ドル円は利食いでスクエア。しかしまたインサイダーかよ…どの時間でもいるな、カンニングするクズどもは

USD/JPY  S 108.207 108.145 → 108.05 利食い

 

ドル円はいまはレンジだと考えているため

108円割れまで追うのはやめておくことにした。

 

 

ドル円のショートをあらためて積むとすれば、まずは、昨日の安値107.95あたりをブレイクするか、108.30あたりにドル円がふたたび戻してきたときである。

 

本日はユーロドルに集中する。

 

ここでちょっとチャートの話なるが

週足、日足でも4時間足でもいいのだが

短期足でない足のチャートを見た時、

反転するタイミングでは、たいてい高値安値を更新してから反転する。

 

たとえば日足の下落過程において

後から見た時に、底での反転の足は陽線となっていたりするが、

その足は、たいてい、その前の足の陰線の安値を更新した上で、反転する。

 

その意味で、前日、ユーロドルが陰線で終えたことから、本日反転の陽線を作るとしても、ほぼ必ず前日足の安値を試した後に陽線を作ると思っていた。

 

そのタイミングは、ECBの金融政策発表のときと思っていたが、もしかしたらいまが底なのかもしれない。

 

当初考えていたシナリオは、ECBまでユーロドルは戻りを試し続け、

1.170あたりまで戻ったところで、ECB発表があり、昨日の安値1.1125あたりをこうしんしたのち反転、と考えていたのだが、

それはないかもしれない。

 

すでに先取りでロンアニが安値更新してしまったからだ。

 

ここからECBの流れを読むと、下落するにはしても、17:00に作られた底は更新することができず、その手前から反転し、一気に陽転、といいった感じだろうか。

 

さきほど17:00に発表されたifoが予想を下振れで、ユーロドルは、昨日の安値を更新し、1.1121まで深押しした。

 

しかし、そこから即座にターン。

 

戻り過程でさらにユーロドルを買い増し。

 

ロンアニは、これが狙いでのじり安だったのだろう。

 

眼鼻の利くグリードどもは、

インサイダーがあったから、こんな安値張り付きで、テクニカル的にも下限のピークというリスクリワード最悪なところからも売っていけたのだろうと思う。

 

また、流動性のある東京市場の午前のうちに、いきなりユーロドルロングのポジションを投げてしまうということも、指標の結果を知っていれば、そこでの初動の下落リスクの高さから、当然、ありえることだろう。

 

自分だって、IFOの結果をしっていれば、そりゃ、どんなポジションを持っていてもロングポジションはどこかで投げておくし、新規ショートについては、その結果発表の前までなら、どんなド底からで作っていける。

 

ユーロドルが、昨日のド底からさしたる戻りの調整も作らなかったのは、こういうことか。

 

もしIFOの発表結果が事前予想を上回っていたとしたなら、ユーロドルは、17:00までの間にそこそこの戻り調整をしていたはずである。

 

そうした戻りがいっさいなく、下値張り付きのじり安を17:00まで延々続けていた段階で、指標結果は予想下振れだったといいうことだったのだろう、と思う。

 

答えを知っていれば、どんな高度な金融知識も必要はない。

経済指標前に予想を下振れとわかっていれば、その発表まで売りを仕込んでおけばいい。

子供でも勝てる作業である。

 

カンニングできているなら、そりゃ、ど底でさらに売るという普通ならとても怖くてできなようなことも平気でできるわけだ。

 

IFO発表前にユーロドルが先行下落しているのを見て、ECBでの警戒感でユーロ売りとかなんとか分析が流れたが、単なる現象説明をしているにすぎない。警戒感云々、なとというぼんやりした分析は、市場の裏側に潜んで不正をまったくないかのごとき、ナイーブすぎる分析である。

 

警戒感があったとしても、テクニカル的には反発リスク満載の、下限一杯のところで、現時点から新規ショートを積んでいきさらにわずかながらの安値を更新させていく、などということなど普通はできない。

 

しかし、経済指標が市場予想値を下回ることを知っていれば、まずは売りが入る、ということは予想がつくのでどんな安値からでも売っていける。

 

ただ、指標発表通過後にそこからどう動くかまでは、予想はできない。

 

ということで、インサイダーたちは、初動の下落で利食いしてしまっているだろうと思う。

 

これでインチキカンニングショートのボリュームが減ったぶん、ショートの勢力は減少した。

 

さらに言えば、このショート勢力は、どんな底値からでも売っていた不自然極まる突っ込み売りの勢力で、それがいなくなった影響は大きい。

 

表向きは無謀な(実はインサイダーの)売り豚がいなくなるのだから、ここからのユーロドルは無茶な下落は困難であろう。むしろ、ショートは俄然リスキーになる。

 

いまやまっとうにユーロドルを戻り売りしようとする売り豚、底から買おうとする買い豚、現在のショートを利食いする豚という、三つ巴のフェアな勝負に移っている。

 

ここからはショートが俄然不利である。

 

ここからは、

売り豚の新規ショートに対して

買い豚は、新規のロングに加え、

既存ショートの利食いのショートカバーが加わるのだ。

 

ショート2 vs ロング1

 

ではあるが、この売りに傾いている状況は、

このショート2のうちの半分が、ショートカバーに走る可能性を示し

 

結果、現在の潜在的な勢力関係は

ショート1 vs ロング2

 

となる。

 

既存ショートと新規ショート

という組み合わせによって

これからはショートがどんどん偏る状況になる。

 

新規のショートもポジションが積まれた瞬間から既存ショートなり、

ショートカバーという名のロング圧力の予備勢力となる。

 

新規のロングとショートカバーで値を上げていけば、、新規ショートはどんどん売りあがっていくだけだが

既存ショートは順次ショートカバーという裏切りのロングによって、新規ショートに買い圧力を与えていく。

 

さすがにIFOが、いったんのセリングクライマックスになろうと思う。

 

もうここからは、ユーロドルの売り豚たちにECBまでユーロドルを売る口実はなく、

同様に、ECBまで買い豚が、現在保有するロングを投げる理由はない。

 

 

EUR/USD    L 1.11427 1.11351  1.11318 1.11296 1.11249

USD/CAD   S 1.1437