さて、どうするか…

昨日のユーロドルショートが踏み上げられたのち、本日なんとか微損でスクエアとしたが、

 

ここからの展開が非常に読みにくい。

 

ユーロドルが下落と思うなら損切りなどしていないわけで、とはいえ上昇かといえば、

やはり上値の抵抗帯が気にかかる。

 

そこを抜けられるリスクを恐れて損切りしたとはいえ、それは必ずしも抜けることとイコールではない。

 

このまま、1.1100アッパーが拒絶されて、反落する可能性も大いにある。

 

となれば、今朝方の損切りは単なる切り損となるが、それはそれで仕方がない。

 

相場は損失を限定させることが重要で、損失拡大の可能性がある場合それを放置することはできない。

 

現状、ドル円、ユーロドルはもちろん、あらゆる通貨ペアがレンジ内に収まっているような状況である。

 

しかも本日は値動きがほとんどなく、ドル円こそ30pipsほど動いてはいるものの、その他通貨ペアはほとんどすべてが前日比10pipsも動いておらず、あのポンド円すら、現在のレートは前日比5pipsほどのマイナスにすぎない。

 

こんなボラティリティで取引したところで、するたびにスプレッド分の負担を重ねていくこと必至で、この値幅のなさは、短期トレードの観点からいえば、ある意味で最大レベルのリスクでしかない。

 

市場は明日からのジャクソンホールでのパウエル講演を待っているような状況らしく、であるなら、やはりそれまでは市場全体が様子見姿勢か。

 

現状の相場は各グリードどもが今後の方向感を探っている段階で、お互い牽制しあうものの、なかなか一方向に決着がつかない。

 

とにかく手が出しにくく、こちらとしてもしばらく様子見するのが賢明に思う。

 

グリードどもすら攻めあぐねてる段階で、今の相場がどちらに行くのかを、自分にわかるはずもない。