果敢に攻めた自分をほめてあげたい

深夜に延長戦。

 

勝ちを焦ったわけではなく、狙いを定めてエントリーして、結局、負けた。

 

NY時間、ふたたび1.3070代につっこんできたドルカナダ。

 

昨夜のサポート反発をあざ笑うかのように

 

いたぶるようなピッチでドルカナダのみ特別待遇で、じりじりと下落を強いられていた。

 

その他通貨においても、ドル売り(ドル円においてのみは円売り)ぎみで推移しており、日通し高値を更新しているのは、ドルカナダのみではない。

 

それがなぜ、ドルカナダのみ特別待遇、と言えるのか。

 

それは、その他ドルストレートが最高値を昨日一昨日あたりにつけ、今夜の戻り過程においても、昨日以前の高値を更新できていないのに対して

 

ドルカナダのみが、ドルカナダ単体としての週間、月間ベースでドル安の更新を狙われたからである。

 

ポンド相場でありながら、ドルカナダのみが本日のドル売り相場でさらなる安値を更新狙われた結果には、単純に怒り覚える。

 

負けたから、というのも正直あるが、この期に及んで売ってくる豚どもに負けたからという理由を抜きにしても怒りが湧く。

 

もし、今夜エントリーしてなかったとしてもこの怒りは湧いていたと思う。

 

このての豚どもは、これまでさんざんドルカナダを持ち上げてきていたはずである。

 

それは、いまでは手のひらを返したかのように、徹底的にドルカナダ売りである。

 

もっと前にドルカナダは安値を更新すべき局面は何度もあった。

 

しかし、それらではまともな反応をせず、むしろ、売り方の損切りを打ち抜いて、高値追いすらしてきた豚どもが、いまドルカナダを売ってきている豚どもである。

 

こいつらに自分が狙ってきたショートが何度損切りを食らわされたかわからない。

 

いまのポンド高相場において、こいつらはドルカナダを下に叩き落そうとしている。

 

下がるべき時に下がらず、下がる必然性のないときに下がるのだから

こちらとしてはお手上げである

 

NY名物モメンタムうじ虫どももドルカナダに一切の救いを与えない勢いで断続的な売りを続け、

午前5時になってすら、安値更新である!

 

ほんと、ふざけんなよ…おまえら。

 

こいつらの大部分は、少し前までは、あからさにドルカナダを買っていた連中だ。

 

それが、現在の地合いとなれば、どんな安値を叩いても

さらに売ろうとする。

 

相場とはうまくできたもので

安値を割れる割れないかの危機的な状況となると

それを補完するようにその、他商品金融市場も

その安値追いに相関するかのような、異様な値動きを見せ始める。

 

今宵のドルカナダの下落において

その後押しとなっているのは原油

 

さしたる材料も見いだせないなか

今夜の原油は錐もみ状態で、異常なチャート波形を描きながら、どんどん高値を追っている。

 

これがカナダドル買いを誘発し、カナダドル売りによって上昇をするドルカナダにとっては、最悪の下落圧力となるアシストとなった。

 

自分は本日は本業も忙しく

NY序盤でトレード終了したときは

疲労困憊の状況であったが

まさかのNYの動きを警戒し

ドルカナダの動きを観察はしていた。

 

そして、案の定、NYどもはドルカナダを再度売り倒しに来たことで、1.3080をまたも割れ、1.3070代に。

 

1.3070、もっといえば、1.3075を割れるか否かは

自分のなかで、ドルカナダ相場におけるいよいよ山場となる天王山で

 

ここが割れれば、いよいよドルカナダの戻りに希望はなくなる。

 

最終最後のこのラインが押し目かどうかの局面につき

ほぼフルレバレッジで、損切りも最小の真下においてロングエントリーした。

 

ここまでくると、あきらめてロングポジションを投げ始める買い豚もいることから

小幅な下げでも、小さな下窓を開けて安値を更新していく。

 

このぎりぎりのレートであっても、

トレンドフォローの風見鶏の売り豚どもを筆頭に

どんな安値だろうと、モメンタムだけをたよりに売りに売りを積むモメンタムうじ虫、

もちろん、心折れてポジションを投げていく買い豚から持ち込まれる、損切りの売り。

 

上がると思えばそうしたトリプルの売り圧力で、たった数pipsの攻防でありながら

何度も損切を食らった。

 

そしてこの下値張り付き状態に嫌気がさした自分は、結局、1.3075を割れたところで1.3080アンダーから買い持ちしていたポジションを結局、すべて決済しスクエアとした。

 

結局、小刻みな損切を繰り返したのみで、まったく無意味な深夜の再エントリーだった。

 

結果的には、深夜に再エントリーしたことが裏目となり、負けとなった。

 

たった数pips程度の損切りを繰り返しただけなのに、ポジションを張っていたことから、本日なんとか稼いできたプラス収益をすべて飛ばすには十分で、結果、本日の収支はマイナス。

 

こんな深夜に再エントリーしなければ、本日の勝ちは確定したのに

自分は、あえてドルカナダに対してロングエントリーを挑んでしまった。

 

それまでは、本日の負けはなかったし、リベンジトレードの必要もなく、値ごろ感で無理やり逆張りロングを講じているわけでもない。

 

1.3075あたりは、自分がドルカナダのロングを狙う意味での重要なサポート位置と考えており、

 

そこにグリードどもが到達させるというなら、深夜の2時でも3時でも入るつもりでいた。

 

これがさらに底割れし、ドルカナダの下落トレンドが鮮明化すれば、それはそれで仕方がないとの覚悟の上である。

 

下割れのリスクを承知で、フルレバレッジでドルカナダの買いに入ったのだ。

 

そして、結果、風見鶏の売り豚、モメンタムうじ虫、損切りの買い豚、というのにはトリプルコンポの圧力に屈し、下値追いをやめないまま NYはクローズ。

 

結局、自分がドルカナダロングで入った平均レートは、1.3078あたりで、

NY市場において、結局、ドルカナダは1.3070も割れ、さらなる安値を更新した。

 

本日のドルカナダの安値更新は、日足の安値更新のみならず、週足、月足においても安値更新を意味する。

 

そもそもカナダドルが米ドルに劣るとはずっと考えておらず、いつから底割れして当然と考えていた自分としては、この結果に驚きはない。

 

がしかし、いまのポンド相場においてそれが果たされる、というのには、驚きとともに怒りを覚える。

 

今週の自分は、いろいろな意味でドルカナダをロングする意味などそもそもないなか、すでに1.3340から、300pipsに迫るほどの値幅を削られたドルカナダを、いまさら売りで入る意欲が全然わかない。

 

しかも、もう間近に迫る1.3015あたりの年初来安値を大底にしたゾーンは、相当の揉み合いを経て上抜けを果たしてきたゾーンで、本日さらに安値を更新したドルカナダとはいえ、このゾーンに突っ込んですら売りを積む、ということは、したくない。

 

しかも現在の安値追いは、ほぼ間違いなく、今月ずっと続く、ポンド高相場から派生するドル売りと、おかしな空気感をともなうリスクオンそうばのたまものであ、ドルカナダの下落においては本来、直接的な関係が皆無の要素である。

 

ドルカナダの本来の相場つきは

下がると思えば上にいき、しかし、途中で息切れしとる、うっとおしいレンジにより、買い豚、売り豚どちらにも大きな利益をもたらさず、むしろ、この豚たちを何度もそれを裏切ってくるような動きである。

 

とにかく、今夜は自分は買うべきと信じたところで買っていったことに後悔はない。

 

 

結局、1.3070代でからなんら反発することもなく、むしろじりじり底値張り付きを続け、安値を更新したドルカナダだったので、今夜、わざわざロングする意味はなかったかもしれないが、

 

これはすべて結果論である。

 

結局、負けはしたものの、

深夜3時を過ぎても、自分が信じるゾーンから果敢に買っていった自分を今回ばかりはほめてあげたい。

 

結果、それが無意味だったことを相場にあらためて教えられたのが今夜の成果といえば成果である。

 

明日以降、ドルカナダについては、もはや売りも買いもやりようがない。

買いは、テクニカル的にみて、もはや完全にその目はなく、売りは、ポンド相場だけに依存したモメンタムで、いまからの売りは危険な香りしかしない。

 

というか、明日はさすがにトレードをするのはやめようと思う。

チャートすら見ないつもりだ。

 

いまの自分のメンタルは、怒りに満ち溢れており、こんな感情では、明日トレードしたとしても冷静なトレードは不可能である。

 

明日は一日相場から離れ、あさっての金曜、今週最後の勝負をかけたいと思う。