ドル円ロング、ユーロ豪ドルショートを一部利食い
1.1610アッパーでのユーロ豪ドルショートを1.6082あたりで一部利食いしポジションを軽くした。
今夜ももう夜が更けてきており、ちょっとチャートから離れなければならないため、少しポジションを軽くして、逆指値を引き下げておく。
108.45あたりで押し目買いしたドル円も利食いしておくことにした。
しかし、いまだに下押しするたびに、ぴょこぴょこ上がってくるユーロ豪ドルは意味不明である。
前頁で述べた通り、今夜のユーロ豪ドルに新規のショートはあまりいるとは思えず、
残っているのは既存のロングのみである。
それでありながら、ちょこまかとレートが上がっていくのは、
この期に及んで新規のロングだろうか。
既述の通り、今夜のユーロ豪ドルには、上昇の燃料となるショートはもうほとんどないとみている。
いまの新規ロングをカバーしているのは
おそらく既存のロングの利食いショートだろう。
ショート不在のままロング通しで食い合っているのが、今夜の出がらし相場となりつつある、ユーロ豪ドルの実相であると思う。
たしかに、1.6080は押し目買いの好機かもしれないが、
高値更新させる推進力となるような、既存ショートはもういないんだよ、ばーか。
トレンドをどこまでも追おうとする豚どもは、トレーディング精神としては学ぶべきところも多いが
ドル買い相場でユーロ豪ドル買いは
率直に言って無理である。
年初のフラッシュクラッシュで
ドル円が104円あたりまで大きく下げた時
ユーロ豪ドルのレートはどうなったか。
あり得ないほどに上昇し、ドル円が下ヒゲを作ると同時に、長い上ヒゲを作った。
つまり、ドル買い時のユーロ豪ドルの相関性は下落にあり
その意味で、今夜の雇用統計で大きくドルが買われたときに、ユーロ豪ドルも大きく上げたのは
そのセオリーから反している。
大衆は間違う、とはよく言うが
今夜、為替市場で最も大衆が間違った方向は
ドル買い相場にもかかわらず
ユーロ豪ドルを買い上げてしまったことである。
とりあえず、ユーロ豪ドルを下げを取れたので、今夜の勝ちは確定した。
あとは、ドル円にしても、ユーロ豪ドルにしても、逆指値は、勝ちのラインの方向に動かしているため、あとは高みの見物である。
ポジション
USD/JPY L 108.392
EUR/AUD S 1.61102