買い場はほんと一瞬、今月のドル円はやっぱ上なのか…

ドル円は、自分の中で105.80あたりが押しサポートと思っているが、

そのあたりの安値を本日早朝つけていた。ただし、それをつけたのは、本日早朝の7:00〜7:05の間のわずか5分ほど。

それもその間のたった1分ほどの間に105.90アッパーを瞬間つけ、次の間にはもう106円を超えていた。

 

この間にドル円のチャートを見ていなかったので、106円台で推移しているように見えていたドル円が、チャートを追えば105.90アッパーに瞬間差し込んでいたことに気づいた。

 

押し目というものはいつもこんなもんである。

 

狙い目のなるようなスイートスポットは、グリードどもがあっという間に食い散らかし、安値を保つのはいつも一瞬である。

 

逆に言えば、安値状態が長く続き、誰でもが値頃感で買えそうな時は、たいてい、そこは底でもなんでもなくて、やがて、さらなる安値に向けて下割れするものである。

 

その意味で、いまドル円は前週のNY時間の短期戻り高値付近となった106.40アンダーに随分長く止まっているが、まずいのがその滞空時間が長すぎることである。

 

こんな誰でもいつでも狙えるように高値圏が停滞しているときは、それは短期天井の戻り目ではなく、さらなる高値を追うフラグとなることが多い。

 

本当の戻り高値だとしたら、この辺りのレートに滞空するのはわずかの時間で、あっという間にグリードどもがそれらのレートを食い散らかし、レートは106.20だか106.10だかに落ちているものである。

 

本日、ドル円押し目105.90あたりを自分が見たときも、それはすでにチャートの痕跡で、リアルタイムレートはすでに106.10超えまで進んでいた。

 

この段階で押し目買いを逃したと思ったし、本日のドル円のロングはもはや後追いになるため、本日は見送ることにした。

 

いまのドル円はいつ見ても、106.30-40あたりに停滞しており、値頃感で売りたいとすれば、いつでもチャンスがある状態である。

 

しかし、これは逆に言うと、少なくともロンアニはこのゾーンでは売る気はなく、むしろここからわずかでも下押しすれば、それを買い場としたい証とも見える。

 

自分はこの高値からさらに買うと言うグリーディングはまっぴらなので、とりあえず、ドル円については買い目線ながら、いまはとても買っていけない。

 

やはり今月はドル高の方向に進みそうに思えてならない。