ドル円、なんとか助かった。半分利食い
ドル円は106.70アッパーのレジスタンスが効いたようで、NY勢の思惑に反して
東京勢はドル円の高値追いをしなかった。
結果、ドル円はいまだ孕みの中を抜けられず、
106.30アッパーまで下落。
USD/JPY S 106.565 106.624 → 106.31 半分利食い
問題はユーロドルで、ユーロドルのロングは捕まったままである。
ユーロドルは結局1.1080も割れ、
おとといのショートをそのまま握っていれば勝てていた、というオチである。
まあ、それはいいとして
ユーロドルがここまで下押しするのはいいが、
ドル円がレンジを脱せられない段階で、
ユーロドルのみが下方ブレイクするとは思えず、
ユーロドルもレンジであるとすれば、
いまのユーロドルはレンジ下限の売り過熱感満載のかなりの下方乖離の極み的な状況にある。
さらに言えば、自身が見立てたテクニカル的にユーロドルは、短期トレンド転換のシグナルを発しており、昨日からの反落は、そのシグナルに完全に逆行している形で、下値追いには相当の警戒の必要な水準である。
ここから逆張りでの買いをするのがベストとは思わないまでも、少なくともこの水準から新規に売るのは強欲の極みであるようにしか見えない。
ということで、ユーロドルはナンピンで買いを追加。
ユーロドルは結局、市場にバカにされてるように思っていた、週足レジスタンス1.1105が効いている状況である。
まあ、短期投機の豚の買いに対して、
このゾーンで売ってくるのは、中期投機の豚なので、戦力差から言って売りにやはり分があったか。
ユーロドルもドル円同様、とても中長期で買っていける感じもしないが、
いまの膠着感における突っ込み売りは、あきらかに売り過熱感の中での売りで、売り豚の欲にまみれたトレードには皮肉と侮蔑を全開に込めて感心せざるをえないが、さすがにやりすぎなんじゃないかと思う。
ドル円が本日下落を続けるなら、
相対のドル売りで、ユーロドルも自律反発の可能性も高まってくるため、このロングはもう少し頑張ってみようと思う。
ポジション
USD/JPY S 106.624
EUR/USD L 1.10853 1.10889 1.10891 1.10820 1.10797 1.10774 1.10762