またFRB理事発言かよ…NYに陽動されてばかり…

こいつら、ほんと、なんなんだ…

 

ドル安方向へのブレイクからの

上ブレイクからの、いきなりのさいど同値幅さげての、また下げ止まり。でまた上げ

 

この陽動で振り回され

 

ポジション

USD/JPY  S 107.774 107.716 → 107.75

EUR/USD  L  1.12186 → 1.1223

USD/CAD  S 1.30771 → 1.13060

 

上記で全部決済してしまった。

 

ここで魔が差し、一瞬ドル買いポジションを持ってしまったが、さすがに即座に微損で決済し逃げ。

 

相場の動きをあらためて見ていると、

 

107.70を割るとこまで売り込んでからの

また日通し高値近くまで。

 

でそこからである。

 

いきなりドル円が暴騰。

ユーロドルは大きく下落である。

 

なんだかよくわからないまま、売り買いを繰り消しながら、ドル買い方向で飛び乗り、これは、10pipsほど伸びて利益。

 

しかし、108円はやはり重くショートに切り替え。

 

ユーロドルも売りで飛び乗ったが、やはり、1.1205より下が硬く、ロングに切り替え。

 

またもFRB理事の発言のようだ。

 

利下げはやっぱ0.25%がどうのこうの…。

 

このFRB理事に振り回される報道相場、のようなものはほんと勘弁してほしい。

 

昨日は、それで107.20までドル円は暴落し、ユーロドルは、1.1280まで暴騰した。

 

ただ、昨晩と今晩で違うのは

逆張りで突っ込みやすかった、ということである。

 

昨晩未明のドル円の暴落には、逆張りで買いを握ることができなかった。

 

なぜならいまはドル安相場で

さらに安値を追う可能性が十分にあったからである。

 

しかし今夜は違う。

 

このままドル円が上値を追うということは

現下のドル売り相場の否定を意味し

それは現在の為替相場の根本的なゲームチェンジを意味する。

 

FRBのいち理事による、次回り金融政策の見立て云々が、為替相場の今の根底テーマであるドル安、とう流れをひっくり返すほどの価値があるとは思えない。

 

現在のドル安相場は、ちょっと人為的フェイク的な怪しさもあるが、現在の為政者が意図的に働きかけなくても十分なほど、そもそもドル安ということ自体が、根源的な意味で根深いドルの本質であると思っている。

 

そのドル円の本質的価値と、現在のドル安というテーマが、ようやく合致したのがいまであり、いま大きく下げなければいつ下げるの、というくらい、いまの相場はドル暴落のトリガーを引くチャンスなのである。

 

それを一介の理事の所見程度でここまできた流れのゲームチェンジが起こるはずもない。

 

週末も佳境にはいってきて

日通しドル高で推移し続ける週末相場は、そのドル高を加速させることで動いてしまった。

 

ドルが前日比があらゆる通貨ペアで前日比プラスの段階で、これをひっくり返すには、NY序盤が勝負なところがあった。

 

NYはトレンドの増幅は得意としているが、トレンド転換は意外と不得手である。

 

トレンドが転換するなら、経済指標などで、NY時間の午前中に、その方向性を作っておかないと、その方向性はNYの時間いっぱいは変わることが少ない。

 

トレンド転換のパワーはむしろロンアニのほうが勝っている。

 

その点で、NY時間の序盤を過ぎても、ドル高推移する状況に危機感は感じていたが、案の定である。

 

やはり21時の陽線など甘い話で、このブレイクこそが、今朝がたの戻りからのバイイングクライマックスで

これが、本日の売り方を一気にあぶりだす打ち上げ花火だったか。

 

NY勢の買い豚たちが、あれだけ執拗にドルを買い漁っていたのは

トレンド増幅をさせるための土台作りで、あとはドル買いに相場が走らせられる材料を待っていたのだろう。

 

材料はなんでもよくて、ドル買いにつながる報道があった瞬間に、一気に大量の買いを入れてブレイクさせる。

 

それによってアルゴリズムやAIも追随し、一気に買いが買いを生むわけである。

 

これは完全に出来レース

狙っていたのははなからドル買いで、仕込みを終えた後に待つ材料は

ドル買いを誘発させられるものならなんでもよい。

 

 

あとは、ドル買い的なヘッドラインが出た瞬間に上昇へ買いをブレイクさせればよいだけである。

 

この流れで、米債利回りは急上昇。

利下げ幅の縮小を織り込めば、当然、米株は下落。

 

ただし、こんなヘッドラインに振らされる相場は長続きしない。

 

で、今回口実にしたのは、昨夜未明で味をしめたFRB理事の発言である。

 

FRBは普段からなんかっちゃあぺらぺらしゃべるが、何をしゃべったところで、ふだんならスルーしているのに、今夜と昨夜未明だけは露骨に反応している段階で、仕掛けなのは明らかである。

 

こういうわかりやすいインチキゲームの味をしめると、NY勢は世界のなかで最も元気である。

 

その単純さは子供のようで、やり口がみえみえである。

 

昨日の場合は本日の相場もあるため、仕掛けの売りをゆっくり買い戻すこともできたが、本日は週末。

 

仕掛けで過剰に買ったドルを本日中に売っておかないと、週末リスクは満載である。

 

それもあってか、今朝がたのドル売り地合いが5時くらいまで延々続いたのに対して、今回のドル買い仕掛けは、早くも収束を始めている。

 

当然の結果だろう。

 

3時からの暴騰は

今朝がたの強烈なドル売り仕掛けに引っ掛かった戻り売り勢を損切りにかけるためだけの買いなのだ。

 

ショートをあらかた焼き終えたいま

市場に残存する短期のショートはない。

 

ここからは利食いの売りと

こんな相場で押し目買いする間抜けが損切される売りで、行ってこいである。

 

今朝がたのドル売り仕掛けではさんざんな目に合わされたが

 

本日は、この買い仕掛けによって、そこそこいいところからドル売りポジションが持てた。

 

しかし、戻り高値からの逆張りショートは、恐怖である。

 

しかし、相場が優位性を持つ瞬間は、一瞬しかなく、有利なレートほど、その滞空時間は一瞬である。

 

NYの二夜連続の仕掛けには、本当に辟易するが、おかげで108円に近いところでショートを持つことができたのはよかった。

 

もう当分、108円に近づくことはないと思っていたので、ラッキーである。

 

あとは、本日執拗に上値を押さえていたユーロドルの1.1230を今度は上にブレイクさせて、今夜中に相場をまた翻弄してくれたらベストである。

 

ポジション

USD/JPY  S 107.936 

EUR/USD  L 1.12072