利食いスクエア(USD/JPY S 107.958 → 107.323)

東京時間の日が変わる午前0時寸前、ドル円のレートが一気に落ちて107.20割れまで。
107.50アンダーにおいていたいくつかの指値がすべてかかり利食いとなった。

残ったポジションで相場をサーチしたが
107円10割れ寸前まで一気に押し、そこでさらに手動でいくつか決済。

しかし、
107円を割るまでの勢いは感じられず、107円30前後でぐずぐずしているため
残りのポジションもすべて利食いしてスクエアとした。

本日はやはり朝方の下落以上に進みそうもなく、
107円台に停滞して終わりそうである。
もしくは、ショートカバーに勢いがつきすぎ、108円をのぞくかもしれない。

いずれにしても106円台は遠くなったイメージである。

いよいよ明日以降、東京勢が入ってくる。

世界最大の養分、東京勢がどのようにポジションを取ってくるかで
今後の大きな流れが見えてきそうな感じである。

現在のメインシナリオとしては、
明日の東京勢はドル円を買い上がり、下の損切りをさんざん貯めた結果
そこが切られに切られて、ドル円がさらなる下落。

そこからがドル円暴落劇場の本番であろうと思っている。

サブシナリオとしては、東京勢も恐れおののいたドル円の投げ下落。
これが起こってしまってもドル円は大きく下落するが
このヒステリックな下落は、逆に上に買い方向の損切りが大量に作られてしまい
その後、しばらく大き目の戻りを試してしまう可能性が高まる。

サブシナリオの場合、ドル円の急激な戻りに大いに警戒である。

とにもかくにも、本日はトレード終了。

年初早々、なかなかのバジェットを稼げた日となった。

ドル円の下落はまだはじまったばかりで、
この程度の下落は、まだまだ全然甘い、と個人的には思ってはいるが、

自身の信念に近いドル安大相場の見立てであったとしても
リーマンショックのときでも、
ユーロドルなどのドルストレートは数百PIPISは下に落ちたし、
ドル円、クロス円は数円くらいの戻りは何度も見せたように思う。

それを踏まえれば、
とにかくドルについてはどこから売ってもいいというわけでもなく
円についてもどこから買っていいというわけではない。

ポンドやユーロなども、下落不安要因はなくはなく
当局自体が、自国通貨をいまよりさらに安くしたくてしたくてたまらなそうなので、
こちらも油断は禁物である。

当局が、自国通貨を安くしたくもなくみえるのに、
現在の相場付きからグリードどもにがんがん下に攻撃されそうなのは
豪ドルドルや、カナダドル、などの資源通貨くらいである。

ともかく、
今日の勢いを失わないよう、今後もより油断せず行かねばならない。