ドルカナダ、買い回転で利益を貪るも、東京に一部足元をすくわれる。
ドルカナダのロングポジションのコアボリュームは昨日から持ち越し続けている。
ドルカナダは、現在、1.3220~1.3260アッパーのレンジにあるが、
スキャル的に、下押すたびに買いを入れ、1.3260に近づくと利食いということを繰り返しながら、なんとか利益はプラスである。
本日、東京時間にもさいど買いを入れたが、このポジションは浅い損切りだったゆえに切られてしまった。
下値が切りあがっていると考え、1.3244あたりを損切位置に置いたポジションは
1.3237と、わずか0.03pipsの差で損切りとなってしまった。
もう1pips下に損切りを置いていれば助かっていたが、まさか、東京時間の午後からもう一段、安値を狙ってくるとは思わなかった。
この東京時間ロングは浅い損切ゆえに切られてしまったが、即座にロングを持ち直し、ふたたびプラス域に戻っている。
昨夜のNY時間は、損切りを深めに置いていたため、いずれの押しも利食いとできたので、少し冒険的に浅めの損切りとしたのが裏目にでた。
しかし…東京勢は現下のドル高相場にかかわらず、なぜにここまでドルカナダを売りたがるのかわからない。
本日は、ドル円が下押ししており、ここでのリスク回避的なドル売りがドルカナダにも派生したのかもしれないが、
昨日はドル円が112円を超えた強いドル買い相場においては、逆にドルカナダを買ってこないのである。
この場合は、リスクオンのドル売りで、カナダ買い、といった感じか。
結局のところ、1.3270にNYすら届かせることができないことに、東京勢も恐れているのである。
ただ、ドルカナダを積極的に売っているのは、いまや東京勢だけといってもよい。
もちろん、昨夜のNY時間にも一時深めに売られはしたものの、即座に買い拾われて、すぐに1.3260アッパーに戻している。
ここからまたも上値が重くなったから、やはり東京勢は1.3260アッパーを背中に売り、というわけか…。
ただ、昨夜のNYの売りと、東京勢の売りとでは種類が違うように思える。
昨夜のNY勢の1.3260アッパーからの売りは、買い上げからの利食いの売り
つまりドルカナダロングのポジション減少での下げ、に対して
本日の東京勢の売りは、
昨夜のNY勢の1.3260アッパーの戻りを背中と見た新規ショートポジションの構築、であるように思える。
利食いのポジションは、市場から消えた玉なので、損切り玉にはなりようがないが
新規で積まれた売り玉は
当然、逆指値にぶつけられると、損切りの買いとなって、買い豚の燃料となる。
東京勢のドルカナダのポジションは、連日、NYがレンジをブレイクさせないことから、現在のレートを高値圏とみなし、レンジ的に逆張りを狙っている感じがする。
つまり、連日繰り返している東京勢の売りは、次にロンアニやNY勢が買い仕掛けをした場合、その上昇の燃料となる可能性を高めているように思う。
とはいえ、本日は週末につき、ドルカナダの膠着感が本日決着がつかないようなら
さすがに決済するか、ポジションを減らそうと思う。
振るポジションで越週は、やはりさすがにできない。
昨日からの買い回転を繰り返しながら、一部、ロングをホールドし続けているため、
現状、ドルカナダのポジションでレバレッジがぱんぱんになっている。
ポジション
USD/CAD L 1.32275 1.32277 1.32341 1.32342 1.32344 1.32468 1.32470 1.32515 1.32536 1.32559