ユーロドルを小口で買い

本日はポンド買いを主体とした

ユーロポンドの下押しを演出するために

ユーロポンドともにユーロドルが売られている。

 

自分は、中長期的にはユーロドルはまったく買い目線で見ていないが

短期目線となると話は違う。

 

先週、1.0960アッパーから売っていたユーロドルは

指値を1.0935あたりに下げていたが

そこが先週末、見事にヒットされ、ユーロドルの売りポジションは消滅した。

 

先週、ユーロドルは売り豚たちによって執拗なまでに1.0900割れのアタックを

何度も狙われたが

1.0900どころか、1.0905すら割ることができず、

結局、あきらめた豚筋のショートカバーか、その後、1.0950越えまで戻すことになった。

 

 

週が明けて、ポンド買いからのユーロポンド売りからのユーロ売り

なのか、ユーロドルはいまいちど下値をためしているようには見えるが

 

自分が先週末、引き下げていた1.9235の逆指値

短期ダウントレンドがいったん転換するクリティカルゾーンとみており

先週末に1.3235を上回り、かつ、

NYクローズにおいてもその上抜け水準をキープ(1.0945あたり)している段階で

売り方の勢いはかなり削がれてしまっている。

 

しかも、である。

ユーロドルが先週末守った、1.0905あたりの水準は

2007年4月~5月あたりまで遡る月足の強いサポートで

そこが守られての週末ひけ、というのは

売り豚にとってはいったんの買い戻しを覚悟しかねない状況と言える。

 

で、そんなユーロドルに、

いったんの売り豚の撤退をうながすショートカバーが誘発された場合

先週末の1.0950あたりの戻りなど甘すぎで

まずは、先週、ユーロドルの戻り売りのスウィートスポットとなった

1.0960越えに復帰することはまずそれほど困難なようにみえず

場合によっては、1.100さえ戻りを試しそうにさえ思える。

 

さらに1.10をもし超えたとして、1.1025すら試すようだと

現在のユーロドルの下落相場におけるショートカバーがさらに増幅する可能性が増し、

そうなれば、さらなる損切りが誘発され、

場合によっては、週足ネックの1.1105をあたりのゾーンを再度試しかねない

とすら思える。

 

まあ、そこまでの戻りをユーロドルに期待するのも

現状からすればナンセンスなように思えるが

少なくとも短期レベルにおいては

先週末、ユーロドルはいったんの短期戻り上げ相場に転換したとみており

その戻りのメドは少なくとも、週末から本日にかけて

ぐずぐず頭を重くされている1.0950あたりなどではない、というのは思う。

 

ということで、ユーロポンドの買いに加えて、ユーロドルの買いも追加したが

ユーロドルの買いは軽めにしている。

 

なぜなら、ユーロはポンドが下落した場合に連れ安となることが多い。

上記、ユーロドルの戻りの見立ては、

ユーロドル単体でチャートを見た時に思えることであり、

ポンド売りの影響による連れ安という状況の場合は話が変わってくる。

現在、主体的な動きをほぼできないユーロドルが

ポンドドルともに、連れ安となった場合は、

ユーロドル単体のテクニカルはほとんど意味をなさず

あらゆるテクニカル的な意味を無視して、

ポンドの安値更新に追随し、底割れする可能性もなくはない。

 

いや、なくはない、どころか

ことユーロドルにおいては、そういう流れも大いにありうる。

 

ということで、最大限の警戒をもちつつ、ユーロポンドの買いに加えて

ユーロドルの買いも追加。

 

で、さきほど買ったユーロポンドについてだが

ロンアニが0.8876という強めのラインを割って以降

売り豚たちは、このあたりのゾーンを背に戻り売りをしているのか

やはり、0.8876より上が異様に重たくなっている。

 

0.8876あたりの月足ラインがロンアニの売りによって

レジサポ転換し、このまま抵抗帯になったら嫌なので

0.8876を超えたところで

半分以上のポジションをいったんスキャル的に利食いした。

 

EUR/GBP  L 0.88757  0.88745  → 0.8877 利食い

 

 

ポジション

USD/JPY  L  107.442(LC 107.64)

EUR/GBP  L   0.88744  0.88739  0.88738  0.88732

EUR/USD  L 1.09218 1.09222  1.09241