利食い、スクエア(USD/JPY S 107.340 → 107.15 EUR/USD L 1.3498 → 1.1370)

本当は、ユーロドルの押し目買いがつかめた実感があったので、日マタギでホールドしたかったが、あからさまなドル買いが、うじゃうじゃ湧き始めてきたので、いったんスクエアにすることにした。

 

NYどもの動きない流れに翻弄され

小さな損切を強いられた結果、本日は結果的には収支はマイナスに終わってい待った。

 

パウエルがらみで、ドル円が短期アップトレンドラインの形状になってしまったこともあり、

以後のNYどもはどうもドル買いでひそかにはしゃいでいるようで、

 

明日の東京勢は、今日、ショートを切られたのに懲りず

明日はまた買いで入ってきそうな気がしてならない。

 

まあ、そうなってくれたほうが、ドル売り相場継続の可能性が高まるから、勝手はいいのだが

 

少なくとも、いまよりも戻されてしまっては、本日ようやく取れた含み益もすべて吐き出すことになりかねない。

 

ドル円は、107.45あたりが強めレジスタンスとはいえ、現下、アップトレンド気味になっていることから、これもパスする可能性がなくはない。そうなってしまうと、現状、ダウントレンドが継続するとしても、107.80あたりまでは戻りの目はみえる。

 

ただし、NYさえ超えられなかったこのゾーンを東京勢が抜けるとは思えない。

 

となるの、東京勢は明日も売ってくるのか。

 

そうなれば、いよいよもって、ドル円の底打ちリスクは高まり、明日のロンアニもしくはNYが107.45あたりを抜いてくるか。

 

そうなると、ドル円はさらに上を目指すリスクが増していく。

 

さらに上を目指すとなれば、108を超えることも、十分可能である。よくよく営業日の東京勢の追随買いも加われば、108.60くらいまでは、十分射程圏内となるだろう。

 

そうなれば、ユーロドルももう一段下落する可能性も増し、ドル売り相場が消えていないとしても

もう一段下の押し目、1.1320アンダーあたりまで下落しないともかぎらない。

 

そもそも、107は、ドル円のいったんの底になりかねないラインと思っていたので、106.90あたりを押し目に反騰したということは、自分の中ではうまくなく、

今日の動きは、ドル売り相場そのものが、こんどこそ終わりそうな、一手となってしまったと思っている。

 

ドル売り相場を終わりそうに思う理由はもうひとつあり、それは豪ドルが底打ちした感じがすることもある。

 

5月からこれまでのドル売り相場において、ドル売りであっても、豪ドルドルにおいては、豪ドルが売られ続けており、ここではむしろドル買い相場だった。

 

もちろん、リスクオフ気味の流れなので、このドル買いはドルストレート全般にいえる流れであったが、豪ドルドルにおける豪ドル売りドル買いは特にきつかった。

 

それが底打ちの兆しを見せているということは、すなわちドル売りの勢いの減退も意味し、そうなるとドル円のダウントレンドもいよいよもって危ない感じがする。

 

現在のドル売り相場が終われば、

ユーロドルの戻り劇場も当然、いの一番に終了である。

 

日足200日線を超えているとか関係ない。

 

そもそもユーロドルは、ドル売り相場という地合いの後押しのみで上昇したにすぎず、ユーロ単体の強さは絶無である。

 

とにかく、本日の段階では、大底をつかんだ東京が刈られた、という形でフィニッシュなので、細かなことは明日以降の流れで、また考えることにする。

 

基本的には、ここからさらに東京勢が高値追いをすれば、ダウントレンドはまだ継続している可能性が高まる。

 

これが望むシナリオ1である。

 

今日の大底つかみのように、養分の天井掴みがなければ、戻り売りも心もとない。

 

しかし、東京勢が今日のやられに懲りずにまた下を試せば、いよいよ底打ちのリスクが高まる。

 

ド底をつかむのもまた、東京勢の仕事である。

 

明日の東京勢の動きは、けっこう重要である。

 

まあ、どっちに転んでも東京勢はババをひかされるとは思う。