ユーロドル売りながら、ラガルド会見でいきなり損切り。…のみならず、ドルカナダロングもまとめて決済を食らってしまう…。下手すぎトレードで、オールスクエア…からの、ユーロドル再度売りで利益となって、本日もなんとか勝利。…だが、下手くそすぎる…。

本日も結果からの報告であるが

 

現在、ポジションはノーポジション。ドルカナダロングも利食いで消えている。

 

結果的には本日はユーロドルを売り、なんとか本日も勝ちトレードとできた。

 

ただ、その流れに至るまでの展開が、かなり下手くそすぎた。

 

ユーロドルショートは現在すでにすべて利食いしスクエアだが、

昨日から、小口でロングしていたドルカナダも決済され、現在はポジションスクエアである。

 

ECBの政策金利発表のあと、まずユーロドルを1.1090アンダーあたりでショートエントリーした。

 

ポジション

EUR/USD  S  1.10903  1.10872

 

ECBの政策金利発表は後もあまりにも無風であったことから、これ以上の値動きがもうない、と思ってしまったのである。

 

だいたい、22時半からECB総裁の記者会見のようなものがあるが

 

自分が見ていた経済指標カレンダーにはこれが抜けており、このまま今回は話が終わると思ってしまった。

 

しかし、その後ECBラガルド総裁の発言はやはり始まり、ユーロドルは一気に吹き上がり、1.1100をタッチしたことで、損切り

 

EUR/USD  S  1.10903  1.10872 → 1.1100 損切り

 

この流れから、昨日から持っていたドルカナダも同時に決済されてしまった。

 

USD/CAD  L  1.30474 → 1.30586 決済(利食い

 

なぜ同時に決済されてしまったかというと、かねてより述べている通り、自分のFX口座のほとんどが法人口座で、レバレッジを100倍くらいに上げられる。

 

この状況でぎりぎりまでロットを張ると、マージンコールで全ポジションが強制決済されてしまうのである。

 

この強制決済にドルカナダロングも巻き込まれ、あえなく全ポジション決済となった。

 

まあ、ドルカナダも現在は頭打ちを感じていたので、100pips超の利益を取れたのでよしとはしたい。

 

ユーロドルは本日ずっと売り目線でいたが、強い戻りがまったくこず、先走ってエントリーしてしまったところはある。

 

もともとは、引き付けて売りたかったところで、この吹き上げがきたので(おかげでロスカットになったが)、

 

再度エントリーをした。

 

やはり、1.1100は重い感じもあったので、ここが売り場だったのだろう。

 

1.1100で切られたところから再度売り

 

ポジション

EUR/USD  S 1.11003 1.11001 1.11000

 

これが首尾よく下落してきたため

 

まず、小口を1.10953でチキン利食い

ながらも、やはり早まったと思い、利食いしたところで、売り増し(なら利食いするなよ…という感じだが)

 

この段階で

 

ポジション

EUR/USD  S 1.11003 1.11001 1.11000 1.10955

 

ここから、1.10895でさらに利食い

さらに、1.10857で利食い

 

ちょっと利食いしすぎに思い、ここで再度売り増し(だから、なら利食いするなよ…下手くそ)

 

結果、ポジションは以下となった。

 

ポジション

EUR/USD  S 1.11003 1.11001 1.11000 1.110852 1.10851

 

本日のユーロドルは短期ディールのつもりで、ターゲットは直近安値1.1070あたりとみていたため

 

1.1080を割り込んだところで、売り増し分をおおむね利食いし、ポジションを軽くした。

 

EUR/USD S 1.10955 1.10859  → 1.10763 利食い

 

さらに1.1070に迫ったところで利食い

 

EUR/USD  S  1.10851 → 1.10719

 

1.1070をターゲットしながら、抜け期待でそのままホールドしたら、割れてきたので、さらに利食い

 

EUR/USD  S 1.11003 1.11000 1.110852  → 1.10688 1.10676 利食い

 

ここまで下落するようだと欲もわくもので、次なるターゲット1.1055あたりを狙うも、

 

さすがに欲深だったようで、レートはふたたび、1.1070越え。

 

残りのレートを、1.1070を超えたところですべて利食いし、スクエアになりフィニッシュ、となった。

 

EUR/USD  S 1.11003 → 1.10701 1.10724 利食い

 

結局、ECBの政策金利発表の後、総裁の記者会見を待たずに早まってユーロドルをショートせず、戻りを待っていれば、

損失ゼロでドルカナダのロングもいまだホールドできていたが、これはもう仕方ない。

 

1.1100での損切で、ぎりぎりマージンコールにかからないと踏んでいたが、計算がずさんで、損切りとともに吹っ飛んでしまった感じである。

 

厳密には、ユーロドルは1.1104あたりまで一気に吹っ飛び、レートが一気に上に富んだが、1.1100をわずか超えたところが、自分のマージンコール水準となっていたこともあり、

値飛びの損失拡大を防ぎ、結果的には、1.1100をわずか超えたところで全決裁されたことは結果的によかったかもしれない。

 

 

 

ドルカナダのロングは、もともと小ロットでホールドしていたので、このロット自体はドルカナダが今後大きく伸びても逆に沈んでも損益額は軽微なものだったので、いったんスクエアにしてもまあ、よかったと思うようにする。

 

ということで、現状はノーポジションのスクエアである。

 

現状、1.3170というレートは、ドルカナダの上昇を阻む短期的なレジスタンスとなっており、実際、このあたりで本日のドルカナダも上値を抑えられている。

 

昨日今日からの流れからあまりにも買いが偏っているため、いったん離れてよかったかもしれない。

 

ドルカナダをちょっとしばらく買い増しするには買いが過熱しすぎている感じがするため、現状は、もう少し押しを待ってから次なる買い場を探したいと思う。

 

本日、ユーロドルを売っていったのには、ファンダメンタルズ的な信念のようなものは、ほとんどない。

 

自分は現在のユーロにはなんの執着もなく、むしろガラクタ通貨と思っているため、売りでも買いでも長く持ちたくないというのが、正直なところである。

 

ラクタなら売りでよかろう、という考えもあろうが

ラクタあっても、米ドルの唯一の受け皿となりえる供給量を持つユーロは、米ドル売りの流れが生じれば、わけもわからず上昇を見せる可能性もある。

 

ダメ通貨と思っているのに売りで負ける、ということほど腹立たしいことはない。

 

実際、昨年末、ユーロドルを売り持ちし踏みあげられたときは、その損失額云々より、売りで負けたことによって、一生忘れないほどの悔しさを覚えた。

 

それほどまでに、自分はユーロに対して評価していないのである。

 

とはいえ、ボラティリティがあるなら、デイトレレベルならユーロドルもかかわることもやぶさかでなく、

 

現在のユーロドルは

少なくとはテクニカル的に見て、買いに入る根拠は売られすぎ超過水準からの逆張り買い、という理由しか浮かばない。

要は値頃感の逆張りである。

 

それに対して、売りの根拠としては、年初から比べればかなりの安値水準とはなるものの、各MAのからみやオシレータの形から見ても、続落にかなりの優位性があると思えた。

 

ただ、ユーロドルは近年、まったく主体的に動くことができない通貨で

 

その他通貨との兼ね合いからは、下値が堅くなるリスクの方が高いため、いつおかしな反騰がくるともしれず、

警戒しながらの売りとはなった。

 

実際、ラガルド総裁の会見の時、わずかの値幅ながらいきなり吹き飛び、結果、損切りされたのがいい例である。

 

今回の戻り幅は軽微だったが

ポンドや米ドル、場合によっては豪ドルの受け皿ともなっているファインディング通貨のようないまのユーロは

そういったときこそ、むしろもっと値が伸びる。

 

今回のようなユーロ単体の材料で伸びにくく、米ドルやポンドなどの絡みのほうがはるかに伸びる。

 

これこそ、いまのユーロドルに主体性がない、という証である。

 

結果的にいまのユーロは各通貨の事情によっては消去法的に大いに買われかねない、というリスクをつねに内在している。

 

まず、昨日でいったん勝負を決したと思えるカナダドル安相場は、今後の利下げがいよといよ視野に入ってきそうなこともあって(今回の利下げ観測は、さすがにありそうな感じもする)、今年のカナダドルについては今後それを織り込みにいくか否かが焦点になるように思う。

 

少なくとも去年のような最強通貨の称号については、今年は黄色信号が灯ったように思う。

 

とにかく、もう現在はポジションスクエアとしたので、もうこれ以上トレードする気はないが

 

1.1070を割ったユーロドルは、いったん、1.1070を抜けた後、また1.1070アンダーに沈み、1.1060すら割れてきた。

 

0時過ぎ現在で、ユーロドルは1.1055に到達し、

1.1070アッパーですべてを利食いしてしまったのは、ちょっと利食いタイミングが悪かったようにも思ったところ、さらに1.1050すら割れてきた。

 

もう見るんじゃなかった…。

勝ったのに、こんなの見ると逆にストレスである。

 

 

自分としては0時間際の数分間で、1.1060割れから一気に1.1070を超えてくる流れを見せつけられると逃げざるをえなかった。

 

時間の区切り目を狙った迷彩作りは、ロンドンNYのお得意技である。

 

しかし、結果的に今夜については、この終値仕掛けの買い豚どもは売りに潰され、自分が1.1070アッパーで逃げた短期陽線がほぼ最後の戻り高値で、そこからは一方的な下落の流れが続いている。

 

短期トレードでありながら、

短期足の流れの

もっとも値が悪いところで最終の利食いをしてしまったと思うと、やはりまだまだ自分の下手さにうんざりするが、仕方ない。

 

これは瞬間的に気絶でもしてないかぎり、自分の技量では伸ばせないトレーディングだった。

 

今回は割れ期待のホールドとしていたら勝てていたが、これが下げと見せて、一気に反騰する、ということもユーロドルにおいてはしばしば起こる現象である。

 

ユーロドルに限らないともいえるが、これまで、利を伸ばそうとして全戻しされたことは数限りなくある。

 

1.1060アンダーは現状のユーロドルとしては強めのサポートがあると自分は考えていたので、短期トレードを考えると、やはりこれ以上下値を追うことには個人的にはかなりの躊躇があり、やはりできなかった。

 

完全な逆張りとなるため、いまからもう買おうとまでは思わないが、ユーロドルは現状、短期レベルではかなりの売り超過水準にある。

 

RSIなどを見ると、日足でこそまだ売り余地があるようにはみえるが、

4時間足以下ではあらゆる時間足が売られすぎの水準を示している。

 

さらに、ユーロドルが弱い弱いといわれながら、実は、昨年10月あたりから、ゆるやかな上昇波動を形成しており、その結果、中期上方チャネルを現状形成している。

 

このチャネルが1.1070を割れとたことで、今夜下にブレイクしたことになったことで、

 

現状、この中期上方チャネルの下方ラインを下に突っ切っている状況である。

 

このまま終値ベースでも下抜ければ、いよいよユーロドルの下落も本格化する可能性が増すが、今夜のNYでそれが決するかどうかはまだわからない。

 

ただ、時間足でみたとき、ラガルド会見の時に現れた強烈な上ヒゲ陽線(陰線ではないところが気になりはするが)は、かなりの売り圧力を思わせ、ここからユーロドルが戻るためにはかなりの材料が必要にも思う。

 

嗚呼…その意味では、ユーロドルショートはホールドしておくべきだったか…。

 

結局、1.1050すら割れたユーロドルだが、このユーロドルの上方チャネル下割れがあったとしても、ユーロドルはさらにその下に強いサポートがある。

 

それが1.1040アンダーで、いくら売り気が強いとはいえ、買豚どもも1.1040は容易く下に割らせることもないように思う。

 

ただ、いまはNYタイム。

 

モメンタムうじ虫はじめ、どんな安値でも順張り投機していく、突っ込み上等、トレンド増幅ラブ、の狂犬たちが蠢く時間帯である。

 

そう考えると、1.1100から1.1070割れと、20pips以上取れた、と思っている自分が、

もう少し握っていれば、その値幅の倍は取れていた、と思うと、

自分の握力のなさに、我ながらげんなりしてしまう。

 

やはりプロスペクト理論…である。

 

1.1100 → 1.1170 割れ

 

で30pips取った、と思ったら

 

この値幅分さらにすすんで、1.1140割れまで。

 

1.1140までといわずとも、1.1155まではまだ取れていた。

 

0時寸前に変な戻しさえ来なければ…。

 

まあ、トレードを終えた後もチャートを見ているから、こんな未練がましい思いにとらわれてストレスを貯めてしまうのである。

 

もう、今夜はチャートを見るのはやめよう。