分岐点で損切りされまくり、最終、ドル買い

本日の東京勢は、なんと上値追い。

直近高値を抜き去り、108.06まで買い上げた。

 

最初こそ、107.70割れを試しはしたものの

やはり、107.60のサポートは強いようで

ほどなくして反発。

 

107.70あたりから、108.06あたりまで一気に伸びたので

戻り売り勢の損切りを巻き込んでの上昇だったのだろう。

 

結局、東京勢が週末のNYをどう見たか、というところだが

日足陽線引けだから追随買い、といったところだろう。

 

結局、NY様にはいっさい逆らわない

お行儀の良い、いつもの奴隷ディールなので

やはりか、東京…という感じである。

 

いずれにしても東京勢がさらに上値を伸ばしたことで

テクニカル的には、アップトレンドを完成させ、

戻り継続の流れとなるが

これは、東京勢が最後の高値、ババを引かされていない

ということが条件である。

 

そこはそれ、天井を握らされる養分となることが

東京勢は圧倒的に多いため、そこからは

慎重に相場を眺めることにした。

 

東京勢がNYの高値も更新して孤高のど高め掴みをしたら

当然、ロンアニは食いに来る。

 

このクソどもは、こういうことでしかバジェットを稼ぐきがないのだろう

と思わんばかりに

107.85あたりまで売り込んできた。

 

しかし、それ以上の押しがない。

 

107.86あたりが、自分としてはアップトレンドの分水嶺と考えていたため

ここでロング。

 

ただし、なんども107.86を割り込む瞬間があり

そのたびに、損切り、ショート

で、また107.86を超えたら、損切りロング

ということを繰り返しているうちに

またも損失を積み上げてしまった…。

 

本日のロンドン時間は、これがロンドンか…と思うほど値幅がなく

かなりストレスフルな相場だった。

 

これはロンアニが戻り地合いのなかで、

ショートばかりを積みまくっていたからだと思われ

レートが動かないとはいえ、そのぶん、

ポジションがどんどん売りに傾いていった時間だったと思う。

 

ロンアニが執拗にドル売りを繰り返すわけだから、

当然、ユーロドルも、ほとんど動かず

自分は、ユーロドルは1.1220越えからは、買い目線、

下回れば売り目線、

と、思っていたので

1.1220を超えたところでロング。

しかし、これまた、1.1220の間を行ったり来たりしながら

そのたびにこちらの通貨ペアでもドテンを繰り返し

損失を重ねていった。

 

もうどっちの方向かわからなくなりながらも

107.86の上下、1.1220の上下で

ドテンを繰り返しているうちに

 

20:30からようやく上方向へ抜けはじめ

ポジションをホールドできた。

 

現在、10pipsほどの利益が乗って

レートは107.95あたりにいるが

やはり108円が異様に重い…。

 

ただし、このまま上に伸びていくなら

108アッパーからの売りをどんどん吸収していくこととなり

今夜は108円定着の相場となるだろう。

 

しかし、それもドル円が108円を再びのぞかないことにははじまらない。

 

ここからNYがどう出てくるか、というところだが

107.90アッパーを維持できているかぎりは

上値を伸ばす可能性が高い。

 

NYは逆張りよりも順張りで、

トレンドを増幅させるのが習性であり、

 

本日の為替相場は、あらゆる通貨ペアが

前日比、ドル高方向に振れている。

 

今夜はさしたる経済指標もないため

逆張りのドルの買い豚どもが、戻りの値幅を稼ぐチャンスである。

 

まず、壁となるのは、108.10

ここがひとつの節目的な意識を相当されていて

ドルの売り豚勢は、パウエルFRB議長の議会証言での

ドル下落以降、108.10にはタッチすらさせていない。

 

108.10の手前ではかなりの売りが出ているようで

逆に言えば、ここを突破できれば、

ドル円の戻りにはかなりのあく抜け感が出る。

 

108.10を抜けば、次のターゲットは、108.20アッパー

次が108.40アッパーと

108円から20銭刻みでレジスタンスが続いていく。

 

ここまでくると、かなりドル買いには過熱感が出ることとなるので

自分がもしこのままドル高方向で利益が追えたとしても

このあたりが、かなりのピークになるように思う。

 

ユーロドルについては、もっと下は弱い。

いまのところ、1.1200というちょうどラウンドナンバーあたりで

ユーロドルはサポートされているが、

以前にも述べた通り、このラインは

ラウンドナンバーである、という節目感以外で

さしたるサポートとしての必然性はない。

 

しかし、このわかりやるいキリ番でサポートされているということは、

ここを背にして買っている豚も多数いるはずで

1.12をちょこっと割り込ませでもすれば

損切りの連鎖で下落が加速する可能性は高い。

 

1.12割れからの、1.1195あたりは

こここそ、テクニカル的なサポートで意識されるラインだが

1.12を割れたときのポジションの投げは

結果的に、この本来のサポートをぶち破る可能性が高い。

 

ここが割れれば、1.1150あたりまでさしたるサポートはなく

ここらまでは一本調子に進む可能性が高まる。

 

ここがミ1.11ミドルのエリアなので、いったんは利食い場として考えられ、

もしもここすら割れ痕すれば、次は、1.1130あたりまでサポートがなくなる。

 

ここも割れれば、もう下にはまともなサポートがほとんどみあたらなくなってくるので、年初来安値の1.1105あたりが射程圏内となり

ここも割り込んでしまえば、さらに下を掘っていくことになるだろう。

 

まあ、現状としては捕らぬ狸の皮算用がゆえに

どこかでこのドル高地合いが転換してしまうようなら

無論、再度ドテンして、ドル売り方向で動くつもりである。

 

ポジション

USD/JPY  L 107.867

EUR/USD S 1.12210