予想もしなかったところから大敗していく、ユーロポンド売り(0.8948)

先週末の金曜

 

ユーロドルの戻りはついに決壊し、

ユーロドルの売りはワークしまくり勝利した。

 

最初持っていた、1.1381あたりのショートは、どこかで適当に利食いしており

1.1390あたりでふたたびのショート。

指標発表で跳ねた1.1405で損切を食ったが

ショートをふたたび持ち直し。

 

ドル円は、指標からのドル売りで110.60アッパーという押し目のベストポジションで取り、

 

ドルロングポジションは、自分のなかではほぼ完璧だった。

 

そこからユーロドルは、1.1370割れ、

ドル円は110.90を再び超え

 

このユーロと円、ドルという三大通貨ベースでトレードしていれば

快勝していた。

 

しかし、そこで現れた伏兵にめちゃめちゃにやられた。

 

ユーロポンドである。

 

木曜、戻り狙いで買い下がったところ

結局、切られた0.8550あたりで切られたところがほぼ底で

そこからユーロポンドは順調に戻りを試してしまった。

 

買いを狙った自分は振り落とされただけで

あとの上昇は指をくわえてみているしかできなかった。

 

めちゃめちゃ悔しかった…。

 

結局、ユーロポンドは金曜に0.8610アッパーを試した後

0.8570まで反落。

 

これが再び戻ってきたところ、0.8597あたりでリベンジショートをしてしまった。

 

ロングで切らされた恨みをショートで晴らそうとしたのである。

 

それがまずかった…。

 

結局、ユーロポンドはさらに戻し、ふたたび、0.8610越えまで

ショートでも損切り…。

 

ここで熱くなってしまい

金曜の深夜帯というのに、ユーロポンドのみを追う姿勢になってしまった。

 

ドル円、ユーロドルは110.90アッパー

1.1370割れですべて利食いし、

 

ユーロポンドのみをガン見。

 

ユーロドルなど、戻り過程が失敗し、

ここからはポジションの投げが起こるはずで、

スイングホールドしてもいいくらいなのに

 

それらを一切無視して

ユーロポンドのポジションボリュームをさらに増やし

ユーロポンドのみに執着してしまった。

 

結果は大敗…。

 

金曜の深夜ゆえにユーロポンドはノイジーな動きを繰り返し

 

買えば下がるし、売れば上げるという裏目裏目に展開し

 

ポジションを毎回50lotsクラスで張っていることから

少しの値動きで、怖くて損切をしまくり

その損切りのたびに、数万円レベルの損失を出し

終わってみると、ユーロドルやドル円の利益をすべて吹き飛ばすのみならず

1日の損失としては今年最大の負けを食らった。

損切貧乏のポジポジ病、リベンジトレード、という

最悪の合わせ技で、もう負けの見本のような結果である。

 

結局、ユーロポンドは、終値寸前まで戻り続けて

0.8620アッパーあたりという、ど高めレベルまで相場が進んだ。

 

そして、週を明けた本日。

 

また、性懲りもなく、ユーロポンドだけを見ている。

 

そして序盤はまた負けた。

 

ユーロポンドは週末NYを高値とした後

また下落してきた。

 

これが0.8560を割れるところまで進んだところで

突如反発。

 

売り豚の損切りを巻き込みながら、0.8580を超えてきた。

 

自分はここから売りを仕掛けた。

 

しかし、損切りを巻き込みながらの上昇は続き

高値を更新され、また損切り

 

再度売り、しかしまた高値を更新されて損切。

 

こういうのを3~4回繰り返して、またボロボロに負けた。

 

そして、短期足レベルの戻り高値、0.8594あたりをさらに抜け

ここで再度ショートをしたところで、ようやく上げ止まった。

 

そして、ユーロポンドは、0.8580アンダーまで再び沈む。

 

この短期的なレベルをみるだけでもユーロポンドの投機的な動きはふざけすぎている。

 

短期足の戻り高値、0.8594を抜くまで買い上げておきながら

抜いたとたん反落である。

 

短期トレードしているものからすれば、

0.8594を上抜いたわけだから、

セオリーとしてはここから短期レベルで買いについていく場面である。

 

しかし、ここがグリードたちの利食い場で、戻りの終わり…。

 

0.9594からブレイクアウト的に買っていったとした買い豚は

下落を進められ含み損を抱えさせられる。

現状、この直近高値抜けはダマシとなって、

この高値抜け以降は連続陰線である。

 

おそらく自分もユーロポンドのリベンジ熱がなく

冷静な目で見ていたら

テクニカル的に0.8594越えから買っている。

 

冷静な判断で殺されて、復讐心に燃えた意地の逆張りで利益が乗る

というの状況は、皮肉以外のなにものでもない。

 

自分的には、先週の金曜のいきなりのユーロポンドの負けから

為替取引についてかなりモチベーションが下がってしまった。

 

もはやユーロポンドの負けをユーロポンドで取り返さないと

トレードするモチベーションが上がらない。

 

このくされ投機通貨さえ手を出してさえいなければ

今月は負けなしだったのである。

 

いまユーロポンドは下の方向で見ている。

木曜にユーロポンドを買っていたが

それは短期レベルでのアップトレンドが確認できたので買っていったにすぎず

もともとは綾戻し狙いの欲豚ロングで

どこかで売りに転換しようと思っていた。

 

ただ、ユーロポンドが長い目で見て売りだとは言え

戻りは、金曜につけた0.9620アッパーですらまだ浅いという懸念はなくはない。

 

ユーロポンドは、昨年大きく0.9050アッパーから下落を強めてから

08610アッパーまで300pips以上も下落したのち、

0.8840アッパーという200pips以上もの大きな戻りを見せてから

ふたたび、安値を更新して、0.8540アンダーまで沈んだ。

 

この大ぶりの下落スイングによって

0.8610アッパーから0.8540アンダー安値を更新したところは

戻り高値の0.9050ゾーンから見た

フィボナッチエキスパンション61.8%ちょうどあたりで

そこから反発をはじめた。

 

これが先週木曜に自分がユーロポンドを買った最大の根拠である。

 

要はユーロポンドの波の下落波形は日足レベルでこのあたりでほぼ限界まで

達してしまっていて

大きく見れば下落トレンド言えども。

日足レベルでは少し上波を追っていくターンに見える。

 

そうなれば、短期的にはやはり買っていくしかないが、

それでも売ろうとしているのは、以下の理由からである。

 

まず、なんだかなんだユーロポンドはショートカバーも含め

戻し基調であるとはいえ、

週足が陰線をつけている、という点が最も大きい。

 

なんだかんだ、切った張ったを繰り返してはいるものの

ユーロポンドは二週連続陰線である。

 

週足レベルでは、ユーロポンドの戻りは、0.8830アッパーで終えており

ユーロポンドが短期レベルでまだまだ戻す可能性があるとはいえ

週足レベルで見た時の下落トレンドを否定するまでの戻りは現状相当に難しい。’

 

次にユーロドルの戻りが決壊してしまったことが大きい。

 

ただし、ユーロドルが下落したとはいえ

その動きはいまだユーロポンドと逆相関の動きにとらわれている。

 

つまり、ユーロドルが下落するときは、ユーロポンドは上昇し

ユーロポンドが下落するときはユーロドルは戻すのである。

 

ユーロドルはいまだポンドドルの追従状況にさらされてはいるのが気にはかかる。

 

ユーロポンドが下落するときはポンドは買われているわけで

ポンドドルは上昇する。

そこに引きずられて、ユーロポンドが下落していてもユーロドルは戻す、

 

逆にユーロポンドが上昇するときはポンドが売られている状況で

ポンドドルが下落するが、そこに追随して

ユーロポンドが上昇しているのにユーロドルも下落する。

 

結局、ユーロポンドは、ポンド主体で取引されていて

ユーロポンドは、結局、ポンドメインで売り買いされている。

ユーロポンドにおけるユーロはその相対であるに過ぎない。

 

当面、ユーロ売りの地合いが強まりそうに見えても

その意味では、ユーロドルの下値追いも少し怪しいところもある。

 

ポンドドルが戻る限り、ユーロポンドは下落したとしても

ポンドドル上昇のポンド買いドル売りの、ドル売りが勝り

ユーロドルの下落は限定的にならざるをえないのだ。

 

とはいえ、ユーロドルが下落ならば、ユーロポンドの上昇にはおのずと限界があることも確かだ。

 

ユーロドルの地合いが悪いのに、

ユーロポンドはびゅんびゅん戻すというのは

さすがに通貨の相関関係から言っても可能性は低いように思える。

 

とはいえ、結局、ユーロポンドの趨勢は、ポンドが握っている。

 

ユーロドルが上がろうが下がろうが、

結局は、ユーロポンドにはあまり関係はしないであろう、とも思う。

 

では、ポンドの状況はどうか、とみると

 

ポンドはこれまでの上昇に反して

ここ三営業日ばかりは、調整的に下に押されている。

 

ポンドもまた上昇にかなりの過熱感があり

 

このポンド買いの過熱感が、

写し鏡のようにユーロポンド売りの過熱感につながっている。

 

では、ポンドドルがいま買いの過熱感があり調整下落しているからといって

ポンドドルは売りなのか。

 

自分はさすがに値動きの激しすぎるポンドドルは取引したくはないが

もしポンドドルを取引しなければならないとしたとき

ポンドドルを買いはしないまでも、売ることはできない。

 

やるとすれば、さらなる押しを待っての買いである。

 

いまのポンドドルがどれだけ大ぶりに下げたとしても

ポンドドルが下げ転換するには、まだまだ値幅がいる、

ということは見逃せない。

 

実際、ポンドドルは、本日、すでに前営業日プラスで推移している。

 

トレンドの判断においては、オシレーター的な過熱感は意味がない。

買いで加熱していようと買われるし、売りで加熱していようと売られるのが狂った為替相場である。

 

売られすぎ水準にあるユーロポンドとはいえども、

その過熱感という理由のみで、

買おうとすることは、完全に逆張りだと考える。

 

為替相場は、どれだけ加熱しようが、売りのエネルギーが増せば

そんなものは関係なく下落する。

 

いまユーロポンドを買うことは、

テクニカルで売られすぎているという理由以外にはない。

 

ただ、自分と同じ考えを持つ売り豚はやはり多いようで

売りがたまって下がり切らないところを

いまだに買い豚の仕掛けで刈られて、そのたびに強めの陽線を作っている。

つまりは、売りの損切りが発動されまくっているのである。

 

やはりチャーチストにとってみれば

ユーロポンドはいまだ戻りは波形であり

まともにチャートを読めるものでユーロポンドを売ろうとするものなどいないのだろう。

 

自分とてデイトレ短期レベルではユーロポンドをいまは買うだろう。

 

木曜にユーロポンドの買いが0.8550あたり切られていなければ

いまだに自分は買い方の陣営に入っているだろうと思う。

 

0.8550あたりのゾーンでの買いは自信があった。

それが、NY時間執拗に売り浴びせられ

自分が損切され、売り豚がそれを食らい切ったあと

利食いに回われたのか、買いが勝ったのか

そこから、50pips以上も上にあげられた。

 

買いに入った自分は、ただただ、その執拗な売り仕掛けに振り落とされたのみで

あとは、ユーロポンドの戻しを指をくわえて眺めているしかできなかった。

 

あのときに自分のような短期買い豚を食い殺した売り豚は

結局、担がれ、0.86を超えるまでに戻した。

 

あのとき、自分が買っていた水準から、すでに50pipsも上にあげられている。

 

ここからふたたび買うことなどやはり自分にはできない。

 

いまのユーロポンドが上昇トレンドなら上はどこまでも追うだろうが

ユーロポンドは中期的には下げトレンドである。

 

上への値幅が進めば進むほど

戻り高値という寿命までの距離が縮まっていっているだけにすぎず、

 

戻り過程で高値を更新しくということは、

買いで取れる値幅はどんどん失われているのに対して、

ここから売り向かえば、売りで取れる値幅はどんどん広がっているとうことである。

 

今の自分は、デイトレ目線でユーロポンドは見ていない。

 

こんな通貨をデイトレレベルで売り買いすることなどもう二度としたくない。

 

狙っているのはスイングショート。

 

ターゲットは0.84割れである。

 

ポジション

EUR/GBP  S 0.85954