ドル円買い、ユーロドル売り
ドル円を108円手前から買い、ユーロドルを、1.1260割れのころから売ることにした。
先週末と同じパターンを期待してのドル買いとした。
先週、NYはクローズ間際までドル円を売り倒し、107.80あたりまで売り続けたが
その売りの自身は、前日の買い上げのポジションの投げもあろうが、
新規の売りもいなければ、この投げは成立しないわけで
その売り豚がなぜそんな週足レベルのド安ねまで売るのかといえば、それよりも安くなるという先安観があるからである。
ただ、週明け、その追随者はいなかった。
しかし、NY勢が期待している追随者は他でもない東京勢で、昨日東京は休場だった。
本日、東京市場が再開し、ここでの東京勢こそド底を叩くと期待していたのではないか。
で、先週と同じ、というのは、
今回も東京勢はその期待を裏切り、今回も追随売りなどしない、と考えている。
先週末、東京勢は、NYが無茶な買い上げを108円ミドルまで繰り返した時、それに追随して買うことをせず、むしろ売ってきた。
東京はトレンドを作れず
トレンドはあくまでもロンドンやNYが作る。
これは、さも、トレンドメイカーであるロンドンやNYがすごくて、東京勢はしょぼい、というような見方をされるときもあり、実際、自分も同じように東京勢を見ているところもある。
そうしたトレンドメイカーへの評価は、欧米勢の突っ込み買いや突っ込み売りを
無謀な強欲とはとらえず
むしろ狩猟民族のアグレッシブさとして称賛するような評価されるほどだが、
この「アグレッシブさ」は、
その更新された高値や安値は、その段階ではバカみたいなポジションだが、そこをさらに更新するバカがいれば無謀な天底つかみとはならない。
そんな無謀な天底を掴み、ババを握らされるのは、NYが終わったあとに入ってくる東京勢であると相場が決まっているため、
NY勢は安心して、バカみたい買ったり売ったりできる面も大きい。
しかしこいつらは、東京勢の突っ込み買いや突っ込み売りには、まーあ、つきあってこない。
ババをつかみたくないからである。
NYがアグレッシブに買えるのは、
そんなババを引いてくれる鉄板のバカが自分の次の時間圏にいるという安心感からで
そんな鉄板のバカがバカでなければ、その楽観の突っ込み買いは、無謀なバカな突っ込みで、自身のババつかみとなる。
ということで、週末に引き続き、今回も底のババを掴む強欲のバカらは、NY勢であるように思う。
本来は、ユーロ豪ドルこそ最も叩き売りたいところだが、
前頁で述べた通り、ユーロ豪ドルは、100pipsくらいの戻りをみるまでは、売りでは我慢して待つことにする。
ポジション
USD/JPY L 107.976
EUR/USD S 1.12592