ユーロ豪ドルのショートがまた捕まってしまった…
ユーロ豪ドル…まだ伸びるのか。
昨日の100pipsの上昇に飽き足らず、
本日はすでに60pipsもの上昇。
15時過ぎ、またも買い仕掛けが入り
1.62をブレイク。
さすがにこのブレイクはダマシとなると思い、思い切り売りでぶつけたら
ロンアニ参入後に再度ブレイク。
微損の含み損で停滞しているとき少し所用が入り目を離しているすきに、1.6210アッパーの高値をロンアニにさらにつかれ、いきなり1.6230まで値が吹き飛んでいた。
ブレイクアウトがダマシとならず、上値をさらに追う展開である。
損切り設定をする間もなくブレイクされてしまったので、もはや損切りしたくないレベルで、このままホールド。
もちろん、どこかで損切りはしなければならないが、1.6230をロンアニに抜かれたとあっては
少なくとも、こんな高値が損切りラインではない。
完全に撤退を余儀なくされるのは、1.16237あたりを超えてしまった場合であると自分は考えており、
この目を離した一瞬でのブレイクは、1.6235は超えていなかった。
とはいえ、1.62からの売りで30pipsあまりも担がれているのだから、ハイレバトレードなので、本来は気づいた即座に損切りするのが相場のセオリーではある。
しかし、ただやみくもにお祈りトレードに移行しているわけではなく、最終撤退ゾーンを超えなかったので、損切りを留保した。
さらに言えば、損切りを留保した最も大きな理由は豪ドルドル。
ユーロ豪ドルの続伸は、豪ドルドルの売り仕掛けがトリガーとなっている。
16:35過ぎ、いきなり豪ドルドルに大きな売りが入ってきて、豪ドルドルが下方向にブレイク。
ユーロドルは続伸している流れのなかで
豪ドルドルが大きく売られているという状況は
またも完全にユーロ豪ドルの踏み上げを狙っての組み合わせではある。
しかし、豪ドルドルの0.6910割れはかなりの売られすぎ水準で、いつ反発してもおかしくないゾーンであると思っている。
豪ドルドルが底打ちとなれば、戻り値幅は0.6950くらいまでは、余裕で想定できる。
それに対してまたユーロドルについていえば、1.1230より上に抵抗帯があり、ドル売り方向で豪ドルドルとともに連れ高となったとしても、豪ドルドルの上値余地とユーロドルの上値余地を比べて、いまの水準で、ユーロドルが豪ドルドルよりも上げ幅を稼げるとは思えない。
となると、ユーロ豪ドルの上値追いもこれ以上は限界があるのではないかと思う。
しかし、1.62ブレイクを果たしたのはロンドン以前の欧州勢で、ロンアニがここにもう一段のブレイクをやってくるとは思わなかった。
昨日の上昇引けから、東京、欧州、ロンドンと、どいつもこいつもユーロ豪ドルを買い漁っているが、ここまでオールロングになって、誰がこれ以上買っていくというというのか。
ユーロ豪ドルは、1.62を抜けてからはブレイク狙いか小幅なレンジで下値を守りながら2発目の上昇ブレイクを果たしたが
その後は、小幅なレンジ形成をするよりも、むしろ、利食いに押されて、レンジを下に広げている。
このじり安は、買い仕掛けしたロンアニどもが利食いを貪っている跡で
すでにレートはロンアニの買い仕掛け起点あたりまで戻ってきた。
この流れで再度のブレイク狙いの買いはさすがに困難であろう。
もう一発ブレイクを狙うためには
豪ドルドルをもう一発強烈に売るか
ユーロドルに豪ドルドル以上の上昇の値幅を稼がせねばならない。
豪ドルは、ロンアニの売り仕掛けが失敗し、本日の初値とほぼ同じ水準まで回復している。
それでも、ユーロ豪ドルが昨日よりも高い位置にとどまっているのは
ユーロドルが昨日以上に戻っているからで
豪ドルドル±0に対して、ユーロドルが+なので、当然、ユーロ豪ドルも前日比プラスとなる。
しかし、ユーロ豪ドルの上昇の推進力は、ユーロの上昇ではなく、豪ドルの下落である。
豪ドルを売り殺すことで、ユーロ豪ドルははじめて上を目指せる。
ユーロ豪ドルの上昇の推進力は、決してユーロの買いではない。
いまの相場は各通貨の弱いもの合戦となっており、ポジティブに買われるのではなく、ネガティブに売られることで相場が動いている。
ユーロ豪ドルを持ち上げるために
豪ドルドルをこれ以上売り崩せないとなると
豪ドル売りというネガティブ材料での推進力は期待薄となる。
そうなれば、ユーロ買いというポジティブ材料にたよるしかないが、
ユーロの上昇のためのポジティブ材料などあるはずもなく
あるとすれば、ドル売り相場が生じた場合の受け皿としての買いである。
しかし、ドル売り相場であれば、当然、豪ドルドルも上昇することになり
ユーロのみが独歩高となるのは困難である。
ポジティブ材料は、いまの相場では推進力にはならない。
ユーロ買いを主な推進力として、ユーロ豪ドルを大きく持ち上げることは困難である。
とにかく豪ドルを売り崩せないことには、
ユーロ豪ドルはもうこれ以上上がらない、ということである。
豪ドルドルは0.6930あたりに強烈なレジスタンスがあり、とにかくここが上抜けない。
ゆえにユーロ豪ドルの買いをたくらむ豚たちは、とにかく豪ドルドルの0.6930あたりを背にして売りを繰り返している感じがする。
ここが抜かれることは、ユーロ豪ドルの戻り劇場のほぼ完全な終焉を意味するといっていい。
いずれにしても、本日、欧州でのブレイクアウトはダマシとならなかったが
ロンアニのブレイクアウトはさすがクズどもで、ヘッドフェイクとなりそうである。
つまり、1.6230アッパーが今回のユーロ豪ドルの戻り劇場の終了ゾーン。
すなわち、戻り天井である可能性が高い。
ロンアニが仕掛けた上方ブレイクアウトについていったにわかの買い豚どもは、この天井でつかまることとなり、このにわか買い豚どもの投げが、ここからの下落の燃料になる。
買い豚ども、すべて焼き豚になってしまえ。
ポジション
EUR/AUD S 1.62001 1.62061 1.62104