なにこれ…

結局、すべて米債利回り次第か。

 

米債利回りは本日は一方的な下落。

 

NY以降のドル円は、米債利回りとまんま同じようなチャート波形を作っており

昨日の戻りなどなかったかのような下落である。

 

負け惜しみの様にはなるが、こうなるとは思っていた。

 

まず、ドル円108.30アッパーには強烈なレジスタンスがあり

ここ最近のモメンタムでは、このラインはまず抜けない、と思っていた。

 

なのに、なぜ買っていってしまったか。

 

単純な話、投機どもの迷彩にやられてしまったわけである。

 

今夜の住宅指標発表

自分の予想通り、結果は予想を下振れし

ドル円は108.20を割り込んだ。

 

この段階では、ドル円をホールドするつもりになっており

 

今夜の勝ちをほぼ確信していた。

 

がしかし、ここから突然の切り返しが起こり、指標発表前の高値をドル円は抜いてきたのである。

 

つまり全戻しで、指標発表での下落の否定である。

 

日通し高値こそ更新できなかったとはいえ

このV字の切り返しは、買い気の高さをうかがわせるものだった。

 

実際、1時間足でのローソク足は、長い下ヒゲの陽線である。

 

この形から次の時間足にパスされた段階で、

岩盤に等しいと思っていた108.30アッパーが豆腐のように見えてしまったのである。

 

実際、そこから二三度上へのアタックがあったが、結局、108.30を明確に超えられず。

 

この段階で、普通なら売りだが、

指標発表からのV字の切り返し、さらには実体の数倍はある下ヒゲをもった陽線があることで、売りに入ることはできなかった。

 

それからあと下ヒゲ陽線の次に作られた30分足こそ陽線であったが、次の30分足が前の足の倍以上の陰線を作って次の足に移った。

 

こんな切り返しがあった段階で

やはり売り転換を想像できなくはないところだが

やはり手前の長い下ヒゲ陽線がきになり

このヒゲ先を下回ることなどないと考え、やはり売りに回ることができなかった。

 

その次の足も陰線。

この足は安値が下ヒゲの先を更新する下落を見せたが、終値はそのラインを上回り、まだ売りに入ることができなかった。

 

で、その次である。

 

23:30からの陰線。

これが下ヒゲの先を明確に下回り、実体としては最も長い陰線を作り日通し安値更新まで。

 

ここがポジションが次々投げられたピークで、この下落過程においても買い目線を変えられなかった自分はそこに次々買い向かうこととなった。

日通し安値を更新する陰線となったことから

どこから買っても安値は更新されるわけで

買いのポジションは全損。

 

もろにチャートの魔物に取りつかれたとしか思えないトレードで

 

NY参入前まではドル売りで考えていたのに

NYが売り倒してきたときには

全力で買い向かっているの自分が自分でないようである…。

 

これはユーロドルもしかり。

 

1.12が割れない段階で上目線で見ていたユーロドルは

 

指標発表後の全戻しで1.1210を割れるところまで下落し、

ドル円の戻りもあって

ここで、ユーロドルの買い目線を売りに切り替えてしまった。

 

1.1222まで高値を追っていたユーロドルがそこから高値を更新できないまま

この下落で、短期足レベルの直近高値を割り込んでしまったのだから

短期目線が下目線に切りかわらずをえず

突っ込み売りのような形となるのもいとわず1.1210アッパーから売りを入れたが

そこが押しの大底で

完全に底値掴みをさせられた格好で、

そこからは完全に上に踏みあげられた。

その直近安値更新で、自分が突っ込み売りをした箇所がまさにダマシの本当の押し目というオチで

 

そこからは日通し高値更新である。

 

そこからのユーロドルは、昨夜は一瞬とてなかった、弱めのサポートすらもきっちり守っての高値更新、という堅調地合いで

 

これぞ自分が望んでいた展開を

ただ指をくわえてみているしかできない、というのはなんなのだろうか…と悔しくて仕方がない。

 

 

今日はチャートにだまされまくり

負けを重ねまくった。

 

今夜の動きは、教科書通りにトレードしたらまず勝てない、というのをまんまいくような流れで、素直にトレードするとクズどもに嵌められるということををあらためて骨の髄まで刷り込まれるような日となった。

 

厳禁なことに、あれだけ昨日ドルを買い倒してきたグリードどもが

今夜は嬉々としてドルを売っている。

 

この昨晩、あれだけふざけたドル買いを繰り返していた連中が、

平然と今夜はドル売りをしているという姿には、怒りを通り越して笑えてしまうほどだ。

 

今夜はもう心が折れるくらいめためたにやられてしまったが

 

皮肉なことに、最も憎らしいはずのユーロ豪ドルだけには救われている。

 

ドル円やユーロドルをなんども全決裁するたびに、ユーロ豪ドルもポジションを閉じてしまったが

ドルロングポジションのついでの、新規に売り直すたびにユーロ豪ドルは結局利が伸び、いずれのポジションも20pips以上の利益を取れた。

 

ユーロ豪ドルは少し下に伸びすぎたため、いったんイグジットでノーポジションである。

 

いまはまだユーロ豪ドルは戻りを試している状況であり、いまいちど押し目買いが入ってくるように思う。

 

もう一段戻りをまって、また売り直したいと思う。

 

今夜、ユーロ豪ドルが勝ちはしたが

まだ下落再開には早い感じがする。

 

なにより、1.5910アッパーから現れた長い下ヒゲが気にかかり1.5970アッパーから現れた長い陽線も気にかかる。

 

下落から戻りが再開したなかで、

1.6030あたりまでというのは、なんとも戻りが浅く。

 

自分の今夜のユーロ豪ドルショートは

綾狙いの逆張りが成功しただけだと思っている。

 

本格的な戻りのピークとしてぇあ、1.61ミドルあたりまでは戻ってもらいたいところである。

 

ということで、現状持っているのは

 

ドル円ロング、ユーロドルショート、

ドルカナダロング、

 

もうだまされてばかりなので、相場分析するのもむなしくなるが

いちおう、それぞれに対してポジションの根拠がある。

 

まず、基本はドル買い

大枠ではドル売り相場であるとは考えているが

最近のドル買い相場というのものが

自分のなかでまだ終わっている感じがしなない。

 

その意味から、自分がいまドル売りをするとしても、短期目線から見た時

それらはすべて逆張りであると思っている。

 

その前提で、各通貨ペアについてみれば

まずドル円の買いの根拠としては

 

現在の重要な節目とみている108.10を昨日上抜いたことで、このラインはサポートとして機能するようになっており

いまだ、108.10を明確に下回ることがでいないこと。

 

ユーロドルについては、

ドル円の108.33あたりがレジスタンスであるのと同様

ユーロドルは1.1230から上には強固なレジスタンスが構えられていると考え、

実際、今夜1.1230を明確にこえられていないこと。

 

ドルカナダについては、これはもともと下落をイメージしていたので、現在までの大きな下落はほぼイメージ通りであるが、

自分がいったんは守られるであろうと思っていた1.3020を守り、そこからの反転上昇を見せている。

 

いまドルカナダは5月末からの下落で長い下方チャネルを形成するに至っているが、

少しでも大きなドル買いの流れが起これば、

このチャネルを上方にブレイクできる可能性が高くなっているように見え

 

もしもそれが示現すれば、戻りは最低でもいまより200pipsあまり上方には伸びるように思える。

 

しかも、いまのドルカナダは、

NY参入から起こったドル売り圧力で

日通し安値に張り付くような状況となっているが、かなりやりすぎの下落であるように見ている。

 

 

いまのドル売り基調は完全に米債利回りの下落に連動しており

 

米債利回りが下値を追い続ける限り

このドル売りも続くのだろう。

 

しかし、こんな行ってこいばかりされる相場にはほんと辟易する。

 

なんだかんだいっても、ここ最近の値動きはそれほど大きなものではなく

 

スイングベースでトレード市営れば、すべてノイズレベルの値動きである。

 

しかし、こういうノイズレベルの値動きはハイレバのデイトレードではもっとも負けられる。

 

こういう相場は、狭いレンジ幅の上下限試すように動くため

 

値が伸ばせないのに損切りだけはきっちりかかっていくことになり、

損失ばかりが積み重なっていく。

 

 

しかしここ3営業日は、毎回、NY市場に入ると、逆張りのような状況にさせられる。

 

週末金曜がドル円買い持ちで、ドルが108円割れ。

 

昨日がドル円売りで、ドル円が108.40手前まで。

 

そして本日がドル買い、である。

 

毎回、ストレス満載のNY時間だが

結局、いまの相場では順張りでは勝てないと自分は思っているのだから仕方ない。

 

金曜、ドル買い

火曜、ドル売り

本日、ドル買い

 

ですべてリアルタイムの流れでは真逆のポジションになっているが、

 

実は、この3営業日すべて、順張りしていたら、その日は利益が乗っていても

翌営業日以降にすべて殺されることになっているのである。

 

たとえば、金曜、ドル円は107.80までいっていたが、これを107.90で売り持ちしていたとして

昨日、ドル円は108.40手前まで戻されている

で、昨日、108.20あたりから買っていたとしたら

本日は、108.06まで押されているのである。

 

結局、いまの相場はレンジであると思っている。

 

レンジの下限は金曜に試した107.80あたりで、レンジ上限は108.60アンダー

 

レンジの下限は週末から週明けにさんざん試したが

レンジの上限はまだ試されていない。

 

週末か週明け、

ドル円の107.80を下にブレイクできていれば、下落トレンドは継続であったが

結局ブレイクできず

むしろ、下落トレンドラインを上方にブレイクしたのがいまのドル円である。

 

昨日の段階で、ドル円の下落圧力は打ち消されてしまっており

今夜、いくら米債がどうだとか、ドル売り圧力をどうだとあったところで

 

その押しはいまの戻り過程の綾でしかないと思っている。

 

がゆえに、以下のドル円は、107.80を割れてくれば話は別だが

そうでないかぎり、その下落はどこまでいっても調整波の下落であり

こと108.10から下への押しはすべてオーバーシュートであると思っている。

 

しかし、それであっても、今夜は押しすぎである…。

 

ポジション

USD/JPY  L 108.088

EUR/USD  S 1.12290

USD/CAD  L 1.30431