雇用統計の戦略 5パターン
今回は雇用統計までトレードは控えようと思うため、現時点でひさびさに雇用統計後の戦略をあらかじめ検討しておくことにする。
現時点での見立てはドルの戻り相場はまだ継続していると見ている。
ということでドル円は雇用統計後、上値を伸ばす方向で見ているが、
初動の動き次第で、戦略が異なる。
雇用統計の結果がどうであろうと、
初動で、どんっと下落し長大陰線を作ってくれば、その下落に逆向かってロング。
これが基本戦略となるが
問題は初動からどかっと上がった時である。
戻りのピークは108.70-109.40あたりとみているため
一気にそこまで伸びた場合は、ここが戻りのピークでそこあとは売り転換する可能性があるため売りに変更。
初動の伸びがそこまで伸びない場合は、ターゲット目指してその後じり上げになる可能性があるので、
初動の伸びはパスした上で、押したところから押し目買いをかけていきたい。
戦略をまとめると
初動で即エントリーするとしたら下落した場合のみ。
上昇の場合は、基本、そこからの動きを待ちたい。
想定外の動きとしては、戻りのメドである109.40をはるかに超える上昇を初動で見せた時と、下げがあまりにも大きい場合である。
まず想定外の上昇の場合は、
こうなると、トレンド転換の可能性が高まるため、やはり買い目線がより際立つが、乖離があまりにも激しすぎるため、深めの押しを待ちたいところだが、
止まらず上値を伸ばし続けるようなら、手を出しようがなくなる。
闇雲な飛び込みは危険なため自重したい。
そして想定外の下落の場合だが、
これは107.80あたりという下値更新をするほどの下落を初動で見せた場合である。
この場合は、戻り終了を示唆することとなり、
売りで戦うしかなくなる。
ただ、突っ込んでの売りは避けたいところである。
以上から結論としては
初動の動きでパターンは5つ
1 108円を大幅に切らない下落の場合は、即買い持ち。
2 108.70–109.40を大幅に超えない上昇の場合は、押しを待ってからの買い持ち。
3 108.70-109.40あたりまで一気に伸びてそのゾーンあたりから頭打ちとなった場合は、売り持ち。
4 108.70-109.40を大幅に超える上昇の場合は、深い押しを待って買い持ち。押しがなければ見送るしかない。
5 107.80あたりを大幅に割り込む下落の場合は、戻りを待ってからの売り。戻りがこなければ見送るしかない。
以上の5パターンを基本イメージとして雇用統計を挑もうと思う。