ここまでドルカナダが戻した後で、アナライザーが利下げ期待をほざきだす

ドルカナダは、本日延々上がり続け

1.33をうかがうまでの上昇を見せている。

 

原油が反騰しているなか

最初の下落にのみ、ドルカナダの買いの口実とし

その後は原油安が収まっても、上昇を止めないで

日通し高値を午前4時にもなってさらに更新する、

という一方的な状況になってきた午前4時すぎになって

 

いきなり、カナダドルの利下げ期待ときたもんだ…。

 

そんなの知らねえよ…。

 

後出しじゃんけんも甚だしすぎる。

 

そもそもではなぜ、昨日今日ドルカナダが下落していたのか。

 

たしかに、利下げ期待を持たれている通貨ならば

売られるのが為替相場における王道であり

 

ドルカナダの今夜の不自然なまでの堅調推移、についても説得力があるように見える。

 

ただし、利下げを期待されているのは、カナダのみではない。米国も欧州も利下げ期待をされている。

 

そういう意味では、たとえ、カナダが利下げを行なったとしても、その他主要国も利下げるすなら、金利差の優位性はない。

 

さらに、カナダ中銀が利下げすると期待するのは、カナダドルの弱気筋の願望にも似たポジショントークの面もあり、カナダ中銀が本当に利下げするかどうかは、米国や欧州よりもはるかにはっきりしていない。

 

さらにカナダドルに利下げの思惑があるとしたなら

昨日から本日のNYまで延々ドルカナダが売られていた理由はなんなのだ。

 

ドルが2円幅の乱高下をしていたからか。

 

どんな理由にせよ

その理由が一切説明されていない。

 

今夜の下落でもって、その現象説明として、利下げ期待があると後付けで説明しているだけである。

 

いずれにしても相場は相場。

 

今夜のドルカナダは、これ以上は抜けない、という高値を

NY時間になった途端、いともたやすく更新し続けていることは紛れもない事実である。

 

テクニカル的な意味合いを全く無視して

調整らしい調整は10PIPSも作らずにほぼ今夜のNY時間のみで

今日1日の話で、底値圏から、70PIPS以上も上昇もの一方的な上げを牽引してきたドルカナダを

後付けで利下げ期待という一言で片づけてしまうならば

相場の上げ下げは、もはやコイントスの運試しみたいなもので

為替相場を分析する意味など絶無である。

 

自分は今夜のドルカナダを延々売りあがっているが

途中でポジション量が耐えきれなくなり。

要所要所の高値更新で、どんどんポジションを損切りしポジション総数を軽くすることしかできないで進んだ。

 

もちろん、押しの過程で微益撤退できるポジションはいくつもあったが

こちらは、下落を見込んでいるわけで、そこでの決済はせず

ポジション量が耐えられなくなっての損切りでポジション量を減らし続けていただけなので

 

今夜のドルカナダのショートは、全敗である。

 

ドルカナダは延々高値を更新し

4時過ぎには、さらなる高値を更新し、1.3290あたりで一気に値が伸びたが

ここがおそらく、今夜のバイイングクライマックスにはならず…。

 

自分は’、この高値更新で、かなりのポジションを損切りせざるをえなくなったが、それでもこのふざけた上昇は終わっていなかった。

 

今夜のドルカナダはの上昇は、ドルカナダの大きなトレンド発生時に比べたら

値幅こそ強烈ではないにせよ

その上昇波形は、自分がこれまで見てきたドルカナダのチャートパターンのなかでも

5本の指に入るほどの異常な上昇である。

 

自分としては、いまだドルカナダのショートポジションをパンパンに積んでいるが

 

今夜の上昇がカナダドルの利下げ期待によるものだとはまだ思っていない。

 

今夜の上昇は原油安を口実に上昇を開始したドルカナダが、テクニカル的な節目、1.3240を超え、自律反発的にショートカバーが進みすぎただけだと思っている。

 

これはもう相場観の違いといってよく、カナダドルの利下げ期待とやらで、カナダドルが売られ続けていくというならば、

 

テクニカル(チャート波形)においても、商品市場との相関(原油高)から見ても、

ドルカナダの今夜の戻りはイメージしがたい。

 

だからこそ、多くの売り豚の損切りを巻き込み続けて、

ドルカナダはどんどん高値を更新していったのだろう。

 

とか言っている間に、午前5時になり、

 

この期に及んで、またも日通し高値を更新し

ドルカナダは1.33タッチである。

 

4時過ぎの1.3290越えの陽線でもバイイングクライマックスとならず

さらに高値更新である。

 

もうめちゃくちゃである…。

 

ドル円もポンドドルも今夜は高値を追い続けることができていないのに

ドルカナダのみ、延々高値追い。

 

テクニカル的にはドル円やポンドドルの方がはるかに高値追いできる波形をしていて

ドルカナダなど、いつ反落してもおかしくないチャートパターンを示しているのに

 

ドルカナダだけがここまで高値を追えるというのを見るにつけ

テクニカル分析の限界を感じてしまう。

 

あまりにもひどすぎる…。

 

今夜のドルカナダはどこで買っても、絶対にプラスである。

 

午前五時にさえ高値を更新しているのだから、

これほどイージーなロングもないだろう。

 

午前5時にたっても高値を更新するような通貨ペアなんて

本日はドルカナダくらいしかないんじゃないかと思うほどである。

 

そこにどんどん売り向かったいるのだから、

そりゃ、損失を重ねまくって当然である。

 

ロンドンだけでやめておけば、こんな無茶な相場に巻き込まれなかっただろうに

 

本日の勝ちを上乗せしようとした欲が完全に裏目に出た形である。

 

本日のドルカナダの戻りは利下げ期待によるもの。

 

であるなら、ドルカナダは明日以降もえんえん高値を更新するだろう。

 

そうなれば、自分のドルカナダショートポジションはさすがにすべて強制ロスカットである。

 

カナダドルが本日利下げ期待で売られていったとするならば

明日以降も売られるだろう。

 

そもそも本日は、ドルカナダが買われ続けるさしたる理由がない。

それでも上昇するのだから、明日も続伸は必至だろう。

 

それを配信した配信記者も配信先も覚えたからな。

 

このアナライザーの分析が、正しいものか、

聞くに値するかもわからないゴミのような分析かは

明日以降、相場が教えてくれる。

 

ポジション

USD/CAD  S 1.32985 1.32975 1.32905 1.32816 1.32811  1.32809 1.32805 1.32798