米中貿易戦争では真のバブル崩壊のトリガーとしては弱すぎる

ここ数年来

狂ったように上昇している米株バブル。

 

個人的には明らかに実体経済としてはかけ離れているとしか思えず

やがて崩壊は必至とは思ってはいるが

 

その端緒が、ここのところの米中貿易戦争であるとは思えない。

 

現在の相場のリスク要因は

米国の中国への関税云々ということが話題に上ってい入るものの

 

これは米国の意図的な関税発動によって左右されることで

 

こうした意図した政策によって

株価が真の暴落を引き起こすとはどうも信じがたい。

 

米国が自らの決定次第で

世界経済を恐慌に陥れるようなトリガーとすることを望むわけがない。

 

米国自身が自らの行為によって株価の暴落を望むとは到底思えず

 

そもそも株価の暴落とは

時のあらゆる為政者が、それを望まないにもかかわらず

大衆のパニックによって株が投げ売られるような状況である。

 

その意味で、現在の株価の下落は

米国の操作如何で決まるような状況で

そういった人為的な流れで作られる相場の下落などは

逆の操作によって、いくらでも逆流する。

 

暴落はやがておきることは必至だとは考えているが

それはいまでは

ないと思っている。

 

いまは当局者どもが

相場にたかをくくって

好き放題やっているのかもしれないが

 

やがて、米国当局者が相場の下落をものともしない強気な政策から一転し

株価の下落を抑えようと

いまのような株価の下落をものともしない

強気な意図的な政策を

株価上昇に向けたハト派的な流れに転換しようが、株価の下落が止まらない事態が起こった時こそが

 

真の株価の下落のトリガーとなると思っている。

 

そのときこそがドル円を真に叩き売れる絶好の好機であろうと思っている。

 

いまは本当の暴落相場ではない。

 

為政者たち(特に米国)は、現在の株価の下落を調整で終わらせようとたかをくくっているかもしれないが、

 

お前らがやっていることは、本当の下落のトリガーではない。

 

本当の暴落がなんの原因で起こるのかはわからないが、

 

いまの米中貿易戦争、などという各当局が意図的になんでもできるような局面などではと思っている。

 

真の暴落は世のアナライザーどもがこれは短期的な問題である、とかなんとか、楽観視しるような材料こそが、それであろうと思う。

 

本当の暴落は、そうした世の専門家どもが楽観視する材料であるはず、それは今年中には確実に起こることであろうと思う。

 

そのときこそが、ドル円の売りの絶好の機会である。

 

少なくとも、それは今起こっている米中の貿易協議云々、などではない、と思っている。