流石に本日ばかりはバカ探しは成功してしまうのか…
ドル円は結局、NYクローズ限界まで売られ続け、108円割れまで。
さらなる安値を売ってくるバカがいると、NYは確信してる感じである…
たしかに、今回ばかりはやばい。
これまでのドル円の下落は、米債利回りの低下はあっても米株安はなく、日本株への恐怖をあまり与えてなかった。
いわば米債券利回りのみがドル円を下げる原動力で、これさえ底打ちになれば、
おのずとドル円の売り圧力は低下した。
しかし今回ばかりは違う。
米株安も伴っているため、
日本株は下落の可能性が高く、東京勢も流石にヒステリックに売ってくる可能性が高い。
東京勢が最後のバカになることを期待して、オセアニア市場でもドル円は売られて、107.80割れまで。
昨日の戻りはほんとなんだったんだ…
それよりも住宅指標予想下振れを当てて、ドル売りを持っていたのに、切り返しての高値抜け…からの下落もなんだったんだ…
あの陽動に騙されて、ドルショートを閉じさせられ、それどころかドルロングを持ってしまった。
完全に騙された…
株価も債券も、あの段階でドル円をあそこまで高値にする根拠など全くなかったのに、ドル円にあんな買いが入るとは。
あんな見事なまでに騙されたのは久しぶりで、いまでも悔しさばかりがわく。
あのドル円の再三の108.30越えから、ドル売りを全て捨てて、ドル買いになってしまった。
なぜドル買いにしてしまったのか、自分でもわからない。
そもそも108.30より上は強固なレジスタンスがあり、定着もままならないのもわかっていた。
なぜそれを上抜くと思ってしまったのか…
ああいうV字パターンはもっていかれることがこれまでの経験から多かったので、ショートをホールドし続けることができなかったのはあるが、
ロングはないだろう…と思う。
ロングするなら108.30を明確に抜けきり、その定着を見てからでも遅くなかった。
日またぎでドル円買い、ユーロドル売り、ドルカナダ買い、ユーロ豪ドル売りを持っていたが、
このNYおよびオセアニアが期待全開で東京勢の安値追いを確信するかのように、最安値を何度も深掘りしていくのを見て、さすがにまずいと思い、
結局、ドル円が107.91あたりまで下落したところで、上記ポジションはドルカナダロング以外、すべて決済した。
ユーロ豪ドルなど、早朝でスプレッドが20pipsも開いており、
スプレッドが開いてなければ、微損で終われたものを、いやになって全決済した。
これでスクエア。
その後、オセアニアどもがもう一段、ドル円を売ったことで、ドル円は107.90も割れてきた。
107.30アンダーからのショートをそのまま持っていれば40pipsもの利益である。
40pipsとるのがどれほど大変か…
しかも、今回は陽動に引っかかっていなければ、十分取れていたのである。
さすがにオセアニアタイムで安値更新はやりすぎパターンが多いため、損切りしたのに、またドル円を買い直した。
懲りない…。
さすがに昨日の負けはないわ…
先週金曜、火曜、水曜と、すべて負け。
金曜はドル円買いで負け
火曜はドル円売りで負け
水曜はドル円買いで負け
すべて逆を取られて負けている。
金曜はロンアニのロングについていっていたら、NY参入あたりから下に削られまくり、損切り。
火曜は、戻り売りを講じたら、小売売上高が予想比プラスとやらで、108.10を突破され、損切り。
そして、昨日水曜は、住宅指標が予想比マイナスで予想通り下落したものの、発表での下落あとの、発表前水準を超える戻しに損切りからのドテンをしたら、それがダマシで、そこからの一気に下落で損切り。
この三戦はほぼすべて、ロンドンまでは勝てていながら、後のNYですべてを奪われる、というパターンである。
思い起こせば、これまで大きな資産を失った局面はほぼNYタイムである。
よくよく考えたら、ロンアニがいくら悪質とはいえ、ロンドンタイムでは致命傷となるような損失は実はあまり経験していない。
これまでの自分のパターンはロンドンタイムから市場に参加し、ニューヨークタイム午後までにやめる、というのを基本としていたが、
今日からしばらくNYタイムでのトレードは休んでみようと思う。
16:00〜21:00ごろまでの勝負しかしない。
やるとすれば、ロンドンタイム持ち越したポジションがあれば、その調整だけを行い。
これらがスクエアされたらその日はトレード終了。
とにかくNY時間には新規ポジションは取らない。
この方法を試してみようと思う。
という話をしつつ、ドル円ショートに合わせ、ユーロドルショートとユーロ豪ドルのショートをまた追加。
スクエアにした意味ゼロである…
ポジション
USD/JPY L 107.90
EUR/USD S 1.12255
EUR/AUD 1.60108
USD/CAD L 1.30409