わーい、自分も盗むぞ~。くたばれ盗人ども。ドルカナダ利食いしながら損切されつつ売り増し。豪ドルドルも同。
昨日売り上がったドルカナダは、
本日未明、いきなり下落したところで
一番上のポジションのみ残して、利食いした。
豪ドルドルにおいても、一番下のポジションだけ残して利食い。
USD/CAD S 1.41358 1.41239 1.4176 1.40984 → 1.4030 利食い
AUD/USD L 0.62868 0.63133 → 0.6360 利食い
東京時間早朝にいきなり安値に突っ込んだところで、いくつか利食いできたが、
この流動性の薄いところでの下値追いは、買い投機を続ける豚どもにとってはさしたる脅威にならなかったようだ。
その後、ドルカナダは東京時間オープンの9時過ぎに1.40割れ寸前まで押し込んだ。
ここで一気にダメ押ししていれば、
ドルカナダの戻り投機を完全に殺せたところだが、
いつものごとく、東京勢が日和った結果、その戻り高値を欧州ロンドンにつけこまれることとなった。
通常、東京勢がロンアニどもに刈られてしまう最大の要因は
こうしたトレンド転換させられる局面で、東京勢が一丸となれず、むしろ裏切り者の利食いや逆張りポジションなど、狭いレンジでその動きが封じ込められるからである。
レートが走るのは、トレンドの継続が真逆に阻まれたときに起こる。
下落ならば戻り売りが上抜かれるときだし、
上昇ならば押し目買いが崩されるときである。
東京勢の安値追いは1.4050から1.4006あたりまで。
安値を追いつつも、そんなな中途半端なところで下げを止め、以後レンジデールになってしまったところで、
そんなレンジを上に抜くことはロンドン不在の欧州勢だけであっても容易い。
さらにそこから上、東京時間の戻り高値を抜くことは、欧州勢には困難でも、ロンアニにとっては、赤子を手をひねるがごときイージーワークである。
かくして、15時にまず欧州早出組に、中途半端な東京のレンジを上にやられ
次いで、ロンアニどもも加わることで
東京勢の戻り高値1.4050を上抜かれることで
東京刈りは完成。
ドルカナダはまたも1.41を超える水準まで上値を追わされることとなった。
ドルカナダが1.4050から1.4120あたりまで上げ幅を取ってしまったのは
東京勢の損切りのおかげである。
今回もまた東京の損失がそのままロンアニどもの利益としてスライドする結果となってしまった。
本日のロンアニどもは、原油安を口実にドル買いに走っており、
これは戻り回帰を進めていた豪ドルドルの上昇も阻む結果ともなってしまっている。
豪ドルドルなどは、東京時間午後になった途端、突然頭打ちとなっているが
この当然の反落も、テクニカル的にはまったくわけのわからないところから始まっており、
東京時間の午後からそんなことが起こっている段階で、いかに東京勢の足並みがそろっておらず、要所要所で裏切りの逆張りディールが繰り返されているか、ということがわかろうというものである。
このあたりが、チームロンアニとして、みなが一斉に同方向を取って、トレンドを増やしていくロンドン勢との違いである。
ロンアニどもはただでさえ取引量が強大なところで、皆が示し合わせているかのように同一方向にポジションを取っていくのだから、そりゃ一方向に値も伸びるはずである。
それに対して東京勢は、ロンドン勢はおろか、NY勢にも取引量がはるかにおよばないくせに、順張りを狙う哀れな殉教者や(ほんと、東京時間にトレンドを狙うトレーダーは哀れである)、逆張りディールを繰り返す東京勢鉄板のレンジディールのが入り混じり
ちぐはぐなトレードが繰り返される。
だから方向感は常に出にくいし、小幅なレンジを形成しやすくなる。
その後、売りか買いのどちらかの勢力が、チームロンドンによって焼き殺される、というのが為替相場の日常である。
そんなことより、あらためてドルカナダである。
昨夜のドルカナダの鬼畜っぷりは、相変わらず、姑息でふざけたやりざまだった。
昨夜のロンドン中盤あたりから、ドルカナダは、ラウンドトップを形成し、下げの形状をつけていたが
ここからそれを裏切っての高値更新。
そこからの下落で結局、行ってこい。
ロンドンフィキシングで強引なドル買いが入ったというのもあり、そこに便乗した買いが入ったのもあろうが、
ドルカナダのみでいれば
あの展開からさらに買い上げるというのは、さすがに無理がある滅茶苦茶な買いであったように思う。
言ってみれば、短距離走で体力の限界まで何度も何度も全力疾走したのち、休憩も取らず水も飲まず、麻薬か何かを打ち込み、再度短距離走を全力で強いるようなことが
昨夜のカナダドルである。
このカンフル剤のような麻薬が
言ってみれば、ロンドンフィキシングにおけるドル買いである。
この限界域からさらにドル買いを強いるロンドンフィックスの状況が、限界をとうに超えたと思えるドルカナダにさらに不必要なドル買いを促し、
予想を超える高値追いが、さらなる損切りを誘発した。
この無茶に無茶を重ねる投機的なドルカナダ買いは、バイイングクライマックスというもっともらしい名前をつけるのも汚らわしいクソのような買いで、どう考えてもダマシになることが見えているような買い上げであったように思った。
とはいえ、結果的にはドルカナダは一昨日高値すらさらに超えて、1.4180あたりまで上昇したことは現実で、
この買いがいかに姑息なものだったとこちらが主張しようと
買い上げて利益を上げた投機の豚は勝者であり、売り持ちが刈られて損切りを食らった売り豚は敗者である。
この買いを何で再三姑息であると自分が主張しているかといえば、
売り場を売り場でできていたであろう、売り豚を無駄死にさせるだけの上げだったからである。
昨日のNYの相場を見ていなかった売り方で売りポジションがあり、そこに損切りを置いていたら、最悪の結果になっていた。
たとえば、1.4130あたりにショートし、1.4150あたりを損切り、
などと、高値抜けを損切りと見立てて、
そのままNY市場を見ていなけば
今朝がたの1.400割れ寸前に進んだレートを見て、100pips以上の含み益、かと思っていたら、ポジションがすでに刈られてなくなっている、という状況になっていたことだろう。
1.4130より上は、強い抵抗帯として意識されていたはずで
1.3920のレジスタンスは破られたものの、
ここからさらにさしたる調整もないまま、1.4130の抵抗帯まで抜けるなどとは通常は思い難い。
だからこそ、昨日、1.4130が抜かれた時は、損切りが誘発されまくり、さらに高値を更新する結果となったのだろうが、
もともとが無理に無理を重ねている上昇であるがゆえに
これで高値更新したからといって、ドルカナダの上昇トレンドがより盤石になるどころか
買い超過がさらに進み、そこから大きな反落が予感されても十分な状況を生み出しているだけである。
NY市場の序盤、1.4130でショートし、1.4150を損切り、利益を1.4080あたりにおいていたとし、
結果的には、ドルカナダは1.4080よりはるか下まで下落したが、
その後、ドルカナダはいったん1.4180まで上昇したため
こういうポジションは1.4150の損切りできっちり刈られ、そこからの反落においてはポジションが失った状況となる。
為替相場というのは、こういうケースが非常に多い。
ドルカナダは4時間足ベースで、折レーター的にもかなりの買われすぎの水準に達していた。
RSIは80%以上の数値をつけており、
これだけの買いの過熱感は
コロナショックで株価が暴落し、ドルカナダが1.47のレートまで跳ね上がったときを除けば、以後、一度もないような状況で、
この買いの過熱状態は、いつ反落してもおかしくないような状況だった。
だからこそ、ラウンドトップを形成しながら下値を追う形を作っていたのだが
この買われすぎの解消状況を、いま一段買って、高値を更新し否定し、最後の売り方を損切りに追い込んむようないまいちど買いで、売り豚からさらなる利益を奪ってからの反落である。
相場はこういう盗人みたいなことを平気でやってくる。
そして、本日のロンドン。
昨日のNYの再来の様に、
ふたたび下げ転換したところから
それを裏切る買いを入れればレートが伸びる。
特に東京の戻り高値1.4050あたりは
レジサポ転換ラインともなり
ここを強引に上抜けば、東京勢の損切りを奪い、今一度買い仕掛けができるという形である。
カナダドルの売り仕掛け(つまりドルカナダ買い)を実行するにあたり
好都合なことに原油も急落。
そもそもいまのドルカナダは原油相場とさしたる相関をしていないのにもかかわらず
ご都合主義で仕掛けの時にはその相関があるように買いまくる。
原油は個人投資家が底値買いを入れ続ける限り上がらないし落ち続ける、というのは、すでにここで何度も述べている。
いま原油の売り豚はサービスタイムのようなものである。
原油を持ち上げるファンダ的な要因が乏しいなかで、下には個人投資家の買いが固まり、その下にはずらりと損切りが並んでいるわけなので、それを切り続ければどんどんダウントレンドが作れるのだから、
今後もじり下げの上値の重いダウントレンドが継続しそうに思える。
欧州ロンドンは案の定、原油の底割れを狙ってきた。
そんな原油相場は今後も底なしで進もうがどうだろうがともかくとして、現在のドルカナダは原油には相関しておらず中期下落トレンドのなかにあり
ここ数日の上げは、綾の戻りで、
トレンドに逆らう無理な買いであるという見立ては今も変わっていない。
ただ、綾とは言えど、一昨日は200pips上値を追って
昨日のNYでは、さらに戻りを裏切って、1.4060あたりから100pips以上の1.4180まで上値を伸ばした相場は
売りの地合いを裏切った損切り誘発のオペレーションが決まりまくっている状況とはなった。
一昨日の初速の200pipsはともかくとして
昨夜のNYの最後の踏み上げは、完全に盗人のようなディールである。
盗人ディールというのは
要するにダマシ、ということで
結局、上げた幅以上の下落をしてしまうような上げ、ということである。
ただ、旺盛な売り玉が残存するであろう、ドルカナダは、その方向が逆走であっても
それなりの玉をぶつければ盗人ディールが奏功しやすい。
特にドルカナダ買いの際には、ご都合主義的に原油の下落に相関させれば
にわかの買い豚どももわんさか集まってくれるため
売り玉を損切りにかけるのはより容易いディールとなろう。
昨夜のNYのやり口を見て
本日の欧州ロンドンどもも盗人ディールに羨望のまなざしか、本日の欧州ロンドンも同じようなことをしてきた。
NY、欧州、ロンドン
こいつらは、どいつもかわらずこ汚いクズどもである。
わーいわーい、自分も盗むぞー、といわんばかりに、ドルカナダのトレンドを無視したインチキ盗人ロングを、欧州ロンドンも進めてきた。
なぜ、これが盗人ロングなのかと言えば
結局、こいつらが買い上げた以上に、ドルカナダは下落しているからである。
とはいえ、取引量は大きい欧州ロンドンは
日足で下げ基調にあったドルカナダを50pips以上上に持ち上げてきた。
まずは欧州勢、15時過ぎから、原油の安値更新の売り投機を横目に見ながら
初速のドルカナダの大量な買い。
これでまずは東京勢の小幅レンジが上に崩される。
いったん、押したところで、16時からはロンドン勢も加わって、第二段の買い集め。
これで戻り高値1.4050を突き破ることで、東京時間の売り方がすべてマイナスに追い込まれた。
東京時間の売りの損切りという限られたパイを
欧州ロンドンで奪い合うという、醜い奪い合いが本日のロンドン序盤だった。
自分は、1.4030あたりでいったんドルカナダの多くを利食いし、ポジションを軽くしていたため
1.4050を抜いたあたりから売りを再開したが、
この盗人ダマシ上げディールで、踏みあげられ損切りというのを都合3回ほど食らった。
最終的には、1.4120手前で上げどまったため、
ここからのショートはすべて利益となっており、その下落過程で随時利食いは繰り返しているが、まだまだポジションは残っている。
豪ドルドルについても、押しの過程で再度買い直し、こちらはさしたる押しを食らわずなんとか利益を伸ばせている。
昨夜の1.4180アッパー、本日ロンドンの1.4120アンダーと
二度にわたって盗人ディールを繰り返してきたNY、欧州、ロンドンどもだが、
このふざけた買い豚どもにもそろそろ天誅が下るころである。
まあ、売りが正義で買いが悪というわけでもないので、天誅はいいすぎかもしれないが、
相場の地合いをあえて無視しての確信犯的な仕掛けの買いもそろそろ限界であろうと思う。
しかし、よくもまあ、ドルカナダを1.4200手前までも買い進めたものである。
ポジション
USD/CAD S 1.41752 1.41152 1.41101 1.41099 1.40879 1.40751 1.40731 1.40469
AUD/USD L 0.62872 0.63180