アメリカ様が決める値決めに従うしかない世界

ドル円が100.68あたりで底を打ったのも米時間。
東京時間午前3時頃、そんなの見れるか! という感じである。

ただ、そのレートに抗うことは東京はもちろん、欧州もできない。

で雇用統計では102円超えである。

ユーロドルが、1.123で天井を打ったのも米時間。

ここでも東京、欧州は同様に抗えず、

で、雇用統計では1.1割れ、である。

米国が天底を作ると、その後の東京、欧州は
そこはあくまでも絶対に超えないという忠誠を示しながら
それ以下(それ以上)のところだけで攻防を続けるのみである。

すべては米国様の思うままがまま。。

そして、いま

ユーロドルが1.1045で底を打ちし上昇小気味だが
その底打ちも米時間。

ドル円は102.65あたりで天井を打っての下降気味だが
この天井も米時間。

相場で逆張りでしても天底を当てられることはほぼなく
それはトレンド転換発射点にならず、
だいたいがレンジディールの際である場合が多く、
結局、トレンド方向にやられるのが大半だが、

米時間だけは、逆張りで天底が作れたりするのである。

トレンドメイカーは、常に米国のみである。

世界を支配しているとともに、いや、支配しているがゆえに
為替においても、米国の思うままである。

もちろん、東京が天底を作る場合もある。
欧州が天底を作る場合もある。

しかし、それらは結局、
東京においては米国が作った波動にニワトリしているだけであったりするだけで
それにはめられ、結局、東京は叩き落とされる。

欧州においては、米国の波動に従いながら東京を刈った結果が天底なだけで
これもまた、独自のトレンド形成とはほどとおい。

すべては米国次第である。
暴落も暴騰も。

ゆえに、ドル円が大暴落し、株価が大暴落するトリガーは
米国がやらねばならない。

そんな米国はいま株価最高値を更新し続けるという、乱痴気騒ぎ。

がゆえに、東京も欧州もそれをびくびくみながらのトレーディングとなる。

米国のパーティーが終わったときが
株や為替の暴落の時である。

そしてまた、それはまもなくやってくる、と予感している。

ドル円が101円だ102円だ、投機的だなんだ、というのが、
まったくの前哨戦であり、本格的な円高や株安は、これからである。