指標でポジションホールド持ち越しはやはり危険すぎた…ユーロドル売り(1.13819)

ユーロドル、1.1420への抜け期待をしないまではよかったが、

1.1409のロングポジションをホールドしていた段階で

結局、抜き期待したも同然である。

 

そもそもインサイダーかなにかわからないが

ユーロ圏のCPI速報値で

予想上振れを期待して買われていたユーロドルは

その予想(ほんとに予想かよ…)どおり、予想を上振れした。

 

しかし、ユーロドルの伸びは悪く

1.1420さえ超えられず上空で滞空していた。

 

この段階で、ユーロドルの買い豚に失望が広がっているのを察知すべきだった。

 

結局、1.1420の抜け期待ロングはやはり不要で、

ノーポジション、もしくは

ユーロドルのショートをホールドしておけばよかったかもしれないが、

 

やはり経済指標はどちらに行くかはわからず

ポジションは持たないことが賢明だった。

 

しかし、

結局、ユーロドルの1.1415あたりのショートは、1.1410ほどで利食い、ドテンでロングに持ち替えていた。

 

ドル円も、上値が重いと考え、110.80アンダーのショートをそのまま保有していた。

 

そのまま迎えた、NY経済指標、ついにその時がきてしまった。

 

GDPがらみの結果は予想を上振れ。

 

最近の経済指標でポジションホールドしていたときは大過なく過ごせていたことから今回も油断してホールドしていた。

 

しかし、指標発表から強烈なドル買いが起こった。

 

こちらが持っていたドル円ショートとユーロドルのロングが

 

一気に真っ赤な含み損に代わってしまった。

 

損切りを置いていなかったため

両通貨ペアとも一気にアゲインストが20~30pipsとなり

 

しばらく様子を見たものの、ギャップアップした20pipsほどの値幅は埋まらず。

 

ドル円、ユーロドルともに損切り

 

一瞬で多大な損失を負ってしまった…。

 

即座にドル円を111円アンダーのロング、ユーロドルを1.1385あたりのショートにドテンしたが

 

まだこのドル買い強さを侮っていて

 

110.95あたりから買えていたドル円を111.10アッパーで利食い

そこからふたたびショートにしてしまった。

 

ドル円の買いを握り続けられなかった理由は

 

ドル円ロングと相対して握った、ユーロドルのショートがまったく下を追わなかったからである。

 

1.1385あたりで持ったショートだが

レートは、1.1395あたりに戻したりして、含み損になる始末で、

 

そこから押したところで

ユーロドルは、ほぼ同値で決済しロングに切り替えた。

 

 

しかし、ドル円の上昇の勢いは止まらず

111.40越えまで

 

1.1385ほぼ同値あたりで持ったユーロドルは

一時、1.1360あたりまで下押された。

 

その後、ユーロドルロングは、ふたたび、1.1390アンダーまで戻してくれ

含み損が消えたことから、決済してスクエアに。

 

しかし、111.10アッパーからのドル円のショートは

ぐいぐいと上を追われ、どんどん含み損が広がった。

 

ドル円が、突如、ここまで一方的に上昇するとは思ってもおらず

気軽にナンピンを重ねすぎてしまったことで

レートが111.40をうかがうあたりまできて

30pips以上もの含み損を抱えた段階では、

50万通貨くらいまでポジションが膨らみ

かつ、かなりの含み損になっていたが、

いまの地合いではドル円がどこまで持っていかれるかわからず、

相当の損失になったが、覚悟して損切りした。

 

ユーロドルはといえば、

昨夜見た光景のような

1.14から1.1380割れ、しかし結局、本日の1.14の高値更新、のような底打ちを期待はしたものの、

 

やはり同じ相場は二度とない。

 

1.1230からあらゆるレジスタンスを突破し、

現在は、1.1370をサポートとするまでに上昇したユーロドルではあるが、

 

ここまでのドルの強さを見せつけられると

このラインもやがて決壊してしまうように思えてならない。

 

昨日、ユーロドルが下落した過程でも

ドル円は111円を超えて強かったが

今夜のドル円の強さは尋常ではない。

 

かつては雇用統計よりも値動きが激しかったといわれる

GDPがらみの経済指標をちょっとなめすぎていた…。

 

予想の上振れは、市場にとっては、かなりのサプライズだったようで

 

指標発表時のドル円の上への上昇は、

この110.80アッパーあたりから

短期足レベルでは

窓を空けたほどの勢いで、

売り豚たちが、いかに我先にポジションを投げていったかがよくわかる。

この窓は1分足~5分足レベルでしか確認できないが、

無論、いまだその窓は埋まっていない。

 

予想外の結果にショートしていた筋が

慌てふためいて一斉にポジションを投げた痕跡であろうと思う。

 

こうなってしまうと、ドル円がこのレート(110.80近辺)まで戻ってこれるのは、今日明日の話ではないように思えてくる。

 

ユーロドルは、昨夜の1.1370割れから

本日の1.1420アンダーの高値更新までと

逆転劇を演じたが

 

これがユーロドルの戻りのピークとなってしまうのではないか、という嫌な予感がする。

 

やはり、1.1230からの戻り過程において

1.1420アンダーのまでの上昇は

エリオット波動でいえば、第3波ではなく、第5波で

ここで戻り劇場は終了。

 

エリオット波動的にいえば、ここからは修正波A~Cといったところか。

 

今回のユーロドルの下落によって

昨日のダブルトップをダマシとしたところ、結果的には

さらに右の頭一つ高いトップが増え

歪ながらもトリプルトップを形成するに至った。

 

ネックラインは、1.1360あたりで

現在、1.1370をサポートの守ってはいるもがゆえに、ネックラインよりも上で推移できてはいるものの

 

ここを明確に抜けてしまうと、昨日は失敗したダブルトップが、

今度はより強固なトリプルトップという形で完成してしまう。

 

まさか2月の結末がこんなことになってしまうとは思わなかった…。

 

1.1230アッパーからロングをホールドしていた豚たちも

 

今夜の指標結果からのドル買い相場を目の当たりにしたとなっては、

次々にポジションを投げていくのではないだろうか。

 

2月半ばの週末に1.1230アッパーから戻ってきた相場は

わずか2週間ほどで、その上昇劇場を終えてしまいそうである。

 

となれば、今日からのユーロドルは

誰が売るでもないのに、

ロングポジションの解消によって

暫時下落していくようにさえ思える。

 

 

結局、ユーロドルはショートを取ったが

時間が未明すぎて、値幅もくそも取れなかったことから

日をまたぎ、現在もホールドしている。

 

今日は昨日の惨敗に懲りて、トレードは控えたい。

 

いまあるポジションの推移だけを見守ろうと思う。

 

損切りは、1.14手前に置いており、利食いは、1.1360あたりから、

順次指値をおいてある。

 

月末になんとか挽回したかったのに、また大敗してしまった。

 

下手くそすぎる…。

 

ポジション

EUR/USD  S 1.13819