫のショートカバーのみ、だけだったからであろうと思う。

 

本日のドルカナダの戻り相場は

健全なアップダウンによって穏やかに下げていくべき相場を、モメンタムうじ虫どもが、過剰な売りを重ねすぎたことで、相場が売り一色となり、

それが今度はまた極端に巻き戻されていっただけ、だと考えている。

 

本日のこの不当に積み上げられた売りポジションが減少していく流れの中で起こることは、

無理なショートポジションが減少し、

にわかの買い豚のポジションが増加していくのみである。

 

ということで、ドルカナダのこれ以上の戻りはないと考える。

 

本来、中期の売り豚にドルカナダを買い戻すつもりはなさそうで、

 

そんななかで、売りポジションを畳むのは、無理な売りを重ねたモメンタムうじ虫のみ、

 

しかし、こいつらも本日あらかたショートカバーしたとなっては、

もうこれ以上上げるための燃料がないからだ。

 

ここから起こることを推察すると

 

本来、無理なタイミングで積まれまくった売りポジション(モメンタムうじ虫)の売る玉は、相場を押し下げる本質的な原動力とはならないため、全然相場が下がり切らなくなっていた。それが自らのショートカバーによって巻き戻したことによって、これら売りポジションが消えたことで、新たな売りを積んだ時に、より下がりやすい状況となった。

 

と言える。

 

どうも言葉だけでうまく説明できないのだが、

 

要するに、本日の戻りでモメンタムうじ虫が作った下げ幅をすべて失ったいま、現状は売りも買いもいないような真空状態となり

いま1.3100から下に残るポジションは

モメンタムうじ虫のショートカバーの流れに便乗してきた、にわかの買い豚のみで、

 

この尻の軽い連中が逃げるのはたやすいことから、

 

相場は昨日までの下げ相場以上に、はるかに下がりやすくなった、ということである。

 

 ということで、ドルカナダの売りをさらに追加。

 

現在の自分は、含み損の額も相当のものだが、

そのポジション総量自体も相当なものとなってしまった。

 

ここからドルカナダが下げたとしても、これは運ではない。

ここまでの流れを総括して考えると、必然として起こりうることである。

 

ただし、これでも相場が上がるということは

自分にはやはり運がなかった、ということである。

 

USD/CAD  S 1.30986 1.30939 1.30902 1.30888 1.30880  1.30831 1.30763  1.30742 1.30711 1.30682 1.30679  1.30673 1.30671 1.30657 1.30655 1.30655 1.30651 1.030647  1.30639  1.30638 1.30570 1.30560  1.30554 1.30552 1.30531 1.30518 1.30510 1.30509 1.30508 1.30501 1.30500