いま注目しているのはドルカナダ

先月末から鮮明化しているドル売り相場において

なぜか堅調を保ち続けているのが、ドルカナダである。

 

ドルカナダはドル円が下落をまだ鮮明化していなかった7月半ばに年初来安値をつけて以降、ドル円の戻りに合わせるように戻り相場を形成するに至ったが、その後、ドル円が109.30でトップアウトしたのちにも高値圏のもみ合いが続いていた。

 

ドルカナダの動きは、全体の流れのなかからみてつねにタイムラグがあり、全体の流れに一歩遅れて動き出し、全体の流れが落ち着いた後にもその動き出した動きを継続させるという特徴がある。

 

ドルカナダはもともと戻りを形成したら1.33あたりまでは戻るとみていたが、1.3270アンダーあたりで高値を付けるに至った

ではまだまだ伸びるのか、と言えば、ここまで戻ればもう戻りめどの誤差の範囲であり、

現下日に日に強まるドル売り相場の流れにおいて、これ以上の上値を追うのにも限界があろうと思う。

 

ひところはあれだけドルカナダを売り倒していた豚どもも、トレンド転換したとたん、とにかくドルカナダを買う方向でぶひぶひやっているが、

そのぶひぶひ過程でドルカナダのショートも随分整理されたはずで、いまはむしろドルカナダの買い持ちが大きく増えているところであろと思う。

 

2018年は延々ドルカナダは強気相場が続いていその強気相場は、長期的な相場で見立てた時にすでに消滅している。

 

その意味で、ドルカナダまだまだ下値余地があり、7月から続いていた戻り相場が終了すれば、その下落幅は大きなものになるだろうと思っている。

 

ということで、さきほどのドル売り方向のエントリーにおいて、ドルカナダの売りを最も持った。